お母さんが天国へと旅立ちました。
71歳でした。
肺腺ガンと診断され、わずか1週間でね。
お母さんらしいやぁ。
末期の末期。
1日1日を神様からのプレゼントだと思って過ごしてくださいと言われた。
昨日、告別式は済んだけれど、、、
まだピンとこないし、受け止めきれない。
妹は心が壊れ、精神状態がかなり不安定で普通の時もあれば、たまに赤ちゃん返りの時もある。。。
マイペース過ぎる父親に、こういうの慣れてるだろうからと喪主を頼まれたけれど、丁重にお断りし、最後まで夫として妻を見送るよう説得した。
お父さん、さり気なくオニだし。。。
お通夜なのに、
「花に水やりをするし、夕飯の支度があるからそろそろご無礼します!」と帰宅する父親。。。
受け止められないんだろうなぁ。。。
好きにしていいよぉ。
そんなヘンテコな2人を抱え、
全てを取り仕切って、
お母さんらしいお別れの式が出来るように頑張った。
張り詰めていたけれど、、、
出棺前の最期のお別れの時に、
その糸はプツンと切れた。
お母さんに抱きつき、泣き叫び続ける妹の横でなだめていたのに、、、
「やっぱりヤダ!
お母さんがいないとヤダ!」と、、、
泣き崩れてしまった。。。
「いい加減にしなさい。」と、
父親が父親らしくおばさん2人にビシッと言い放ち、その場を納めた!
さすがお父さんヽ(≧▽≦)ノ
とりあえず、わたしはお姉ちゃんとして出来ることをしていく。
霊柩車の中で、
これからは私が、妹のお母さん風になると約束し、母のお骨を食べて、自分たちの身体の一部にお母さんを迎え入れる事を提案した。
よくさ、亡くなった人は、みんなの心の中で生き続けるって言うけれど、、、
それを目に見えるやり方で納得させる方法だと私は思っている。
ぶっ飛んだ話に思えるけれど、、、
火葬場で、お骨となった大切な人を見るのは、考えられない程の辛さだ。
妹の場合は、失神するのが目に見えている。
でも、この約束でしっかりと立っている事が出来るのだ。
骨壺は1番小さいものが選んである。
ものに執着しないお母さんらしく、そうしたのだ。
お骨が片付けられてしまう前に、コッソリお骨をゲットするというミッションを与え、2人でコソコソとお骨を物色し、係のおじさんにカケラを取ってもらった。
斎場に戻る車の中で、2人で食べた。
大ちゃん時に食べたのが大きすぎて大変だったので、経験を生かしてカケラを小さく割り、ジャミジャミと音をたててお母さんをいただいた。。。
お母さんが身体に染み渡るぅ。
ホラーだよねぇ(笑)
むすめっちも横に居て、
「私も食べるぅ!」と言うので、
少し分けてやった。
ジャミジャミと音が聞こえる中で、妹の旦那は運転に集中する。
この夏1番の寒い想い出となったであろう。
食べる?って聞いてみたけど、
「今日はやめとくわぁ。」って。
うまい答え方だね!
○ちがい姉妹と付き合っているとね、返答がスマートで素敵になるのだ。
ってな事で、、、
お母さんは、自分の思い通りに天国へと旅立ちました。
キレイなうちに死ぬこと。
お金があるうちに死ぬこと。
手術や延命はしないこと。
死ぬまでにあまり長引かないこと。
うん。してやったりだね(笑)
参りました。
やっぱりお母さんは、私のお手本です!
ありがとう。
お母さん。
支えてくださったブロ友さんたちに、
心より感謝の意を込めて。。。
ありがとうございました。