【マンガ感想】
『キミとおやすみ 2巻 (まつもと剛志)』
キミとおやすみ 2 (ジェッツコミックス)
まつもと剛志 白泉社 2011-11-29 by G-Tools |
過去記事はこちら → 1巻
【あらすじ】
小学校の先生、みっことまこちゃんは現在同棲中。予知夢が得意なみっこ先生とその生徒達のほのぼの学園4コマ! 2011年11月刊。
『まじかるストロベリィ』の『まつもと剛志先生』の最新作です。
主人公・『三枝未来子』はマイペースでおっちょこちょいな小学校の先生。
そんな主人公の特技は、『予知夢』を見ることができること。 その『予知夢』の能力を
最大限に活用して、生徒達を巻き込んでいく・・・。
というような感じの作品でして、小学校の先生である主人公・『三枝未来子』が彼氏や生徒達と
ほのぼのとした日常を過ごしていくという4コママンガです。
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ここからは、2巻の感想。
2巻では、1巻と同様に小学校の先生である主人公・『三枝未来子』が彼氏や生徒達との
ほのぼのとした日常が描かれつつも、先生たちの慰安旅行イベントが描かれたり、正月イベント
が描かれたり、『マリー』の姉貴が登場したりと多くの話が収録されております。
そんな2巻で面白かったのが、慰安旅行イベントですね。
このイベントは、先生方が慰安旅行に温泉へ行くこととなったところから始まりまして、
それぞれの先生のらしいイベントが描かれていくこととなりました。 そんなイベントで
面白いのは、やはり『教頭先生』と『校長先生』のラブラブな絡みイベントですね。
ちなみに、この『教頭先生(女)』と『校長先生(男)』との関係は、元生徒と恩師という関係で
あるようでして、主に『教頭先生(女)』が『校長先生(男)』のことを一方的に恋しています。
そのラブイベントのきっかけは、乗り物酔いをしてしまった『校長先生(男)』がお風呂から
上がってきた『教頭先生(女)』に膝枕をしてもらうところから始まります。 これまでのイベントで
『教頭先生(女)』が一方的に『校長先生(男)』に片思いをしている話ばかり描かれていたので、
上記の画像のような「夫婦かよ!」と突っ込んでしまいそうなラブラブな様子がいきなり描かれたのは
驚いてしまいましたが(私だけ?)、何とも幸せそうな『教頭先生』の姿は非常に素晴らしくなんとも
ホンワカした気持ちにさせてくれました。 その後も、いつもとはちょっと違うラブラブな2人の様子が
描かれていきまして、最終的に2人の関係を前進させるようなイベントが描かれました(ネタバレに
なるので詳しくは書きませんが・・・)。
個人的にですが、こういうイベントが描かれて気になるのが、『校長先生(男)』の異性関係ですね。
『校長先生(男)』は上記の画像を見てもらえれば判るとおり、結構なお年の方でして、性格的にも
結婚して子供がいてもおかしくないと思われます。 で、やはり気になるのが、『校長先生(男)』の
プライベートでして、特に、『教頭先生(女)』がこのまま恋をし続けて幸せになれる状態なのか
どうなのかが気になるところです(まあ、この作者の作品であるので、不幸な結果になることは
無いと思いますが・・・)。
もし、次巻があるならば、ここら辺の『校長先生』の謎を描くイベントが読んでみたいですね。
まあ、ここら辺は無駄に引き延ばしてもらったほうが面白いような感じでもありますが・・・。
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【総評】
1巻と同様になかなか面白く仕上がっております。
内容的には1巻と同じような感じで進んでいるので、1巻を楽しめた方ならば同様に楽しめるので
はないかなと思います(主に教頭先生が好きな方ならば絶対に楽しめます)。次巻も期待したいです。
点数的には
85点
です。
では、ここまで。