朝起きて、鏡を見た瞬間に違和感があった。

顔がむくんでいる。


昨夜の行動を思い返せば、理由は明白である。

京都で娘と焼肉を食べ、酒を飲んだ。

久しぶりの再会、長距離運転の疲れ、家族との時間。

再飲酒する条件は、きれいに揃っていた。


しかし、今回ひとつだけ違った点がある。

それは、翌朝すぐに体の異変に気づいたことである。


飲酒をしていた頃は、むくみも、だるさも、重さも、

すべて「いつものこと」として処理していた。

だが今朝は違った。

はっきりと「これは昨日の行動の結果だ」と分かった。


体は正直である。

そして、断酒をしていると、その正直さが以前よりも分かりやすくなる。


昨夜の行動は反省すべき点も多い。

だが、酒に向かったにもかかわらず、それをそのまま流さず、身体の反応として受け止めている自分がいる。


これは失敗ではなく、経過なのだと思う。


断酒は一直線ではない。

揺れながら、戻りながら、それでも少しずつ「麻酔の切れた感覚」に慣れていく過程なのだろう。


今日から、また淡々と再開する。