我家のユリ、カサブランカ♪ | こころの日曜日Ⅱ

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緑の談話室にご訪問ありがとうございますニコニコ

猛暑の中、我家のユリ三番手

清らかなカサブランカが見頃になりました。

コメント欄はお休みいたしますふとん1ふとん2

 

 

春に京丹後市久美浜の道の駅で

ユリの球根、詰め放題400円と破格値に‼びっくり目がハート

幾つか種類のある中で純白ユリの代表

オリエンタルリリー「カサブランカ」ばかり

20球を持ち帰って知人にももらっていただきました。

西日と直射日光が苦手、萎黄病で一部廃棄しましたけど

猛暑の庭で頑張って

たくさん蕾を付け何とかここまで育ってくれましたニコニコ

 

Bertie Higgins - Casablanca[1982]

バーティ・ヒギンズ-カサブランカ音符ヘッドフォン

この曲は映画「カサブランカ」とリンクしていますラブラブ

 

映画カサブランカ

1942年にアメリカで公開(日本では1946年)されました。

主演【ハンフリー・ボガート】と【イングリッド・バーグマン】

今から80年余り前の古い映画です。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」

これは美人を形容する言葉

 

夏に咲く百合の種類

四方に広がって咲く大輪のオリエンタルハイブリット系

強く成長が早いLAハイブリッド系

黄色、オレンジの大輪が多いOTハイブリッド系

ササユリ、ヤマユリなどの原種系などに大きく分類されますニコニコ

 

カサブランカはヤマユリとカノコユリを交配させてできた品種

1970年代の半ば、

オランダの育種事業者によって改良されたユリ科ユリ属の栽培品種です。

オリエンタルハイブリッド系の代表的な種

多彩なバリエーションの中でも白はユリの女王と呼ばれていますラブ

 

 

少し歴史を紐解いてみました。

日本原産のユリは、シーボルトを通してヨーロッパに伝えられました。
その美しさ、香りはヨーロッパの人々を魅了し、
多くの球根が日本から輸出されました。

現在販売されている園芸品種は
このように在来のユリが元になっていると言われます。

 

ユリの球根「園芸では球根といいます」のほとんどは、
原種の鱗片「鱗茎の周りの多肉になった葉
 」の培養で機械的に

大規模生産されているオランダ産がほとんどだそうです。

ヨーロッパで改良された園芸品種のユリも

ルーツは素晴らしい個性を持った日本の野生のユリです。

ですから華やかなカサブランカも大好きですラブ

 

品種カサブランカという名の由来

Wikipediaから

カサブランカはスペイン語で「白い家」

 "casa" は「家」、"blanca" は「白い」を意味します。

カサブランカもそれにならって

モロッコ内で最大の(家々の壁が白い)都市の1つ

カサブランカに因んでこの名がつけられました。

 

日本固有のユリも昔はどこにでも

普通に見られ採取しても問題になる事は無かったのでしょう。

現在多くの野生のユリは環境の変化等で

絶滅危惧、絶滅寸前など減少の一途をたどっています。

京都に自生するササユリ

深刻な獣害も保護活動の中で身近に見ています。

在来のユリが昔のように

どこの里山でも普通に見ることが出来るように

行政の力もお借りして復帰に向けての

保全保護、獣害対策が進むことを願いつつ日々観察しております。

脱線してしまいました滝汗

次回は涼をお届けできたらと思いますウインク

長い記事を

お読みいただいてありがとうございます照れ