OURクラシックホテル制覇の野望 6.志摩観光ホテル そしてお伊勢参り。 ② | miauler(ミヨレ)のブログ

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志摩時間;英虞湾を眺めながらお部屋でコーヒータイム

 

■2月21日(火)

この日は、早起きして伊勢神宮へ参拝です。

実は旅の前日19日はミヨレ60歳の誕生日。そう、還暦を迎えました。

ここまで恙なく過ごさせていただいたことへのお礼をお伝えしに

伊勢神宮にお参りしたいとかねがね思っていたのです。

 

ちなみにお伊勢参りは式年遷宮の行われた2013年9月以来です。

その時のブログはこちら★

 

少しでも静寂と清らかな空気の中で参拝をしたいこと、

早めにホテルに戻ってゆっくり志摩時間を楽しみたいことから、

6時40分発でまずは外宮に向かいました。

 

■外宮;火除橋  

 

祀られている神様は豊受大御神。衣食住・産業の神様です。

これまで、衣食住に特に困ることなく過ごさせていただきました。

こうやって旅に出ることができるのもありがたいこと。

 

正宮から多賀宮を参拝してさっそくご利益をいただいたのか。

この日は21日。1のつく日は朔日といって特別な日とされますが、

神に詣でる神馬に出会えました。

 

 

伊勢神宮の神馬は毎月1日、11日、21日のみ
朝8:15頃に菊の紋章のついた馬着をまとい
神職に手綱を引かれて神前に見参します。

時間や天候によってお出ましがなくなるらしいので、なんというタイミングの良さ。

 

 

次は内宮に向かいます。

参拝の前に、朝から飲まず食わずなこともあり、燃料補給。

 

 

そう、赤福本店で~す。

 

 

しゅんしゅんと湯気が出てる釜が店の入り口にどどーん。

 

 

「伊勢~のめいぶぅ~つ、赤福餅はえじゃないか♪」

 

 

店の縁側で五十鈴川を眺めながら、一服させていただきます。

昔の人も、ここで道中の疲れを癒したのでしょうねえ。

 

さ、これからいよいよ天照大神様にご挨拶に参ります。

 

■宇治橋

 

そうそう外宮は左側通行、内宮は右側通行。

いずれにしても真ん中は神様のお通りになる道なので

真ん中をずしずし歩くのは遠慮せねばね。

 

 

五十鈴川は相変わらず清らかです。

こうして日の丸はためいてるのを見ると、普段日本国民であることや

天皇について思うことはありませんが、自分が日本に生まれて育って

いることに感謝したくなります。

 

 

内宮の皇大神宮(正宮)。日本国民の総氏神、

天照大御神様に、これまで恙なく生かさせていただいたことへの

お礼をお伝えしました。&ほんのちょっぴり、これからもよろしくお願いします、も。

 

清々しくお参りさせていただいた後は、いきなり俗っぽくなります。

 

 

 

おはらい町通りから少し奥まった、おかげ横丁近くにある「五十鈴側カフェ」で、

モーニングコーヒーをいただきました。

 

おはらい町、おかげ横丁  は、お伊勢参りの雰囲気が盛り上がる街づくりが

されていて、とても風情があると思います

 

 

地元の銀行も街に馴染んでます。気が付かずに通り過ぎそうですが。

おみくじ付ATM、利用してみたかったな。

 

 

三十三銀行は三重銀行(四日市市)と第三銀(松阪市)が合併してできた銀行。

百五銀行(津市)とともに三重の地銀です。

街に溶け込んで目立たぬふりをして、実は火花を散らしてる?

 

 

そして、スタバもすんなり馴染んでます。

 

 

コーヒーでほっこりした後は、

早めに営業しているお店を探して、ブランチ伊勢うどん。

前回もこちらおかげ横丁にある「ふくすけ」さんでいただきました。

お店構えが茶屋風なのが江戸時代のお伊勢参りっぽくていいのではないかと。

 

 

確か前回は、普通の「伊勢うどん」でしたが、今回は数量限定「手打ち伊勢うどん」

をいただきました。

普通のは、機械打ちで使用している小麦粉もブレンドだけど、

手打ちはその名前の通り手打ちで、小麦粉も三重産とのこと。

地産地消に弱いわれらです。

 

 

長旅で弱った胃に負担がかからないように、くたくたに煮たうどんを提供したと

いわれる伊勢うどん。讃岐のつるこしうどんが好きなミヨレですが、

これはこれで美味しくいただきました。

 

