散歩をするのが楽しくなるように、
吉方位へ出掛ける「方位取り」を始めた。
最初は九星気学を学んでみたけど、
吉方位のパターンが少なくて
飽きて来ちゃった……
というのが前回までのお話。
そのときたまたま出逢ったのが
『ある吉』という本だった。
吉方位について書かれているけれど、
九星気学ではなく、奇門遁甲(きもんとんこう)
の考え方を採用しているらしい。
奇門遁甲? なんだろ、それ?
奇門遁甲は、古代中国で
兵法として使われていた占術だ。
一説によると、
諸葛孔明も使っていたらしい。
軍師に必須の「帝王の術」とも言われる。
吉方位を知るためには
「盤」というものを作る。
九星気学の場合は、
一日一盤の「日盤」を
メインに使うことが多い。
そして、出掛けるときには
日常の生活圏を越えるのが
良いとされている。
でも、奇門遁甲の場合は、
2時間一盤の「時盤」を使う。
移動するのも500mくらいで良い。
これは、奇門遁甲が古代中国の
城の「門」を守るために
生まれた占術だからだ。
城の中心から門までの距離は
およそ500m~1kmだった。
どの門を守れば良いのか?
どの門から逃げれば助かるか?
敵の城のどの門を攻めれば良いか?
そのための占いだから、
吉方位を取るためにそんなに
遠くまで移動しなくてもいい。
その点、普段の生活に取り入れやすい。
ただし、奇門遁甲の場合は
この「盤」がかなり複雑なのだ。
九星気学の場合は数字の盤しか使わない。
しかし、奇門遁甲では、
「天盤干」「地盤干」「八神」
「九星」「八門」「九宮」を使うのだ……!
そんな複雑な占術なので、
紹介した本『ある吉』では
あらかじめ一年分の方位盤が掲載されている。
でも、それじゃあ物足りない。
どんな理屈で吉凶が
決まっているのかを知りたい!
そんなわけで次に手に取ったのが、
小野十傳(おの・とでん)氏の『奇門遁甲術』だ。
この本を読むと、
自力で奇門遁甲の盤が
作れるようになる。
凝り性のワタクシはさっそく
自分でやってみるのである!
スプレッドシートでマス目を作るぞ!
た、楽しい……!
ちなみに、同じ奇門遁甲でも
流派によって盤の作り方は違うし、
重視するところも全然違う。
小野十傳氏のこの本では、
天盤と地盤の「干」の
組み合わせを重視する。
これがまるで、漢詩で描かれた
光景のようにとても美しい。
毎日散歩に出掛ける前に、
その時の時盤を作ってツイートする。
たとえば、こういう感じ。
8月11日15~17時は【南西】に向かうと丁×丁で両火盛炎。勢いよく燃え上がる炎。丁奇は求知の方位。知恵が欲しいときに使う。人との付き合いも頭の回転の良さが助けてくれる。近づきたくない相手とはスマートに距離が置けるようになる。あまりに自然なので恨みを買うこともないだろう。#奇門遁甲 pic.twitter.com/sU7wos0XBu
— みあんご⛅鎌倉のサイキックリーダー (@mianohara) August 11, 2021
8月10日17~19時は【東】へ向かうと乙×丁で草花温順(そうかおんじゅん)、おまけに虎遁(ことん)。温室の中で守られて咲く花。勉学や執筆に大吉の方位。小説を書けばお金になるだろう。マスコミや芸能関係の仕事なら収入に安定をもたらす。野に虎を放すような強引さが幸運を呼ぶ。#奇門遁甲 pic.twitter.com/lJVM8JqXAB
— みあんご⛅鎌倉のサイキックリーダー (@mianohara) August 10, 2021
8月9日15~17時は【南東】へ向かうと乙🌻×丙☀で開花陽光。輝く太陽の下で開く大輪の花。あらゆる物事が順調に進み、可愛がられて地位を得る。将来のため収入の道を増やせる効果がある方位。朗らかな気持ちになって家庭も円満になる。ただし男女関係だけはトラブルになりやすいのでご注意を。#奇門遁甲 pic.twitter.com/EytGB4Msbv
— みあんご⛅鎌倉のサイキックリーダー (@mianohara) August 9, 2021
干(かん)って、
なんて美しいんだろう!
この感動が、私を四柱推命
……いや、子宮推命へと
向かわせることとなるのである。
というわけで、
まだまだ次回へ続きます。
みあんご!
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