11月17日(日)

長井市民文化会館ホールにて




三遊亭圓歌、春風亭昇太 二人会ドキドキ
My Cafeでお茶、してく?


実は、私はここんとこしばらく

春風亭昇太が気になっていて

いつか生で落語を聴いてみたいとずっと思ってて。


あるラヂオ番組でこの二人会のチケットを

プレゼントという企画を耳にしましたので

まぁ物は試しと送ってみたら、

何とビックリマークラッキーなことにチケットが当たったのでした~ラブラブ



なので、有難く出向かせていただきましたニコニコ





これはロビーに展示してあった似顔絵とプログラム。

My Cafeでお茶、してく? My Cafeでお茶、してく?

落語を生で聴くのは初めてでしたが、

いやぁ~、なかなか楽しいものですね。


生で聴く昇太サンは

とてもチャーミングでかわいらしかった。

今回は古典落語でしたが「蕎麦喰い」の芸も素晴らしかった。




片や圓歌師匠は、もう座布団の上に座っているだけで

そのたたずまいに風格がありました。

御年80も越えて、さすがの語り口。

もう国宝級でしたね。


どちらのネタも、

あんなに笑ったのは久しぶりドキドキ



人間、笑うことで自己免疫力が上がると聞いたことがあります。


してみると、

落語家さんのお仕事って

ある意味お医者さんとか、

健康増進活動をしている保健師さんに

似ているかもなぁ~って思いました。


それに、笑顔や笑い声には福の神さまがつくそうです。




ところで、昇太師匠が「お城マニア」なのは、有名(?)ですが、

古典芸能である落語をお仕事にして

しかもお城が大好き…って。。。




前世はきっとその時代に日本で生きた人だったのでしょう。




私も何かの占いで、お琴や三味線などの

古典芸能に向いているとありました。

落語に興味を持ったのも自然の流れ?!…でしょうか。



落語の寄席、またそのうちぜひ行ってみたいものだと思っています。


これは、おみやげのサクマ・ドロップス”笑点”仕様(笑)
My Cafeでお茶、してく?



余談ですが、長井・白鷹エリアは馬肉文化ですので

せっかくだから美味しい馬刺しを買って帰ろうと車を走らせていたら

途中で交通事故のため国道が通行止めになっており、

夕方薄暗い中を、通ったこともない田舎のう回路を

心細い思いで抜けて何とか帰ってきました。



今朝、新聞で見てみたら死亡事故でした。


その他、山形市郊外の長谷堂でもダウン

昨日私が通ったルートで夕方の時間になぜか事故が続発…叫びあせる



帰り道、山の稜線の上に見えた大きな満月は、

なぜか不思議に赤くて、ただならぬオーラを発していました。



なにか関係があったのかな汗







この週末は予定がいっぱいです。


まずは本日16日(土)。


午前中は息子の学年親子行事がありました。

今年は体育館での【陶芸教室】


平清水焼きの七衛門窯さんが先生です。

皿や茶碗など、作る物ごとの注意事項などを説明してもらい、

いざ製作!!



あ~でもない、こ~でもないと作業すること約30分、

完成で~す音譜


My Cafeでお茶、してく?

ものすごくシンプルなお皿ですが…。

どんな仕上がりになるのか、楽しみ~ラブラブ



そういえば、昔

上の娘が小学校4年生のときも親子行事で

やっぱりこうやって一緒に平清水焼きの作品を作ったなぁと

思い出しました。




そして、午後は

PTA母親委員会主催の講演会に行ってきました。
My Cafeでお茶、してく?

普段なかなか講演会を聴く機会なんてありませんので、

こういうチャンスにちょっと行ってみようかなと

どんなものかの好奇心半分で行ったのでしたが。。。



講師の和田英光(ひであき)氏は、

とてもエネルギッシュな71歳。


90分という長丁場の枠でしたが、

途中休憩を入れることもなく、

熱い語りを終始一貫、私たちに投げかけてくださいました。


『未来を担う子どもたちに伝えたいこと』


という演題で、

いつの時代でも子育てに大事なことは何か、

自分達が生まれた来たことの意義、

戦時中の特攻隊員など、生きたくても生きることの叶わなかった若者たちの話など……。


本当に盛りだくさんの内容でした。


心の琴線に触れる言葉もたくさんありました。

感動して涙が どわ~っあせる


(ここでも相変わらず涙腺の弱い私。。。)


