青いマックの日 | 神経芽腫の娘のこと

神経芽腫の娘のこと

2017年12月3歳9ヶ月、小児がん神経芽腫と診断され、再発を繰り返しながらも懸命に生きた証、治療や娘との大切な時間をどう過ごしたか、それからの事、子どもを亡くした母親の気持ちを綴っています。2023年2月14日永眠。アメンバー申請の際は自己紹介メッセージをお願いします


行ってきました。




昨日は息子の日曜参観だったので、そのあとに。


何故か、毎年日曜参観と青いマックの日が重なるんです。


だけど、それが逆に『今日このあとマック行くね!』


と、学校のお母さんから声を掛けてもらえるので、嬉しいのです。



マクドナルドの店内は、風船や飾り付けで盛り上がっていました。


そして、ここのお店には、このような手作りのポップが飾られていました。



それを見つけたUちゃんは、


『あっ!史織がいてる!』と言いました。


ん??よく見ると、小さな史織がいました。




今年から史織の写真の使用はなかったので、



まさか、こんなところで史織の顔がみれるなんて思っていなかったのと、



マクドナルドハウスの説明が書かれていて嬉しく思いました。






店内で食べながら、私があまりにも写真を撮っていたからか、


一人のマクドナルドの社員さんが、


『良かったらあちらにもフォトスポットがあるので、ご案内しますよ。』


と、声を掛けて下さりました。


『マクドナルドハウスをもっと色んな人に知ってもらいたいんです。』


と、その社員さんは話して下さりました。
(もちろん私の事を知らず)


すごく熱心に話されるので、


『実は、このポップの子、娘なんです。』


と、色々な事情を伝えると、


驚かれ、涙を浮かべながら、


『そうだったんですね。


あのポップは、去年のチラシを引っ張り出して作ったんです。


娘さんだったんですね。』


と、驚かれ、


『私は学生の頃からずっとマクドナルドでアルバイトしていて、


ハウスの事を知って、


このイベントを年に一回じゃなくて、もっとしたいと思っていて、


どうやったら沢山の人に知ってもらえるかなって考えているんです。


いつ、子どもが病気になるか、子どもじゃなくても、それは孫だったり。


自分にも起こるかもしれないことで、


他人事じゃないって思うんです。


だから、沢山の人に知って欲しいんです。』


と、話されました。


私と同じ想いで嬉しかったです。


素敵な出会いでした。


『またご来店の際は声を掛けて下さい。』


と、言ってもらいました。


Uちゃんは、お小遣いを募金して、




可愛いステッカーを貰いました。




入院中のお母さんたちや友人から、



『今日マック買ったよ。』



と、連絡を貰ったりして、



こうしてこの青いマックの日を覚えていてくれることが何よりも嬉しいです。



このブログを読んで下さってマクドナルドへ足を運んで下さった方々、



ありがとうございます。



今、私は自宅でゆっくりベッドで寝て、



ご飯も作れて、食べて、



お風呂にもゆっくり浸かる事ができて、



そんな贅沢な日常を当たり前に思わないように心掛けています。



今でも頑張っているお友達がたくさんいるから。



私はその事を忘れることはないです。