そうなのよ。。。
ここは、桜並木だったわ。
去年のお盆明けからこの職場に移ったから、この街の桜は見たことがない。
たくさんの蕾がむくむくと空に向かって並んでいた。
これから日毎にむっちりムチムチになるだろう。
何てことを考えながら空を見上げる。
桜の蕾ありの空を見上げると、必ず起きる現象がある。。。
溢れそうになる涙を、
ポロポロとこぼれそうな涙を、、、
何度鼻の奥から喉に通しただろうか。。。
大ちゃんは、人生41回目の桜を待たずして旅立った。
天の上から見下ろす桜はどんなだろうね。。。
わたしは空を見上げて桜を見るから、涙はこぼれないけれど、
天の上から桜を見る人たちは、涙がこぼれ落ちてしまうよね。
だから、桜雨は天の上の人たちがポロリと落とした涙かもしれないね。
![目](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
桜色舞うころ
桜色舞うころ わたしはひとり
抑えきれぬ胸に 立ち尽くしてた
若葉色もゆれば 想い溢れて
全てを見失い あなたへながれた
巡る木々たちだけが 2人をみていたの
ひとところにはとどまれないと
そっと教えながら
ほとんどの樹木は、ずっとずっと移動することなくそこにある。
そこにいて、只々ずっと、通り過ぎる季節や風景、人たちを見ている。。。
なんの感想も述べずにただずっと。