もと銀行マンだったこの和田さんのお話が

なぜここまで人を惹きつけるのか。


それは多分、彼の中に

自身が人の親として思う事、

世の人々に訴えたい、声を大にして伝えたいメッセージの数々が

熱い熱いマグマメラメラのように煮えたぎり、脈打っており…


それを全身全霊で、聴く側に伝えようとするから

こちらにもズシンと熱く伝わってくるのかなと思いました。




いただいた資料の中にあった「命」の詩から

ひとつご紹介したいと思います。



「あたりまえ」


あたりまえ こんなすばらしいことを

みんなは なぜよろこばないんだろう

あたりまえであることを

お父さんがいる お母さんがいる

手が二本あって 足が二本ある

行きたいところへ自分で歩いて行ける

手をのばせば 何でもとれる

音が聞こえて声が出る 目が見える

こんなしあわせがあるでしょうか

……しかし だれもそれをよろこばない

あたりまえだと 笑ってすます

食事が食べられる 夜になると

ちゃんと眠れ そしてまた朝がくる

空気を胸一杯にすえる 笑える泣ける

叫ぶこともできる 走りまわれる

みんな あたりまえのことを

こんな すばらしいことを

みんなは けっしてよろこばない

そのありがたさを知っているのは

それを失くした人たちだけだ

なぜでしょう あたりまえ


­

_岸和田徳洲会病院 

    井村 和清 氏 「遺稿集」_





少しだけ好奇心のネットを広げて

出向いてみると、

いろんな素敵なことに出会えるんだなぁと

改めて感じたこの講演会でした。



明日は午前中が子供会のドッヂボール大会、

午後からは長井に落語を聴きに行ってきます。

本日11/4は、息子とダンナのダブル・バースデーケーキクラッカーでした。


いつもよりも少しだけ贅沢なお寿司をテイクアウトし、

いつもよりも少しだけお値段高めのワインワインを買い、

ホールは食べきれないので、ピースのケーキを3切れ買いました。


これは、チョコ好きな息子のために。
My Cafeでお茶、してく?

これは、オヤジのために。
My Cafeでお茶、してく?
ラーメンじゃないよ、これでもスイーツラブラブ(笑)



My Cafeでお茶、してく?
いちお、バースデーケーキのつもりなので

ろうそく1本立ててみた。

(こうして見ると、なんとなく仏壇のろうそくみたいな…あせる




ところで、おととい小学校で学習発表会があり、

息子の学年は先日、市民合同音楽祭で歌った曲を披露しました。
My Cafeでお茶、してく?
曲目は、『たいようのサンバ』『二分の一成人式』です。


息子は今日で10歳。

生まれてからもう10年経つんだなぁ…。

なんかあっという間の10年間だった気がします。

こんな感じでまたあっという間に10年が経てば、

もう成人式なんですよね。

子育てって永遠に続くような気がしてた時期もあったけど、

そうしてみると一緒に過ごせる時間はそう長くないんだなって思います。



さて、今日はもうひとつ大きなイベントがありました。


My Cafeでお茶、してく?

ずっと前にもこのブログで舘野泉さんのことを書いたことがありますが、

実際に演奏を聴くのは初めてなので、

すごく楽しみにしていたコンサートです。


舘野さんのピアノ演奏を聴けるのも楽しみでしたが、

今回、フィンランドのラ・テンペスタ室内管弦楽団による

『ホルベルグ組曲』を聴けるのもすごく楽しみでした。


去年から今年にかけて、

私の中のマイブームとして、シベリウスグリーグといった

北欧の作曲家にすごく惹かれているのでニコニコ


実際、ホルベルグ組曲の第一曲「前奏曲」が

目の前で演奏されたときには、

憧れのスタァに直に会えて感激して泣き出してしまうファンの女の子のように、

涙がどわ~っあせると流れてしまいました。

CDで何度も聴いた曲でも、やっぱり生の音で聴くのは違いますねドキドキ



そして、いよいよ舘野泉さんの登場です。


彼の右手は、実際完全に麻痺しているわけではないです。

約10年前に倒れたときに、一生懸命にリハビリされたのだと思います。

眼鏡をかけたりするときも、自然に両手で出来ているし…。

だけど、右手の五指を自由に動かして鍵盤を演奏できるかと言えば、

やはり難しいのでしょう。


そんなわけで、現在は左手1本で演奏活動をされている舘野泉さんですが、

その演奏を聴きながら、いろんなことを考えさせられました。


中でも私の頭に一番浮かんできたのは、


「音楽をするのに手が一本だの二本だのは関係ない、

三本あってもいいし片手でも音楽は変わりなく出来る」


という、彼の言葉です。


両手が自在に動くわけではないので、テクニック的には当然、

制限があります。

だけど、彼の左手の5本の指が(時には手のひら全体が)

鍵盤上を自由自在に動いて奏でる音楽は、

普段私たちが両の腕で弾く音楽についても

「そもそも、音楽って何だ?」と原点に立ち返ることを

強く促しているように思えました。


たった5本の指で弾くからこそ、

ひとつひとつの音にこめられる意味は倍増するのかもしれません。



音は心を動かす、と言えば

ラ・テンペスタが一番最後のアンコールで演奏した『ふるさと』


イントロが流れている間はこの曲だって気づかなかった…汗

(ぐらいの、素晴らしいアレンジキラキラ


メロディが流れ始めて「あっ…ひらめき電球」と思ったら、

何だかどんどん引き込まれて、

心が揺さぶられて、

気が付かないうちに涙が流れてしまいました。


…この頃やけに涙腺の弱い私だから?


いやいや、周りを見たら涙をぬぐったり、

鼻水ぐずぐず言わせている人たちが結構いました。


ラ・テンペスタのメンバーはほとんどフィンランドの人のように

お見受けしましたが、

音楽に言葉や文化なんて関係ないんですね。


クラシックのコンサートでこんなに泣いたのは初めて(笑)