ブレーキ | 未亡人ですから。

未亡人ですから。

2011年3月半ばに突然の未亡人に・・・。
未亡人にしかかけない笑いあり、涙ありの
ブログを配信しますので、
どうぞごひいきに~。

朝の地下鉄の中で座ることが出来た日は、理科のお勉強をしてます(笑)


お勉強はあまり好きではないけれど、、、
この先生のお話はとても分かりやすくて、すぅ〜っと入ってくるから大好きです!


当たり前に思ってたりするけれど、物事にはちゃんと道理や仕組みがあるわけで。。。
考えたこともなかったわぁ〜ってコトがいつも取り上げられている。

今回はブレーキのコトをお勉強した。

コレを読んでいて思い出したコトがある。


昔ね、子どもの頃にね、お隣のなっちゃんって子が自転車を買ってもらったの。


私たちの家の前は結構急な小さな坂だったの。


その坂をね、みんなでなっちゃんの自転車でビューんって下るだけの遊び。


子どもってしつこいからさ、何度も順番に坂を下ってたの。


そのうちに、なっちゃんが怒って泣き出したんだ。。。




「ブレーキが減る!」って。




子どもだから私はそれを信じた。
アホである(笑)
ちなみに私が一番年長者ね(笑)
なっちゃんは、1番年下。


ブレーキって目に見えない魔法みたいのがあったんだって……。
知らなかったわぁ。ごめんねって本当に心から謝った。


確かね、私が6歳くらいのコトだったと思うよ。


妹はシッカリした子だったから、アホかって感じに対応してたわ(笑)


わたしはいつ、ブレーキという目に見えない魔法みたいのが無いってコトに気がついたのかは憶えがないけれど、なっちゃんが泣いて怒っていたのは憶えてる。




なっちゃんは、大学を卒業して直ぐに亡くなった。

雪の降る日に1人で。。。
ちょうど今くらいの時期だった。
岡本真夜のCDを残して。

何があったのかは知らないけれど、とてもとてもショックだった。



当時お葬式は自宅でやるのが普通だった。

どこまでも続く長い長い列を今でもおぼえている。。。



なっちゃんは、もう生まれ変わってこの世にいるのかなぁ。



亡くなったヒトって、今を生きているヒトの心の中で生き続けているね。



目          岡本真夜
              tomorrow  を聴きながら。。。



涙の数だけ強くなれるよ
アスファルトに咲く花のように



そんな花ぐらいでとどまればいいが、、、
数が多すぎて大魔王に成長しちゃってるわ。