物が減っていく快楽 | ミカリュス ブルガリスの心の薬箱

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辛い恋とはさようなら。自分らしく幸せに生きる処方箋をフランス・パリから綴っています。

3年ほど前に、断捨離に目覚め、大量の本や食器、そして家具などを処分しましたが、ちょっと気を抜くと物ってすぐに増えてくるのですね。


特に紙類(雑誌、書類など)は、後で読んでからと思っていると、どんどん増えて、サロンのテーブルや書斎のデスク周りが乱雑になりがちなのが困ったものです。


読んだら捨てるではなくて、読んでなくてもすぐに読まないのなら、今必要な情報は載っていないということなので、躊躇なく処分したほうがいいということに、最近やっと気づきました。


そんなふうに頭も身のまわりもすっきりさせておいたほうが、必要な情報や物が必要なときにスムーズにやってくるような気がします。


また、最近は、消耗品のストックを減らすことに夢中です。

減らすといっても、捨てるのではなく、ただ買わないだけなのですが、戸棚の中の買い置きの洗剤類やシャンプー、ボディケア、スキンケア製品などが減っていくたびに、収納スペースも気持ちもスッキリして嬉しい気分になっています。


食料品のストックも同じで、乾物類やお茶、パスタなど、いつの間にか増えていて、ハーブティーなんて何種類もありすぎて、毎日飲んでも当分なくなりそうにありません。



ということで、スーパーに買い物に行っても、必要なもの、足りないものだけを買うようにするようになったら、食品庫もどんどんスッキリしてきて、お金もほとんど使わなくなりました。


新鮮な野菜や果物、お肉やお魚、そしてフランス家庭の食卓に必須な毎日の焼きたてのパンは、買わないわけにはいかないので、お買い物には行くのですがね。



あれもこれも、買いたい気持ちを抑えて、まずは今あるものを使い切って、スッキリと新しい年を迎えたいなと思っています。