『王様の仕立て屋 14巻』の感想 | まんが栄養素

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【マンガ感想】

 

『王様の仕立て屋~サルト・フィニート~ 14巻 (大河原遁)』

4088596412 王様の仕立て屋~サルト・フィニート~ 14 (14) (ジャンプコミックスデラックス)
大河原 遁
集英社 2007-05-02

by G-Tools

 

過去記事はこちら。 1巻  10巻  11巻  12巻  13巻

 

 

【あらすじ】

イタリア・ナポリの泥棒市に住む日本人、織部悠。ナポリ中の“究めし職人”から“ミケランジェロ”と賞賛された伝説の名仕立て屋が、唯一認めた弟子である。彼が受け継いだ至巧の技と、イタリアの比類なき伝統が一着のスーツに蘇生した時、それを身に纏った者の人生に珠玉のドラマが生まれる。

 

 

服の仕立て屋さんを主人公とした作品です。

ウンチク系読みきり作品で、早いものでもう14巻目です。

 

よくある未熟な仕立て屋さんによる成長物語ではなく、すでに至巧の技を身に付けた人物が主人公で、

様々な服の依頼をその主人公が、服と依頼人の悩みを同時に解決していく話です。

基本は、ワンパターンな読みきりタイプの作品でありますが、

登場キャラクターの再登場率と準レギュラー率が非常に高い作品でして、

他のストーリーマンガと同じような感覚で楽しめる作品だと思います。

 

ということで、主人公・織部悠の技術は神の領域に達しているため、

主人公の挫折をした姿や、成長をした姿を見ることは一切出来ない作品だったのですが、

ついに、今巻でこの主人公も壁にぶつかりました。

まあ、思った以上にあっさり解決してしまうわけですが、一人で自己解決するのではなく、

仲間達の励ましの言葉により壁を乗り越える構成は王道だけにかなり良かったと思います。

個人的には、2・3話ほど使って、この超えないといけない壁に悩む描写を丁寧に描き、

主人公をさらに魅力的に描いて欲しかったのですが・・・・(^^;。

 

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【総評】

ネットでは、『隠れた名作』・『面白いのにネットで話題に上らない作品』という、

ある意味、不名誉な肩書きが付いている作品です。

まあ、面白いのですがマンネリ感が非常に高くワンパターンな読みきりタイプの作品ですので、

ネットレビュアーが願うほど、万人受けするとは思えないのですけどね~。

 

点数的には

88点

くらいかな。

 

読みきり作品なので、一気に読もうとはせずに、一冊一冊ゆっくり読むことをお薦めします。

いずれ、アニメ化されると思うので、今からチェックしておくのもいいかも。
 

 

では、ここまで。

 

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