【マンガ感想】
『つづきはまた明日 2巻 (紺野キタ)』
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つづきはまた明日 2 (バーズコミックス ガールズコレクション)
幻冬舎コミックス 2010-02-24 by G-Tools |
過去記事はこちら → 1巻
【あらすじ】
父子家庭の兄弟・杳と清。父や叔母ら大人達は、二人を守りながらも逆に二人から発見を貰う毎日。心温まる日常ストーリー第2巻。
父子家庭の兄妹の日常を描くハートフルストーリー作品です。
小学5年生の『藤沢杳(ふじさわはるか)』と小学1年生の『藤沢清(ふじさわさや)』の兄妹は、
母親を早くに交通事故で亡くしてしまい、現在は父親と3人暮らしをしている。
そんな藤沢家の家の隣に、『藤沢杳』と同学年の『原田佐保(はらださほ)』の家族が引っ越してくる。
という感じで始まる作品でして、『藤沢杳』と『藤沢清』の兄妹の日常を中心に描きつつ、
この兄妹と叔母の『里佳子さん』との交流、隣に引っ越してきた『原田家』との交流などが描かれることで、
この兄妹が成長していく様子を描いていくというハートフル作品です。
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ここからは、2巻の感想。
2巻では、1巻と同様に『里佳子さん』を中心とした『藤沢家』の日常を描きつつも、
1巻で名前だけ登場していた隣家の『しおりちゃん』が新登場したり、『藤沢杳』と書道教室の関係を
描いたり、『里佳子さん』と『お父さん(里佳子の実兄)』との関係を描いたりと多くの話が描かれました。
そんな2巻で一番好きなエピソードは、今巻の5話目で描かれたピクニックイベントです。
このピクニックイベントとは、『原田家』と『藤沢家』のお隣さん同士で博物館裏の自然公園へピクニックに
行くというイベントの一つでして、普段はあまり会話を交わすことの無い『藤沢家の父』と『原田家の母』との
会話シーンが描かれたり(『藤沢家の父』の今は亡き『藤沢家の母』への想いが印象的に描かれている)、
『藤沢杳』と今は亡き『藤沢家の母』の思い出が描かれたり、『藤沢杳』と『原田佐保』との印象的な
会話シーンが描かれたりと、非常に多くの話が詰め込まれている作品です。
その中で特に印象的だったのが、やはり『藤沢家の父』が語る亡き妻への想いを語る話でして、
その亡き妻が事故に遭い、ICUで治療を受けている間に『藤沢家の父』がずっと呟いていた言葉の
エピソードを初めて読んだときは、『原田家の母』のように泣きそうになってしまいました。
(特に、「今じゃないはずだ、今じゃなくてもいいはずだ」と何度も呟くシーンは印象的でした)
また、その『藤沢家の父』の言葉に対して、『原田家の母』が言った“弓絃葉”のエピソードも素敵でして、
その“弓絃葉”のエピソードを聞いた後の『藤沢家の父』が言った言葉にも泣きそうになってしまいました。
普段は、仕事ばかりであまり目立つことの無い『藤沢家の父』ですが、こういう性格の人だからこそ、
「息子達や実妹・『里佳子さん』らに慕われているのだろうな~」ということが理解できましたし、
それと同時に、「この人は強い人だな」と感じることができました。
もし、次巻があるならば、『藤沢家の父』と『藤沢家の母』の出会いのイベントが読んでみたいですね。
どのように出会い、どのようにして結婚に至ったのか、気になりました。 次巻も楽しみです。
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【総評】
о(ж>▽<)y ☆ 面白いです。
1巻の感想でも書きましたが、男女関係無く楽しめるであろうハートフルコメディーでして、
普段、私がお薦めしているような作品が好きな方に、絶対にお薦めしたい作品の一つです。
点数的には
95点
です。
個人的にですが、主人公達を押し退けて(笑)大活躍している『里佳子さん』が本当に素敵です(^^ゞ。
ぜひとも、3巻以降も、『里佳子さん』を中心とした路線でお願いしたいですね。
では、ここまで。
