明日は夏至&日食ですね
このあたりはどうやら曇りのようなので見れるかどうか…念のため、日食グラスを買いにいってみたものの売ってなかった
とりあえず見えなくても歩いてみようかなーと思っています。
さて、ご依頼を受けているジュエリーリフォームですが、進めております
まずは、チャームからでしょう。
画像下が元々のチャームの石座。なぜにこんな放射状になっているのか…オシャレなのかな?
この形だと湾曲してるからデコルテの上でコロコロ動くし、中に汚れが溜まりやすいよね
なもんで、シンプルなものに変更。
うん、ピッタリ
ってことで、丸カン付けなくてはいけませんな。
仮着機で軽く固定して、金ロウを使って接着しますよー。
久々にガスバーナー使うし、こんな小さな丸カンなんで溶かしちゃいかんっっ
心配のあまりロウが多くて削る手間が…。ま、付けばいいのよーん なんつって思ってヤスっていたら、なんと半分ついてないことが判明
ひぃぃぃぃぃ~、再度ロウ付け
磨いてみましたよ
でも、ロウってどれくらいの大きさ?って思いますよね。
見えますか?手のひら中央に2つ乗ってます
小さいパーツには、これくらいの量でいいのです。
でもね、こんだけ小さいってことはドンピシャの場所に置くのも大変なんですよ小さなパーツの上にうまく乗ってくれないのん
これはピアスにする方のパーツを着けているところです。
小さな石座はメレダイヤが3石入るのですが、一つの石がだいたい1.7mmくらい。3つの石座どうしはもうつけてあるので、下のアクアマリンが乗る石座と付けたいのです。
ダイヤの石座とアクアマリンの石座の間にある小さなロウが見えますでしょうか
ここに乗せるのも結構集中力いるんですよ 息も止めちゃうくらい(苦笑)。
こちらはプラチナなんで、かなりの高温にしないと着きません。もうね、地金が赤くなるから心配になるんだけどプラチナは溶けないんですよ。
なんとかここまで出来ましたー
もう集中と緊張で脇汗出た
本来ならこのまま磨いてってとこなのですが、先生が「一番下の石座の爪が2本だとカッコ良くないからさ、削って。でもって、真ん中に1本付けよう」って
一番下の石座の爪2本を削ってとりあえず終了。また次回だ…
工房の先生はウン百万円のハイジュエリーも業者から依頼されて作る職人なので、なかなかに厳しいのデス
しかし、久々にこんなに小さなパーツを使うので、もうね夕方には目が見えないーーホントこういうときに年齢って感じるわ
だんだんと工房の生徒さんも戻りつつある様子。なもんで、明日から工房もソーシャルディスタンス仕様にするために、内装変更するんだそうで先生は張り切っておりました。
私の「ひぃぃぃぃ~」という叫びを聞いて皆さんが「工房に日常が戻ってきたねー」とニヤニヤ
ぐぞうぅぅぅぅ頑張るじょ…