大ちゃん(主人)のお義母さんは、どちらかというと
ちょっと苦手なタイプ・・・。
所詮、姑と嫁であり、いつまでも分かり合えない
だろうなってとこはある・・・。
私が思うってことはお義母さんも、もちろんそう
思っているだろうな~とも思う。
というより、感じる。。。
でも、大ちゃんの死により、何かが変わった。
大ちゃんを思うとき、なぜか必ずお義母さんが
セットになってしまう。
そして、涙が止まらなくなる。。。
辛すぎる。
20年間会うたびに聞かされ続けた
大ちゃんの小さい頃の話。
お義母さんは東北の語り部になればいいのに
と思うくらい、一字一句もらさず順序立てて話す
大ちゃんの話。。。
今となっては、なんだか理解できてしまうのです。
お義母さんはこうなる事がわかっていたんじゃないかって。
今のお義母さんは逆にあの頃の話を全くしなくなって
しまった。。。
きっと話たら、涙がこぼれて止まらなくなっちゃうからだろう。
お義母さんは、人前で涙を見せるのはみっともないと
思っているから・・・。
だから、大ちゃんが元気な頃に沢山たくさ~ん私に
幼少の頃の大ちゃんの話をしたのだろう・・・。
おばあちゃんが遊びに来たときに、帰って行くのがイヤで
こっそり靴を隠した話とか・・・。
幼稚園がイヤでフェンスを乗り越えて、雨が降る中
一人で靴もはかずに歩いておうちに帰ろうとしていた
話とか・・・。
お兄ちゃんがいじわるをして、トイレのドアのところに
サンキチ怪獣の絵をぶら下げたから、怖くてトイレに
行けなくなった話とか・・・。
お義母さんが話してくれた大ちゃんの話、ちゃんと
覚えてるからね☆
いっぱい聞かせてくれてありがとう。
去年の秋に小学校の学芸会へお義母さんと大ちゃん
二人だけで、歩いて行ったのがすごくいい思い出。
四季桜が咲くあの門をくぐる時、
きっと、二人とも心のどこかで、あの頃の母子に
なっていたんだろうな。
大ちゃんが居なくなってから、お義母さんのことが
苦手じゃなくなっても、遅いんだけどね・・・。
大ちゃんが残してくれた子どもたちと一緒に
お義父さん、お義母さんのところに遊びに行く
ことくらいしか出来ないけれど、、、。
仲良く過ごしているから、心配しないでね☆
今日もありがとう。 ち~ん。