緑の談話室にお越しいただいてありがとうございます
見ずらいですが写真はクリックしていただくと
すべて別画面で少し大きくして見ていただけます♪
ようやく咲きはじめたイワタバコを掲載します。
イワタバコは京都、滋賀、福井と
何ヶ所か自生しているところがあるのですが
行きやすいのと写しやすいのとで今回は滋賀県の湖東の林道を訪ねました。
まだ蕾がいっぱいありますのでこれからです。
オールディーズのヒット曲から♪
タバコ違いですが
煙が目にしみる
The Platters - Smoke Gets In Your Eyes
イワタバコ「岩煙草」
イワタバコ科
若葉が食用になるところからイワヂシャ「岩萵苣」とも言われ
山菜として食する地域も有ります。
こちらでは希少種ですので
私はもったいなくて食べられませんが(~_~;)
イワタバコは関東のブロ友さんに毎年見せていただきますが
鎌倉の東慶寺は6月頃だったと思います。
地域によって咲く時期が大きく異なるようですが
ここは日当たりもそこそこの暗い湿った岩場で
8月の半ばごろから咲きはじめます。
和名は
タバコに似た葉を持つので「岩煙草」と名付けられたようです。
星形の花は大きさ2cm前後、
まだ蕾が多いですが色は咲きはじめが一番綺麗かなと思います♪
トキリマメ「吐切豆」
マメ科
黄色い花の大きさは1cm、今年は果実もまだでした。
蔓性で周りの木に巻き付いています。
ミッキーマウスの様な実が楽しみです♪
トキリマメの葉は
葉の下部が最も広く先は急に細くなって尖っているのが特徴です。
二度目の出合い、ニホンカモシカ
目が合いました。
カモシカは.日本の固有種です。
農道ではケリ「計里」の群れ
チドリ「千鳥」の仲間で脚の長い鳥、
関東以西の水田で繁殖します。キリッキリッと鋭い鳴き声
幼鳥と一緒にいるところもよく見かけます。
警戒心が強く中々飛んでくれないのですが車のドアの音に反応したのか
ラッキーなことに突然飛び立ち綺麗な羽を見せてくれました
ここからは標高およそ1600m-2000mに有る
立山弥陀ヶ原高原の花➋を掲載します。
わたしにとっては
珍しい花だけが山野草ではありませんがたまには
高山植物もいいなと思います♪
花の名前、説明は図鑑「立山の花」を参照させていただきました。
弥陀ヶ原高原のこんなところを歩きました。
①ミヤマアキノキリンソウ「深山秋の麒麟草」
キク科
茎の上部に
ややまばらに黄色の頭花を付けます。
立山のものは
②ナガボノアカワレモコウ「長穂の赤吾亦紅」
バラ科
花穂はほぼ直立して咲きます。
ワレモコウより本種のほうが花穂が長く小葉も細くなっています。
花は上から咲きますが真上から見たところ
花には花弁は無く
赤い部分は萼で4枚あり
2mmほどの花からは4 本のオシベが突き出ています。
③ヤマハハコ「山母子」
キク科
長めの細い葉は光沢があります。
白い花弁に見えるのは蕾を包む葉の部分、
黄色の部分が花です。
④タテヤマウツボグサ「立山靭草」
シソ科
平地のウツボグサより
見た感じ全草一回り大きいようで色が鮮やかです。
花穂がやや長い事、
葉柄が5㎜以下と短いことなどでも区別できるとか
⑤モミジカラマツ「紅葉唐松」
キンポウゲ科
花は小型、花弁は無く糸状のオシベが多数付集まって
ほぼ上向きに咲いています。
名前は
オシベの集まりをカラマツの葉の付き方に、葉をモミジの葉に例えたもの
⑥ムカゴトラノオ「零余子虎の尾」
タデ科
花は白または薄紅色、つき方は穂状
⑦キンコウカ「金黄花」
キンコウカ科
遠目ですが
高山バスの車中から車道に咲いているところを写しました。
星形の花です。
⑧ミネカエデ「峰楓」
カエデ科
高さ5-6mの木本
ミネカエデはカエデの中で最も高いところにあるカエデ
花は少し遅かったですが花火のようです♪
次回も立山弥陀ヶ原の花③を身近な野草と共に掲載します。
台風10号の進路の東側に当たる京都もこれから
雨がどの程度降るのか心配です。
進路に当たる地域の皆様も雨風にくれぐれもお気をつけください<(_ _)>
お終いまで見ていただいてありがとうございますm(__)m