ちゅう訳で、仕事終わりに頼み込んで試乗してきました
見た目にコンパクトなボディは乗り込む前から
走りを予感させます
室内空間はFD3Sと同じ感覚で、妙に落ち着くな~と
やはり私は広い室内よりタイトな室内の方が好きなんだな
シートを目一杯下げても、まだ下げたいんだけど仕方ない
適当にポジションを取って、イグニッションON
何も特別な事もなくシュルンと始動
うちにあるのはCVTモデルなのでDレンジに入れて
そろそろとスタート
1.5Lとなったⅰ-VTECエンジンは低速域では
吸気バルブを1つ休止する
インサイトに比べたら排気量の差が大きく力強い加速をする
モード切替ボタンがメータークラスター右側に並んでて
基本、ノーマルモードでスタートする
街中を走る限り、このノーマルで充分でしょう
エコモードだと、やはり制御による抑制感が付きまとい
どうにもスッキリしないかな
ホイールベースの短さと、足回りの設定で
路面の悪い所を走ると、ドッタンバッタンするし
フロントストラット故に弾くような動きがどうしても出てしまう
リヤサスもトーションビームだけにバネ下が重く追従性がイマイチ
まあ、大多数の人にはスポーティでいいねとなるセッティングだと思う
私の様な変人は経験則から、こういう物言いをしますがね(爆)
車重は1180kgで思ったほど軽くはないけど、これが落ち着きをもたらし
路面のいい所では快適な走行をする
で、室内はオプションのイルミネーション(スピーカーやドアハンドル裏を光らせる)
が眩しいくらいだったのを除けば悪くは無いと思う
何というか、戦闘機のコックピットっぽいんである
所がね、私みたいに低く座る人間にはタコメーター上の(バイザー内側)
黒い部分が非常に気になる
アレ、何かと言うと・・・速度が中心の丸の中に映っているのでありまして
その大元のメーターが、上の黒い部分の奥にあるのです
一時期流行った、オプティトロンメーターみたいな感じ
メモリの反射が綺麗に写りこむだけに、あの黒い部分が残念(^_^;)
せめて透明の蓋でも付けようぜい
さて、通常走行では瞬間燃費計も大体20km/Lをマークしますが
スポーツモードに切り替えると、まあ元気に走ります
速度計の廻りはエコ運転を視覚に訴える様になっており
通常は青~緑に変化しますがスポーツモードは赤
スロットルやシフト制御もダイレクト感が増し
コンパクトな車体を元気良く走らせる
この辺りは初代インサイトに乗った時の感覚に近いもの
ただ
エンジン音は正直「爽快」ではありません
メカノイズが回転とともに篭る感じで助長されてしまい
高回転まで回そうとは到底思えない「雑音」になります
2000rpm辺りが静かだけに、余計気になります
まあ、これも人によってはスポーティとなり得る要素なので
自動車誌のインプレを見てみましょう
インサイトと違って、空力も良くなっており
横風やビル風を喰らっても、妙な風切り音や煽られる事が無いので
高速道路はちょっと期待できるかな
ただ、室内空間の静かさ故にタイヤのゴーってノイズがむっちゃ気になる
これ、ホンダはどれもそうなんだけど
ホイールハウス内の処理か、とにかくタイヤノイズが盛大に入ってくる
ここが解消されれば、更に商品的価値が上がるのにな~
総評
全体的には非常に良く出来た車だと思う
磨き上げたIMAシステムはアイドリングストップも含めて
かなり洗練されてきており、違和感は少ない
加速力なども、圧倒的ではないけれど
ハイブリッド=エコ一辺倒と思っている人には意外な速さを見るでしょう
メーターの賑やかさを除けば、視界に入るものは自然で
シフト位置やスイッチ等も扱いやすい
相変わらず、斜め後方とリヤワイパーのモーター分だけ
後方視界はいいとは言えない・・・車線変更や車庫入れは注意が必要
後はエンジン音がスッキリすれば言うこと無しなんだけどね~
6MT仕様がどうなのか気になるので、またの機会に
乗せてもらいましょうかね
で、この車
ゆとりがあれば買いだと思います
上級のαは250万くらい
評判はいいみたいですが、さてさて・・・。
個人的には
またハイブリッド暴走族が増えるのかと(爆)