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「ったく、わかってねーな。
女はヒザ裏だろ。」


ぼくらのカプトン1巻
あずまよしお・ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル
(ゲッサン掲載)


★あらすじ★

僕らのキャプテン、柴田将一先輩。178センチ67キロ、得意技はローリングソバット。
寡黙で自分に厳しいカッケー先輩です!!

‥しかし後輩の羨望の目とは裏腹に、柴田の頭の中は「尊敬されたい」「モテたい」ただこれだけだったりする!!

高校生なんてこんなもん、サッカー部のしょっぱい青春だけ書いた部活漫画。


☆☆☆

尊敬してやまないブログ「まんが栄養素」 で紹介されていた漫画です。

現在スポーツ漫画は「全国制は」を目指すものと、勝ち負けに関係なく試合を見せず練習の日々とその中で鬱々と溜まる「欲望」を描くものに分かれています。

まず「おおきく振りかぶって」が全国を目指しながらも日常を多く描いて大ブレイクしたのが始まりで、そこから選手の容姿と試合を抜いたのが「高校球児ザワさん」。

そしてザワさんに「それなりの容姿」を足して切なさを抜いたのが「ぼくらのカプトン」です。
ついに「日常系スポーツ漫画」もジャンルとして確立したんだなと思います。


さて主人公の柴田ですが、それなりにイケメンで主将として厳しくサッカー部をまとめています。だけど頭の中はモテたいチヤホヤされたいそればっかり。
やっぱり男子高校生ってこんなアホばっかりなんだな~。
普段は寡黙でストイックに見えるので、欲望さえ出さなければメスの自分としてはかなり好みのキャラ。

一年生の谷口・野田・稲葉・西が練習しながら(?)「バイクに全○で乗れば全身お○○いじゃん!」など欲望トークやアホ話をして場を動かし最後に柴田がオチをつける、これが基本的なストーリーのカタチです。
一年生は柴田のように隠さないので非常に自由に行動しています。サボったり非行してみたりフリーダムハンパないです。
これでもベスト16に残るんだな‥いや、これが普通の部活なんだろうな。

「西浦高校野球部」が新設、「日践学院野球部」が強豪。スポーツ漫画の舞台は強弱どちらかに分かれますが、現実は殆どがフツウの部活であり、「漫画や小説にしてもツマラナイ」ので見過ごされてきた。
このサッカー部、スポーツ漫画なら一コマで片付けられちゃいます。スラムダンクなら「武里」です。

でもあえて視点を下ろすから新しい漫画になるのです。


それから「ザワさん」のごろごろしたジャガ芋共と違いサッカーなのでキャラがそれなりにみなイケメンです。特に一年の西が受け顔すぎ。いずれ「ぼくカプ」といううすいほんのジャンルが出来ても知らないよと思いました。

あと、女子マネージャーの春咲。部員の誰よりも男前なサバサバ女子です。

一番最後に掲載されていたペットボトルに口をつけさせる話を見ていて、「わかる!」と思いました。

要するに女子も男子と同じぐらいアホだってことです。自分もよくやったなと懐かしくなりました(やったんかい)。


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