『ぽこぽこコーヒー気分　１巻』の感想

【マンガ感想】

『ぽこぽこコーヒー気分　１巻　（笹野ちはる）』

【あらすじ】

おっとり店長・彩さんと、きっちりウエートレス・智ちゃんの織り成す爆笑凸凹コラボレーション！！笑顔の集まる喫茶店『たんぽぽ』にいらっしゃい！！

４コママンガです。

喫茶店が舞台の４コママンガで、主に店長と店員のやり取りを楽しむ作品です。

【主な登場人物】

月島彩・・・・・・・・喫茶店『たんぽぽ』の店長（画面左）。　背が小さく、童顔な３０歳。　

　　　　　　　　　　見た目はおっとり系だが、仕事に関してはしっかり系。

　　　　　　　　　　背が小さく童顔なため、年相応に見られることはあまりない。

　　　　　　　　　　一応、彼女目当ての常連もいるが、恋愛には発展しない。

千川智子・・・・・・喫茶店『たんぽぽ』のウェートレス（画面右）。　２５歳。

　　　　　　　　　　仕事では雑な部分が目立つが、さっぱりとした性格でおしゃべり。

　　　　　　　　　　いわゆる美人だがボケ役のため、恋愛話は一切無い。

主に、喫茶店を舞台に『智子のボケ』と『彩の天然』を楽しむ作品で、

４コママンガとしてかなりレベルの高い面白い作品に仕上がっています。

まあ、登場人物が上記の２人のみで、常に喫茶店を舞台にしているので話の変化が少なく、

多少、マンネリを感じることは否めませんが、最後まで楽しく読めました。

残念ポイントを挙げるならば、やはり常連客かな。

喫茶店が舞台なだけに、何人か常連客も存在している。

その常連客が容姿的にも存在的にも一切自己主張をしておらず、いわゆる空気状態。

もっと存在感のある常連客を数名ほど登場させれば、話の幅も広がると思う。

まあ、今のバランスが一番良いのかも知れないけれど・・・。

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【総評】

４コママンガとして、合格点の出来。

マンネリになりやすい設定なだけに、最後まで楽しく読めたのは作者の才能だと思います。

点数的には、

８５点

です。

とはいえ、やはりもっと目立つ常連客を増やしてほしいですね。

無理にラブコメとかさせる必要は無いですが、話の幅を持たせる意味でも・・・。
　

では、ここまで。

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