パンを焼くおじ様。 | 未亡人ですから。

未亡人ですから。

2011年3月半ばに突然の未亡人に・・・。
未亡人にしかかけない笑いあり、涙ありの
ブログを配信しますので、
どうぞごひいきに~。

職場の同じ島のおじ様が、島のみんなのためにパンを焼いてきてくれた。



フロアには、二つ部屋があり、わたしがいる部屋は大きい方の部屋で、部署毎に分かれてるの。。。
それを私は勝手に島と呼んでいる。




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ハムマヨチーズのパン。
美味しかったぁ( •ॢ◡-ॢ)-♡


エロ上司がパンを軽くレンジでチンする横で、わたしはコーヒーを入れる。


島のみんなで食べた。
美味しかったなぁ。。。


なんと、その嘱託のおじ様は、わたしとお仲間なの。

50代の頃に奥様を亡くされたとのこと。

奥様が栄養士さんで、大学の講師をされていたらしく、お家にはレシピが山ほどあるようで、、、
そのレシピの一つなんだって。。。


遺されたおじ様は、奥様の大切なレシピを忠実に再現し、奥様の作ってくれていたお料理を食べ続けているらしい。


涙が出ちゃうよね。。。



おじ様はとってもダンディで、カラオケではエリック・クラプトン歌うらしい。
もちろんギターも弾けるそうだ。
十八番はLaylaだって( •ॢ◡-ॢ)-♡
バンドも組んでいたそうで、、、。



エロ上司、このダンディさんの扱いが、ほかのおじさんの扱いと違う(笑)
でも、、、わかる(笑)


紳士だし、まだ奥様のことを愛し続けてるんだなぁってのがヒシヒシと伝わってくるから。。。


そんなおじ様が焼いたパン。
温かい味がした。
途中からせつなくなって涙の味に変わった。。。


わたしも遺された側なんですよって話ちゃった。。。



おじ様びっくりして、泣いちゃいそうだった。




この年末は、おせちを作るから忙しいんだよって。

お子さんたち家族が楽しみにしているから、作り続けているみたい。



ステキなおじ様だ。