『宇宙兄弟 1巻』の感想 | まんが栄養素

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【マンガ感想】

 

『宇宙兄弟 1巻 (小山宙哉)』

 

4063726746 宇宙兄弟 1 (1) (モーニングKC)
小山 宙哉
講談社 2008-03-21

by G-Tools

 

 

【あらすじ】

2025年。兄は、もう一度だけ自分を信じた。筑波経由火星行きの物語がはじまる!
本格兄弟宇宙漫画発進!

 

 

2025年を舞台に、宇宙飛行士を目指す兄弟を描く作品。

 

2006年7月9日、兄・六太(12歳)と弟・日々人(9歳)は月に帰っていくUFOを目撃する。

そのUFOを見た二人は、

 

日々人 「なんとなく将来は宇宙飛行士になってさ、月に行くような気がしたよ」

六太   「お前が月に行くなら、兄ちゃんはその先へ行くに決まってる」

      「火星に行くよ」

 

と誓い合う。

それから20年。

弟・日々人は約束どおり宇宙飛行士になり月面の第1次長期滞在クルーの一員となっていた。

一方、会社をクビになり、無職の兄・六太。弟からの1通のメールで、兄は再び宇宙を目指しはじめる。

 

という感じで始まるヒューマンドラマ。

物語が始まった時点では、弟・日々人は宇宙飛行士として月面に向かうメンバーの一人として選ばれ、

兄・六太は上司に暴力を振るったということで勤めていた自動車開発会社をクビになります。

仕事をクビになり無職となった六太は、日々人からメールを受け取ります。

 

『兄とは常に弟の先を行ってなければならない』

『だけど・・・何をやっても俺を追い越し先を行くのは弟・日々人じゃないか』

 

日々人に対し、いつしか「なんでもできるスゴい兄貴」を演じる事が出来なくなることを恥じるようになり、

いつしか『宇宙飛行士になる』という夢を忘れていたふりをしていた兄・六太でしたが、

日々人のメールをきっかけに、「宇宙へ行きたい」という夢を抱くようになります。

 

20年前のあの日の誓った言葉を実現させるために・・・。

 

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【総評】

о(ж>▽<)y ☆ 面白いです。

本編は兄・六太の視点で描かれ、彼が宇宙飛行士になるまでの軌跡を描いております。

六太の性格は親しみやすいですし、この作品で描かれる『兄と弟』の関係も良いです(^^ゞ。

1巻では、JAXA(独立行政法人宇宙航空研究開発機構)の新規宇宙飛行士選抜試験が

中心に描かれており、まさしく宇宙飛行士への第一歩という感じですね。

 

点数的には

95点

です。

 

物語的に、全ての面で上手く行きすぎているため、多少リアリティーに欠ける部分がありますが、

ストーリーの面白さは一級品であると思います(^^ゞ。
 

 

では、ここまで。

 

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