チェコ・ドイツ 5つのクリスマスマーケット 6日間 <2> ドレスデン・ザイフェン | miauler(ミヨレ)のブログ

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Preserved Flower School & Preserved Flower Order Arrange 

我が家のハンギングツリー♪ ザイフェンやら行く先々で買った

オーナメントを飾りました。

 

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9時にホテルを出発、一路ドレスデンへ向かいます。

午前中にドレスデン、午後はザイフェン、ドイツに足を伸ばして

2つのクリスマスマーケット巡りの1日です。

 

 

残雪のうえにたなびく霧?靄?

朝日に照らされて幻想的ですが、日本の田舎に来てるみたいでも

あります。

 

ドレスデンには11時半くらいに到着。ぱらぱらと雨模様でしたが

傘をさすほどでもなく。

 

ドレスデンは、「ドイツの京都」「エルベ川のフィレンツェ」

とも呼ばれているバロックの古都です。

ベルリンと並んでドイツで行きたい街のひとつだったので、

楽しみにしていました。まあ、ツアーなんで、ひとなで程度でしょうけどね。

 

最初1時間ほどは、ゼンパーオーパー(旧ドレスデン国立歌劇場)

ツヴィンガー宮殿→三位一体大聖堂やレジデンツ宮殿を通り、

君主の行列→ブリュールのテラス →フラウエン教会

→ノイエマルクト→アルトマルクトを、ガイドブックなでるように

添乗員さん引率でぞろぞろ練り歩き。

 

 

 

ゼンパーオーパー頭上に虹がかかりました!

私たちを歓迎してくれてるのかな?と思いたい。

 

 

三位一体大聖堂にレジデンツ宮殿・・と思う。

も~、年取った弊害で一番悲しいのは、ミヨレの数少ない特技で、

行ったところの名称や場所関係をちゃんと覚えていられる、だったのに

昨今全然です。特にヨーロッパは似た建物が並んでるから余計なんだけど。

 

 

あ、見えてきました。君主の行列。

歴代35人のザクセン君主が、24,000枚以上のマイセン磁器タイルに描かれています。

 

 

高さ8m、全長約100mの外壁の壁画で、かなり圧巻でした。

 

 

中央の騎乗してらっしゃるこちら目線の方は、アウグスト強王。

ザクセン選帝侯でもありポーランド・リトアニア共和国の王でもある。

ドレスデンを一大芸術都市にする反面、ザクセンのヘラクレスとも呼ばれた

怪力の持ち主。蹄鉄を素手でへし折るとか。

他の王は前を向いててるのに、アウグスト強王だけこちらを

にらみつけてました。

 

お次はブリュールのテラス。

エルベ川のほとりの遊歩道です。

ゲーテが「ヨーロッパ一随一のバルコニー」と評したとか。

残念ながら、そこまで?って感じで、

良さがわかるほどゆっくり散策はできませんでした。

 

 

ブリュールのテラスからエルベ川をのぞんだ図。

うん、フィレンツェ・京都つながりで、確かにヴェッキオ橋・渡月橋の

風景に似ていなくもない。

 

 

ブリュールのテラスを降りたあたりで、男女ペアの

高らかな響き。。オペラの一節ですが、なんだったか・・

ストリートミュージシャン、というと軽く聞こえますが、

ドレスデンの街らしくて時間があればしばし聞きほれて

いたかったです。

 

ヒルトンホテルを目印に、聖フラウエン教会のあたりにきました。

このあたりがノイエマルクトで、ここでもクリスマスマーケットが開催

されてました。日本でもお盆になれば神社で屋台がでるのと同じ。

地元の人にとってはとってつけたような特別なことではないんですよね。

 

■フラウエン教会

 

 

 

ここからぐるっと廻って戻り加減に大通りを渡ると

アルトマルクト。つまり、ドレスデンで一番有名で大きな

クリスマスマーケット「シュトリーツェルマルクト」開催地です。

 

ツアーの集合場所は、ノイエマルクトのヒルトンホテル前にある商業施設

QF Passage Dresden」なので、アルトマルクトに行くと、

結構時間がないという悲しい状況なのが悩ましい。

ノイエマルクトでゆっくりクリスマスマーケットを楽しむというのも

ひとつですが、ドレスデンとえば、やはりアルトマルクトに行かないと・・

といわけで、小走りで向かいました。

 

 

