おはようございます、大阪の俳優みぶ真也です。
東京オリンピック決定おめでとう!
タイミングいいのか悪いのか、決定後に採取した福島の地下水から3200ベクレルの放射性物質が検出され、安倍首相の「完全にブロックされている」発言を東電が自ら否定。
開催地決定まで検査を待たせている間にも、放射性物質がダダ漏れし続けていたことになります。
7年後には全て収束し、国民全体で祭典を祝うことができるようお祈りしています。
さて、何故か始まってしまった食べ物シリーズ、ラーメン、うどん、関東煮に続いて今回はお好み焼き。
うどん汁が関東、関西に大きく分けられるなら、お好み焼きは大阪風、広島風に二分されるようです。
うちの家で作る時は、大阪風にミンチ肉を混ぜてクレープのように薄く焼き、焼きソバは入れずにおたふくソースをかけるというハイブリッド(雑種)お好み焼き。
もちろん、ぼくが焼きます。
こう見えても、学生時代はお好み焼き屋さんでアルバイトしていたのです。
と言っても、屋台やチェーン店ではなく、喫茶風お好み焼き店という、やっぱりハイブリッド店。
洒落た作りを見て喫茶店と間違えて来るお客さんも多く、飲み会の酔い醒ましにコーヒーでも飲もうと来店したお客さんが熱でのぼせてしまい鉄板の上にゲロゲロ…なんてこともありました(汗)
以来、ぼくはもんじゃ焼きだけは食べられません。
焼きソバをはさんだお好み焼きをモダン焼きと呼ぶということもここで学びました。
以前も書きましたが
「モダン焼きありますか?」
「そんなんありません」
と断った時、マネージャーから
「知らないものを注文された時は、前はやっておりましたが、今はやってないんです、と答えろ」
と指示を受けました。
翌日、若い女性客のグループから
「ショートク焼きはありますか?」
と尋ねられ、ショートク焼き…聖徳焼き?…とにかく、マネージャーの言葉を思いだしハキハキと
「聖徳焼きは、前はやっておりましたが、今はやってないんです」
と、お答えしました。
「あのう、わたし、ショートケーキと言ったんですが…」
お客さんの言葉にビクッとしながら
「ショートケーキも、前はやっておりましたが、今はやってないんです」
とシラーッと答えたものです。
翌日から、幻の聖徳焼きの話題が広がり、やがて地方紙が取材に来ることになるとも知らずに…
これはモダン焼き