昨年10月下旬に保護した黒白猫の元気くんは、1歳前後の片目の男の子です。

猫白血病を発症しており、病院で採血が出来ないくらいに血液がドロドロでした。

 

春めいて暖かかった休日に、ウンチまみれだったお家をチェンジしました。

下痢の症状は治まらず、間も無くこっちのおうちもウンチまみれです。

 

歯がないのでカリカリが食べられないのと食欲もイマイチだった為、総合栄養食ちゅーるのみをあげていたので、それも下痢の原因の一つだったのかもしれません。

 

考えた末、ロイヤルカナン消化器サポート可溶性をすり鉢で粉状に砕いて、ちゅーるに混ぜてあげてみることにしました。

お腹は空くようで、朝晩のご飯の要求は、このところ欠かしたことがありません。

下痢に加えて風邪気味のため、毎日鼻腔に詰まった黄色い鼻くそを取ってあげないと苦しそうなので、病院で獣医さんに相談し、風邪用の抗生剤と、下痢止めのお薬を処方していただき、これまた粉々にしてちゅーるに混ぜて食べさせています。

 

保護して間も無い頃、ご飯を食べなくなって、もうダメかと思ったこともありましたが、かれこれ5ヶ月が経過しようとしています。

同じベランダの、別のケージの中で一日中鳴きっぱなしのサモハンくんがうるさくて、死ぬに死ねないのかな、とも思っています。

 

同じ黒白なので紛らわしいですが、下の写真はサモハンくんです。

「おれにもちゅーるくれ!」

サモハンくんの方は猫エイズキャリアで、こちらもあまり調子は良くありませんが、ちゅーるを食べている時以外は触れないので、ケージの外からのお世話のみチュー

 

元気くんは、病状が良くなることはなく、どんなに食べても骨ばった体が大きくなることもなく、日に日に汚れてきています。ウンチが体に付いてもグルーミングができなくなってきている様子です。

 

元気くんを見ていると、病気であることがあまり問題ではないように感じ出してきました。体は苦しいだろうけど、生きようとしている間は生き続けることができて、死ぬタイミングは病気に決められるのではなく、生きてる自分が決めるのではないかな…そんな気がしています。

猫白血病のこは長生きすることが出来ないのは明白な事実です。でも、今生きようとしているのも事実。私だって、死なないような気がしてるけど、いつ死ぬかなんて本当のところはわからない。

 

元気くん、一緒に、いちにちいちにちを大切に、頑張ろうね!

 

 

 

 

 

 

 

保護施設経由で、野良猫の相談がありました。

役場を通して、餌やりさんへ野良猫の苦情があり、ご家族が施設に相談をされてきたそうです。早速餌やりさん宅を訪ねてみると、出産間近と思われる、お腹の大きい猫が1匹確認できましたゲッソリ

 

餌やりのご主人のお話しでは、猫を飼っていた隣の地区の方が三年ほど前に亡くなってしまい、残された猫が出産した子猫を連れてやってくるようになって、それを気の毒に感じたご主人が餌をやり出したのが始まりだそうです。餌やりをするのなら猫の不妊手術は必須条件ですが、それを教えてくれる人はなく、次々と産まれる子猫を止む無く捨てに行ったこともあるそうです。

猫を増やさない方法も、猫の遺棄が犯罪であることも、何も知らないままに。

 

もしも猫の飼い主さんが不妊手術を行ったうえで飼ってくれていたら、また亡くなった時にご親族や近隣の方が残された猫について誰かに相談してくれていたら、今回のように餌やりさんや、餌やりさんの近隣に迷惑をかけることもなかったはずです。

 

たまたま、猫の糞尿被害を役場に苦情として連絡した人物がいて、役場の対応では解決できないと感じた餌やりさんのご家族が、施設を探し相談を持ちかけてくれたお陰で、私達がお手伝いすることができて、子猫が産まれる直前に不妊手術を行うことができました。

 

もちろん役場は、TNRに関わる助成金の対応などもしてくださり、野良猫を減らす活動にはとても協力的です。しかし、役場の担当者が、餌やりさんの猫の捕獲まではお手伝いできないので、今回ご家族が施設に相談を持ちかけてくださってよかったと感じています。

 

餌やりさんは、猫たちが手術から戻る前に、猫用トイレを何箇所かに設置し、地域猫として認識してもらえるよう、町内を一軒一軒まわり説明をされたそうです。

全ての方には理解してはもらえなかったそうですが、糞尿の被害があったらすぐに駆けつける意志は、しっかり伝えられたと思う、とお話しされていました。

最初伺った時には、猫に餌をやるのがいけないのなら捕まえて殺処分してくれ!とおっしゃっていたご主人が、今は猫の為に行動し努力してくださっている姿に、感動すら覚えました。

 

 

ちなみに、私たちがお世話になっている動物病院では、雄も雌も基本右耳カットです。

例えばオスで睾丸が片方無かったとか何かしらの障害があったり、右耳が傷ついていた場合のみ、左耳カットです。

雌の傷口は妊娠していなければ一センチ足らずなので、手術により猫が亡くなった経験は未だありません。

 

近所の方が、保護猫用にお貸ししたケージをすぐに返却してきたことがありました。

知り合いの年配者から、ケージで飼うと猫はすぐに死ぬよ、と言われたそうです。

結論から言うと、むしろ死にません。外に出していたほうがよっぽど死亡率が高まります。

とは言っても、昔の猫は、外で自由に暮らしていて、ご飯に味噌汁をかけた猫まんまや人間の食べ残しを自由に喰らっていましたし、猫を病院に連れて行く飼主も少なかったでしょうから、10年生きたら大往生、くらいの感覚だったのだと思います。

最近でも、いろいろ検査をしたのに原因も治療法も見出せず12歳で亡くなった猫に、老衰と言い放った獣医がいたそうです。片田舎のホームセンターでさえ18歳用の猫エサが買える時代なのに…

 

すみません、本題からそれてしまいましたぼけー

 

言いたいことは、ケージは猫に苦痛を与えるモノではない、ということです。

実際使ってみて、実感しています。

 

ケージは快適にゃ爆笑

 

他の猫が怖い黒白くんは、うっかり扉を閉め忘れてケージからお部屋に出ても、間も無くケージに戻っています。

ここが彼にとって、一番心安らぐ場所となっている様です。

 

でぶっちょの白猫くんには少し窮屈みたいですが、時々ケージの外で遊んであげると、それなりに満足しておとなしくしています。

 

そもそも、猫の自由って、何なのでしょう。

人間にとっての自由もよくわかりませんが、何をもって不自由というのか、今一度、深く考える必要があるかもしれませんね。

 

ケージに入れたら猫がかわいそう?

外で自由にしていた猫が、人間に虐殺されたよ?

人間も、猫を自由に虐殺したよ?

 

自由て、何?

 

じっくり、考えてゆきましょう。