「シュトリーツェルマルクト」の入口?看板。

写真ではわかりにくいですが、頭上中央に「589」とあります。

つまり、589回目の開催ということです。

 

クリスマスピラミッド。

家庭で飾られるクリスマス飾りで、蝋燭の熱で上部に取り付けられた羽根が回る仕組み。

およそ15メートルの高さに巨大化されたクリスマスピラミッド、

マーケットのシンボルです。

 

★ドレスデンのクリスマスマーケットの豆知識はこちらのサイトを参照★

 

クリスマスマーケットによくある階段を少し上った立ち見台に上がって

上から目線でマーケットを撮ってみました。

 

 

 

あ~、やっぱりクリスマスマーケットは夜だなあ。

お昼なので、人では少なくていいんだけど。うーん、どっちもどっち。

悩ましい。プラハで夜のマーケットを堪能するはずができなかったので、

今回、夜のイルミネーションを楽しむというのは見送りかな・・

 

 

 

と、気を取り直して。

軽く何か食べたいな~ということで、初屋台めし!

 

 

屋台飯で絶対食べたい!と思っていたのが、マッシュルーム煮込みと

カリーヴルストだったんだけど、両方は無理だよなあ・・

なので、マッシュルームとYさん希望のフライドポテトにしました。

マッシュルーム、サワークリームかけてもらってうんま~い!

(マッシュルーム+ポテトおそらく13ユーロ≒2000円 目

🍺がほしい!グリューワインよりやっぱりこれは🍺だわ~

ですが・・やっぱりトイレが心配でねえ。

クリスマスマーケット楽しむならやはり近くで宿泊して

ちょこちょこでかける感じがベストでしょう。

 

実のところ、もともと屋台をゆっくり見て回るのは、この後行くザイフェンとか

明日のプルゼニュなど小さいマーケットでしようと思っていました。

クリスマスマーケットといってもだいたい売っているものは

似たような感じだろうし、人混みが少ないところのほうがゆっくり

できるから、ドレスデンではマーケットの雰囲気を感じたら、

ここに行こう!と思っていたところがあるのです。

 

というわけで、マッシュルーム早食いしたあとは、

「エミール・ライマン」へ直行しました。

ドレスデンはシュトレン発祥の地。ドレスデン地域で焼かれる

「ドレスデナー・シュトレン」は2010年に商標登録され、

材料の品質や分量にも規定が設けられており、

「ドレスデナー・シュトレン」として販売するためには、

厳しい審査を経て、認証マークをつけることが許されるのです。

「エミール・ライマン」は、1910年創業の老舗。

2005年と2015年にはシュトレン組合による公開審査で最高評価を獲得し、

ドイツ国民からも絶大な支持を得ているお店なのです。

 

お店の写真とかすっ飛んでましたので、帰ってきてから家で撮った写真を。

 

 

左が「エミール・ライマン」のレーズンたっぷりシュトレン

(9.5€≒1500円)

右は、集合場所の「QF Passage Dresden」の地下で

やっていた「シュトーレンマルクトQF」という催事場で買った

チョコレート掛けのシュトレン。

チョコ掛けを切るとすっぱりきれなくて、切ったものはぐちゃっと

汚いですが、味は美味しかったです!

ちなみに、シュトレンが載っている木製のまな板みたいなものは、

その催事場で買った、シュトレン用ボードです。

(シュトレン+ボード 33.45€≒5200円)

 

なんだかバタバタで次はザイフェンに向かいます。

ちょっと疲れて、バスに乗った途端爆睡。めが覚めたらそこは・・

 

 

雪降ってませんか?

ザイフェンは、チェコとの国境に近い、

日本だと長野みたいな夏は山岳リゾート、冬はスキー客で

賑わうような山あいの村なのです。

「ツアーでもなかなかいかないですよ~なので、日本に帰ったら

自慢できます」とは添乗員さんの言。

確かに、海外の観光客ならば、

よほど木工おもちゃが好き!という人でないと自力ではいかないかも。


 

ザイフェン当たりの地方独特の、アーチ型のキャンドルスタント

シュヴィップボーゲンといわれるもの、👆写真の上段窓際に

ともされているのんだけど、ちょっとわかりにくい。

 

 

凝ったものだと👆のようなものもあります。

ここまで凝ったものはいらないけど、シンプルなアーチ型のやつ、

欲しかったな~。でもね、実際自分の家の窓に飾っているのを

想像すると・・・あ、そぐわないわ・・・と現実に戻りました。

 

 

せめてこのツリーならどうかしら・・・?