この後は、当然のごとく、「半分こ」で調整買い食い。

 

 

前回の自分のブログを読み返したら、松阪牛串焼きとたこ天を食べたと

書いてあった。串焼きがコロッケに変わっただけで、成長なしなミヨレ。

 

朝活のおかげで、ホテルに13時過ぎに戻って参りました。

お天気もいいので、昨日行ってないお庭散歩。

 

 

志摩観光ホテルの原点、「ザ クラブ」のお庭です。

「ザ クラブ」は昭和26年(1951)4月3日竣工。

賢島に真珠の買い付けにくる外国人バイヤーの宿泊を見込んで建設とのこと。

 

戦後、昭和天皇が宿泊された折には、庭園を散策され、翌年の正月には、

「色づきし さるとりいばら そよごの実 目にうつくしき この賢島」

と、詠まれたそうです。

 

 

ここもサミット時、集合写真の撮影場所でした。

 

 

「ザ クラブ」から「ザ クラシック」に戻る途中。

来るときはシャトルバスで入ったので、「ザ クラシック」の正面を

きちんと見てませんでした。

 

さて、ホテルに早々に戻って来たわけですが、

いそいそとホテルショップへ直行です。

ふふふ・・・その理由はお部屋に戻ってから明かします。

 

お部屋に戻る前に、「ザ クラシック」のラウンジで少し休憩。

季節・天気によって、様々な表情を見ることができて、

何度いっても飽きないラウンジです。

 

 

北欧テイストのインテリアはほんとに落ち着きますし~。

 

 

 

ラウンジから英虞湾を見ても、光の加減で全然印象が異なって面白いです。

 

 

えへへ。赤ワインをいただいちゃいました。

昼下がりに🍷、これを幸せといわずして何と言おうか。

本当に神様、ありがとうございます。

 

さてさて。お部屋に戻って、ホテルショップの種明かし。

 

 

じゃじゃ~ん!

昨晩、「ラ メール クラシック」で供されたパンがあまりに美味しくて、

ホテルショップに買いに行ったのです。

ところが!お昼過ぎにはベーカリー系はほぼ売り切れ!

どうやら、志摩観光ホテルのベーカリー、知る人ぞ知るの人気、

美味しいと評判みたいです。

 

というわけで、残っていたものを晩の調整メシように購入。

うふふ・・どれも美味しそう。

コーヒーでも入れてちょっと味見する?

で、冒頭の志摩時間の写真となったわけですが。

あれ~?なんでかしら。夕食までに全部なくなるってどういうこと?

って、そういうこと。まあ、お決まりのパターンよね。

 

少しまどろみ・・・本日の夕陽はこれまた少し趣が異なります。

風が結構きつくて雲の出方も大胆だったので、昨日よりトーンが暗め。

これもまたいい!

 

 

ここから暮れなずむ様子を連写で。

 

 

 

 

陽が落ち切ってからのマジックアワーも素敵でした。

「ザ ベイスイート」方面のライトアップも幻想的で、この様子を見てますます

次回は「ザ ベイスイート」に泊まりたくなりました。

夕陽の見え方もまた違うだろうなと思うのです。

 

 

こんな素敵なシチュエーションなんですが、

この日の夕食は調整メシ。ホテルベーカリーも食い尽くしてしまって

どうしたかというと・・・

賢島駅のファミマで調達しておいた日清焼きそばUFO半分こで済ませましたとさ。

昨晩からのこの落差。

チェックアウト後清掃に入ったスタッフさんがびっくり&呆れてるだろうなあ・・・

シマカンでUFO食べてる客がいるとは。

 

で、少し物足りない分は、ラウンジの軽食タイムで補給です。

 

 

いやあ~、このオードブルがもう美味しくて美味しくて。

お替りプリーズ。これとワインで豪華な晩餐となりました。

 

 

おかきも美味しいしね♪

 

ラウンジを適宜利用すると、それだけで食も満足できるという。

メニュー構成は「ザ ベイスイート」も同じですが、両方のラウンジを利用できるのも

ありがたいことです。

 

さて、明日はもう帰る日・・・。

でも、明日はホテルの朝食が待っているのです。

期待膨らむ!

 

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陽が落ち切った後、薄暮というんでしょうか。

群青からのグラデーションが素敵なのです。