第一子は早産ながら出産できましたが、
その後4回連続初期での稽留流産と正常胚の完全流産、計5回流産を経験しています。
これまでの経緯についてはこちら → はじめに(ブログ開始時点でのこれまでのこと)
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【おさらい】
正常胚移植1回目⇒陰性ホルモン補充への反応が悪く移植日決定が1週間遅れ、しかも移植日に子宮内膜4mm台
正常胚移植2回目⇒陰性子宮鏡検査と慢性子宮内膜炎の治療周期を経たせいか?内服でのホルモン補充に変更したせいか?内膜厚みもマシになり(でもギリギリ)、満を持して臨むも撃沈
TRIO検査⇒窓ズレ等の問題は無し
正常胚移植3回目⇒陽性出るも胎嚢確認直後に完全流産
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※流産後の記事になります
5回目の流産、正直移植したことや陽性が出たことから忘れてしまいたい
いっそ何もなかった
今はまだそんな風に思ってしまうところがあって、会いに来てくれてありがとうと前向きになりきれていません
しかし来てくれて嬉しかった気持ちを思い返すようにすると、今度はもうお腹にいないということを受け止められない気持ちになるのです
染色体異常の子であれば諦めがつきますが、生きられる子のはずだった、お腹で生きさせることができなかったということがとても苦しいです
しかし今後の治療を検討する上で避けて通れないであろう出来事でもあり、来てくれたことと行ってしまったこと両方を受容するプロセスが必要と思っています
今日、お寺でお経をあげてもらってきました
過去には、3回目の流産のあとに1回やってもらいました
なので毎回はしてもらってなくて、自分の心に必要と思ったときに頼んでいます
したがって、流産した子の供養をしたいと思うきっかけが特にない方は、特に何もしなくて良いと私は思います
自分ちの仏壇やお墓にお参りするときに念を送るだけとかでも十分だと思います
何か供養のようなことをしたいけれど大げさなのではなくカジュアルにしたい、という方向けに我が家のことを書いてみます
お寺の選び方(私見)
お願いするお寺のアテがなんもないという前提で書きます、お世話になってるとこに頼みたいとかあればそれで良いと思います
戒名もらうとか位牌作るとかそういう手厚い供養は、毎回初期流産ということもあってウチは不要派です
自作のお地蔵様を作るワークショップがあるお寺とかも、ちょっとわざとらしいし、ウチはいくつ作ればいいんだよってなるので足が向かず···
仰々しいのが合ってないというのもあるけれど、そういうお寺はビジネスっていう面が強く見えて自分にはちょっと合わないと思いました
思いっきり水子供養!なお寺は、本家が別にあって支店進出みたいな感じだったりします
一方で、専門のお寺はプランごとのお値段が出てたりするので、手厚くやりたいという方には安心会計で良いんじゃないかとも思います
以前決めたときはいちおう水子供養でググりつつ、比較的近く&行く途中で花屋さんに寄れる&上記のような仰々しいことを掲げていない、昔からその地にあるお寺を選びました
普通に近所のお寺に相談しても良いかと思います
ただ近所だと逆に気まずいとかもありますよね
ちなみに宗派はあまり気にしませんでした
まあ、父方実家と母方実家でもお世話になってるお寺の宗派は違いましたし、旦那実家に至っては転勤族で仏壇ないので宗派不明ですし(わざわざ聞くこともないし)
今回も以前お願いしたお寺に行ったのですが、2年半の間にお堂が新築になって居住部も見るからにモダンになり、ランクルとMINIがモロに停まっていて、なんかちょっと「あぁ〜w」ってなりました
神社仏閣は正直ちょっと古いくらいが好きです
予約のとりかた
まずお電話して、流産した子の供養でお経あげてもらいたいとお伝えしてお坊さんの空いている日付時間でお約束してもらいます
(言うとき泣きそうになると思いますが、先方もお話内容考えたりあるかもしれないので、理由は先に伝えたほうが良いと思っています)
うちはこちらからお寺に出向いてますが、仏壇がある方は家に来てもらっても良いのだろうと思います(対応エリアがあるかも)
当日に向けた準備
供える花束を注文したり、お供え物(子供向けお菓子、ミルクなど)買ったり、折り紙で何かかわいいのを作ったり
そしてお手紙を書きます
普段は死んだ子の年を数えたりはしませんが、このときだけはひとりひとりに話しかけるつもりでもう◯歳かな、なんて書いたりしてます
また、受付書類に供養する対象の命日を記入したりしますので、流産した日付や手術した日付がわかるものを準備すると良いかと思います
母子手帳のような一緒にお経あげてほしいものがあれば持っていくのも良いと思います
ただし、エコー写真は別のクリニックに行ったときに診断材料になることもあるので、仮にお焚き上げ頼めるとしても持ち帰ったほうが良いでしょう
服装は家族メインの法事くらいの地味な格好のイメージです。ガチ喪服ももちろん良いと思います
もしちゃんとした数珠を持っていなければこの機会に買いましょう
お焼香したりするのでお作法を確認しておいても良いかもしれません(でもお通夜と違って他には誰もいないのでまあダイジョーブです)
お金
お気持ちって言われてもわかんないですよねぇ
地域差などあるかと思いますが、お経あげていただく+ちょっとしたお話なら1万円お渡しすれば文句は言われまい···って思っています
神社の祈祷は何グループかまとめてされたりするけど個別で対応していただくのもあるし
まぁ、自分なりにこれならケチじゃないやんなという金額にしておいたほうが、気持ち的に後日手を合わせるだけで伺うとかもしやすいです(だいたいのお寺は実はお参り自由です。が、神社と違っていつも参拝者がいるお寺はそんなにないと思いますので、なんとなく勇気がいる気がします)
手元供養
自宅で何か拝みたいという方は、ネット通販で小さいお地蔵様など買われると良いかと思います
5000円くらい出すと手作り品(機械整形ではない)が手に入る感じです
minneやCreemaのようなサイトで購入することもできます
これも1人1個だとウチはいくつ買うんだよってなるので、深く考えずみんなの分1個でOKと思っています
家でお線香あげたりもしたい気持ちはありますが、仏具を置く場所がなくてしていません
人により考える形は様々だと思いますが、仰々しいthe水子供養よりカジュアルを望む我が家ではこんな感じです
過去に稽留流産をしたときは、手術までの間にこの子をよろしくねとお墓参りをしたりもしました
ご自分の心の安らぐようにされると良いと思います
どなたかの参考になれば嬉しいです。