壬生ギ士伝 ギター独学術 -1095ページ目

ギター基礎鍛錬 其之壱 〜本当のクロマティックスケール?〜

初投稿ということでとりあえず初歩の初歩に立ち戻ってみようと思います。

ギターやベース奏者の多くが一度は経験しているであろうクロマティックトレーニング。
特に多いのが各弦の5~8フレット辺りに人差し指~小指をそれぞれ割り当て、上下行するパターン。
下の譜はその一例です。

一般的なクロマティックトレーニング



このパターンだと部分に全音ができてしまいますね。
機械的なトレーニングとしてはこれでも構わないと思うのですが
やはり“クロマティックトレーニング”と呼ばれるくらいですし
指板上の音配置を的確に把握するためにも
本当のクロマティックスケールを使っていきたいと思います。


“本当の”クロマティックスケール









最初は弾きにくいかもしれませんし、些細なことのようですが
出来る限り指板を音楽的に捉えることへの第一歩だと思っています。


次回はこの譜例を発展させた運指とピッキングの練習フレーズを紹介したいと思います。
(すぐにネタ切れになりそうなので小出しにしていきます:笑)