軍鶏を食べに師走の京都へ走りました ② | miauler(ミヨレ)のブログ

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Preserved Flower School & Preserved Flower Order Arrange 

【2日目:12月8日(火)】

 

朝はゆっくり、そして、出町柳から叡山電鉄に乗って、

11時に予約した瑠璃光院へ向かいました。

JR東海の「そうだ、京都行こう」のポスターにもなっているお寺です。

(今👆サイト見て、あ~、こういう角度で写真をとれば良かったと思いました)

 

■瑠璃光院門前

 

30分早く着いたのですが、10:45の回に入れてもらえました。

門の前の少し開けた場所に受付のテントがあって、

検温やCOCOAアプリをダウンロードしているかなどのチェックを受けてから入ります。

 

■ポスターでよく見るアングル 書院の二階

 

ここですよ、ここ!

このアングルのポスターは、紅葉ではなく青もみじの時期なんですけどね。

皆さん、やっぱりこの位置からカメラを構えていらっしゃる。

手前に大きな写経机があって、そこに逆さ富士ならぬ逆さ紅葉が移るんですけど、

ベストポジションが微妙に違うな~あせる

 

瑠璃光院は、春と秋の特別拝観の時にしか拝観できないので、前々から行きたいと

思ってはいたけれど、タイミングがあわず。今回、サイトをみたらちょうど拝観時期で、

しかもコロナのこともあって予約制になっていたのがかえって良かった。

混雑がある程度コントロールされるので、あせって朝いちばんとかに並ばずに済んだし。

拝観料は@2000円、少し高い印象。これは今回だけなのかどうなのかわかりませんが、

写経と奉納のお参り付きだったので、むべなるかな。

 

■佛説観無量寿経と浄土論から写経

 

どちらも、まあざっくりいうと、「仏を信じるものは救われる」

アバウトすぎて身も蓋もありませんが。

写経の最後に、自分の願い事を書いて奉納をします。

 

それにしても、景色も楽しめて、写経もできて、奉納もして、

こういった一連のことが一方通行でできるよう、院の苦心がしのばれました。

 

■瑠璃の庭

 

苔の絨毯と紅葉のコントラストが素敵。縁側に座ってぼーっとしていたくなります。

でも、やっぱり、青もみじの春に来てみたいなあ・・・

 

午前中に清らかな気分になって、その後は煩悩出しまくり。。。

軍鶏に続き、ミヨレたってのお願い、Yさんには、鯖寿司を食べにつきあっていただきました。

京都で鯖寿司といえば、「いづう」とか「いづ重」とかが有名ですが、

出町柳商店街のこちら、「満寿形屋」さんの鯖寿司は、いっとう美しいのですよ~

 

■満寿形屋さん外観

 

こちらのお店は、商店街によくある「ザ・昭和」なおうどん屋さんです。

ショーケースもレトロ感たっぷり。

 

■ショーケース内

 

11時開店の20分前位に着いたけど、やはりというか15名ほどの行列。

結局11時40分頃に入店し、ちょっと冷えてきていたので、

これまたミヨレ大好き♪「鍋焼きうどん」と鯖寿司2切れのセットにしました。

 

■ほう~れ なんと美しい鯖寿司でしょう

 

この鯖寿司の美しさ、こちらの動画をご覧ください。

ため息でます。

鯖の〆具合と山椒の香りが絶妙です。

鯖は「生」とのすれすれ。もっと酢でしまったほうが好きな人もいるかもしれないけど、

ミヨレはこの加減が好きです。

 

Yさんもお気に召してくださり、ダーリンへお土産用購入。

この日は特上鯖だったので、(鯖の質によってお値段が変わるようです)

1本5000円(10切れ)、ハーフで(5切れ)2500円ととてもいいお値段。

結局、帰りの新幹線で、ミヨレがダーリンの分をひと切れ上前はねちゃいました。

ごちそうさまでした。

 

■由緒正しいなべやきうどん

 

何が「由緒正しい」かというと。写真はもう時間がたってて様子がわからないけれど、

地獄炊きのようにぐつぐつ沸いた状態でやってくること。

九条ネギ(京都のお店だから使って当然なんだけど)と甘く煮しめたしいたけが

入っていること!

名古屋⇒東京と生活圏がかわるたび、なべ焼きうどん試してますが、

なぜかぐつぐつ煮えたぎった鍋を持ってきてくれるところがな~い!!

そして具材も、ネギは白ネギだし(東京だと当たり前なんだけど)、

煮しめたシイタケがはいってるところはまずありません。

 

そしてうどんがこれまた昭和な。

昔、透明の平べったいショーケースにうどん玉いれて売ってましたよね?

あのときの柔いうどんです。

ミヨレは基本的に讃岐のツルコシうどんが好きですが、

昔食べた味は美味しく感じるものです。

瑠璃光院を出たあたりから薄暗く曇ってきてかなり冷え込んできていたので

あったまりました。

 

出町柳は「ふたば」という和菓子屋さんが有名(特に豆大福)ですが、

残念ながら火曜日は定休日。でも、出町柳近辺は愉しみなお店がまだまだ

あるのです。これまたミヨレ垂涎の阿闍梨餅求めて満月本店に向かいます。

 

■満月本店

 

本店ではできたてあったかい阿闍梨餅が1個から買えるのです。
その場でもちもちむしゃむしゃ。Yさんがお土産用の箱を買っている間に
店内のベンチにすわってこっそりいただいてしまいました。
(今はコロナなので、おそらく店内で食べることは推奨してないと思われる)
 
次は金平糖専門店の緑寿庵清水さんへ行って、試食だけで満足して、
何も買わずに河原町へと出ました。
欲しい味があったんだけど、残念ながらセット売りだったのです。
 
ミヨレは河原町の村上重本店で京都のこの季節ならでは、
千枚漬けを購入。おかんがここの千枚漬け好きだったんだよな~
 
さて、こうしてちょこちょこ買い物したあとは、京阪電車で伏見方面へGO!
中書島駅で降りて、十石船のりば経由、酒蔵界隈通って、近鉄桃山御陵駅に至る
コースで歩きました。
 

■十石船乗り場

 

少し午後の黄色っぽい光になっているのがまた物悲しくていい感じです。

シーズンオフなので残念ながら十石船には乗れません。

 

■月桂冠大蔵記念館

 

普段だと酒蔵見学ができるのですが、コロナの影響でお土産物購入だけに

なってしまっています。

 

■ 酒蔵界隈

 

思ったより観光客が少なくて、閑散としていましたが・・・・

最後の最後、これまたミヨレが行きたかった鳥せい本店は、

4時頃という中途半端な時間にも関わらず賑わってました。

 

■お得なAセット

 

絞りたてのお酒と、やきとり5本ついて1000円!

いわゆる「せんべろ」ってやつですね!

 

■突き出しはずいき?の鰹節和え

 

突き出しこりこり食べながらコップ酒とは・・・

下戸だったおとんが見たら嘆くかもしれん。年々おやじ化するミヨレです。

 

なんだか時間があるように思っていたのに、あっという間だな~。

楽しい時間は過ぎるのが早い。

新幹線の中では京都の地ビールで反省会。

最後の最後まで飲み食いをかかさない私たちなのでした・・・