でもこれも写真だと小さめに見えるけど、そこそこの大きさ。

もうニトリのツリーあるじゃん。2つもいらないよね。

なので写真だけ。ここで見るからいいように見えるのさ。

 

こんな感じで木工細工を販売しつつ、奥に工房があるというお店が、

谷間の村のそこここに点在してるのです。

ドイツの人は、きっと気に入った工房で毎年オーナメントとかくるみ割り人形

買ったりとかしてるのよね。日本人がひな人形を吟味するのと同じ?

 

 

16時頃の村の様子です。

 

 

 

灯りがとても暖かいです。

この地方は14世紀頃、錫の鉱山として栄えました。

鉱山の中で働く男たちが帰ってくるときに、家にともされた灯をみて

ほっとするように、窓際にキャンドルを灯したりして迎え入れたとのこと。

 

 

なので、クリスマスマーケットブームだから昨今、にわかに

こういった細工物が流行っているのではなく、

👆のような街灯も、季節流行関係なく、昔から村全体で

しつらえていたものなのだそうです。

まさに「峠の我が家」ですね。

 

ミヨレ、行くまでは、オーナメントも関西ののりできらきらが

好きだし、木工かあ・・・と思っていたのですが、

実際見てみると素朴というより、すごく繊細でかわいらしくて、

つい手が出そうになるのを堪えるのに大変でした。

 

 

で、冒頭の画像のツリーにあるこちら。

中央のクリスマスピラミッド、くるくる回るんですよ。

直径10センチくらい。

(9.95€≒1500円)

 

数軒、工房兼店舗をまわってから、集合時間まで

しばしティータイム(写真なし)

ドレスデンで食べたマッシュルームがつかえちゃって、

全然消化してくれない・・・どうした私の胃?

ちょっと吐き気もしたので、バスの中で薬を飲んでたぐらいです。

すっかりヘタレが出てしまい、冷えるし、温かいものが飲みたくて。

ベーカリーショップのようなティールームに入って紅茶を1杯

ここでコーヒーが欲しくならないところがすでにミヨレは異常を

きたしています。

 

 

17時くらい、すっかり暮れたザイフェン村を車窓から撮ったものです。

炭鉱から出て疲れて帰ってきて、遠くに我が家がこんなふうに見えたら

安心しますよね。。

 

交通渋滞もなく予定より30分ほど早くホテルに到着しました。

荷物を置いて、昨日より元気になったYさんとともに、ホテル近くの

Kauflandという大型スーパーに行きました。(昨日とは別のスーパー)

 

胃はまだ重いですが、カップラーメンのような温かいものが食べたい!

あと、お土産的なもの含めてスーパーに行けるのは下手するともう今しか

ないと思ったので、グーグルによると徒歩14分、がんばりました。

 

日清と味の素のカップ麺あった~!!と喜んだのもつかのま、

どちらも焼きそば。とほほ。でも、ソース味ならOKと購入、

今晩のミヨレのディナーは味の素のカップ焼きそばと🍎でした。

 

 

戦利品あれこれ、いつもならその日のうちにベッドの上に

ひろげて写メするんですが、胃の重さというか疲れなのか

やる気がでず。戦利品の一部(バター!)の写真だけ。

チェコ語で「MASLO」はバターのことです。

 

Kauflandでは、他にチーズ・ビール・風月堂のゴーフルみたいな

お菓子(チェコ銘菓)、ポテトチップスなど。

(693.2チェココルナ≒4800円)

 

ほんとに、どうしたものやら。この胃の不調は・・

実は今朝はホテルの朝食を食べたんだよね。

オリーブオイルで卵一個分使った野菜たっぷりのカラフルオムレツが

美味しそうで、ミヨレにしては朝からがっつり食べたので、

それでサイクルがくるってしまったのか・・

でも、昼を調整したので、普段なら回復するはずなんだけどな・・

明日には胃の期限が治りますように!

 

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プラハでマーケット巡りを全然してなくて、オーナメントを買えなかったので

ホテルからクルテクくんを連れて帰ってきました。

クルテクくんは、オランダのミッフィー、日本だとポケモン?

フィンランドだとムーミンみたいな国民的マスコットキャラクターです。

もぐらです。 トリミングした画像なのでかなりピンボケですが。