慰安婦のお話です。
重い。
とにかく重い本です。。。
何故こんなん読もうって思っちゃったんだろう。って後悔したものの、、、
きっと自分に必要なんだろうなぁ~って。
読み進めていくうちに、どんどんはまっていく自分がいた。
正直、吐き気を催すこと数回。
そのためか、食欲まで無くなってしまう日も。
例の畳のブックカバーをしてるんだけど、それがまた哀しさを誘う。。。
こんな感じのペラペラのムシロの上でお仕事をしていたのかなぁ。。。
なんて思って心がどんよりしてしまう。
でも、この本を読んでたら私の仕事なんてちょろいなって思ってしまった。
この前の金曜日のお仕事では、午前中に9人の男の人の入浴介助をした。
1人でずっと頭と体を洗い続けるのだ。。。
体力いるし、ずっとこの仕事は続けること出来ないだろうなぁ。。。
って思ってたけれど、慰安婦達は、1人で1日に5~60人をこなす。
夜は将校がやって来て泊まっていく。
日曜は、1人で100人もこなすの。
自由な時間なんてほとんど無いのだ。
忙しい日は、食事も仕事をしながら食べることも。
本当に本当に大変だ。
よく、生き延びてこられたよね、、、。
それを考えたら私なんてまだまだ、、、、、。
なんて、比べるのもおかしいんだけどね。
哀しい歴史を垣間見た感じの本でした。。。
その後、慰安婦たちは幸せになれたのだろうか。
この事実を後の世に伝える為に彼女達は生き延びてたのかなぁ、、、、。
受け止めなければいけないコトです。
彼女達に春がめぐってきた事を信じて、その後の人生は探りません。。。