国保連(国民健康保険団体連合会) | ケアマネジャー(介護支援専門員)受験生の今日のあれこれ質問

ケアマネジャー(介護支援専門員)受験生の今日のあれこれ質問

ケアマネ試験を目指して勉強していらっしゃる方々から、エム・アイ・シー試験相談センターにお電話で寄せられる質問や疑問。

同じようにケアマネ試験を目指している方々の参考にしていただければ・・・と思い、ご紹介します!

 

みなさん、こんにちは。

 

今週に入って、初めてアップしますね。

 

ここんとこ、ほんとにバタバタしてて・・・。

 

(決して言い訳ではないですよ)

 

 

 

今日もそんなに変わんないんですけど、

 

このままズルズルいってしまうのも怖いので、

 

気合を入れて(というほどでもないが)

 

書いてみたいと思います。

 

 

 

今回は、国民健康保険団体連合会(国保連)

 

について。

 

 

 

介護保険制度の中で、

 

国保連は様々な役割を果たしていますが、

 

実際に介護保険制度において

 

国保連の業務、とされているのは、

 

被保険者等の事業者・施設に対する苦情の処理

 

だけです。

 

 

 

もちろん、介護給付費や総合事業の費用の請求の、

 

審査・支払を行っていますが、

 

これは、あくまで被保険者に代わって、

 

事業者が保険給付の請求をしてくるものですから、

 

本来は、保険者(つまり原則として市町村)の業務です。

 

 

 

その業務について、

 

保険者(市町村)からの委託を受けて

 

行っているにすぎません。

 

 

 

他にも、第三者行為求償事務といわれるもの。

 

交通事故など、第三者(アカの他人など)が

 

起こした事故などによって

 

要介護状態となってしまった人に保険給付をしたとき、

 

第三者から損害賠償金をとれるとなった場合に

 

その請求を行う、というものです。

 

 

 

 

しかし、保険給付をしたのは保険者(市町村)ですから、

 

これについても、本来は、保険者(市町村)が

 

行うものです。

 

これについても、保険者(市町村)からの委託を受けて

 

行っているだけなのです。

 

 

 

その他、介護保険のサービス事業なども

 

行うことはできますが、

 

「行うことができる」だけであって、

 

国保連が業務として行わなければならない、

 

とされているわけではありません

 

 

 

それに対して、

 

被保険者による、事業者・施設に対する苦情を受け付け、

 

その事実関係の調査や、

 

場合によっては事業者・施設への指導・助言を行うなど、

 

被保険者からの苦情の処理は、

 

国保連が行うべき業務と

 

位置づけられている、というわけなんですね。

 

 

 

もちろん苦情の受付自体は、

 

国保連の窓口でなくても、

 

市町村の窓口や指定居宅介護支援事業者でも

 

受けつけています。

 

一般の人は、国保連なんてどこにあるか

 

知りませんからね。