ゆめ | 神経芽腫の娘のこと

神経芽腫の娘のこと

2017年12月3歳9ヶ月、小児がん神経芽腫と診断され、再発を繰り返しながらも懸命に生きた証、治療や娘との大切な時間をどう過ごしたか、それからの事、子どもを亡くした母親の気持ちを綴っています。2023年2月14日永眠。アメンバー申請の際は自己紹介メッセージをお願いします


今朝、またある夢を見た。


夢の中で、史織はスヤスヤ眠っていた。


起きると突然、


『痛い痛い』と泣いていた。


『どこが痛い?』


と聞くと、足を指していた。


私は『痛いの痛いの飛んでけ!』


と、何回も言いながら、足をさすっていた。


もう、なんでこんなにこの子を苦しめるんだろう。


と、夢の中で思っていたのをしっかり覚えている。


時々みるこの夢。


良いのか、悪いのか、思い出させてくれる。


何か訴えているのかとさえ、思ってしまう。


ごめんね。


いつまで経っても、きっと、このような夢をみるだろうし、


あなたを忘れることはないからね。