再度山の大師道をゆく

摂津八十八箇所霊場を終えて

すっきりして気分が良い秋晴れの再度山。

行きは体力温存の為にタクシー🚕を利用しましたが、帰りは弘法大師が歩いた道を下りて行きます

今回は摂津国八十八箇所霊場の番外編

～大師道をゆく～

です

あっ

説明不足でしたね

再度山ってのは神戸に有る山で（ふたたびさん）と言います。

何故、再度山って名称になったかと言うと弘法大師が若かりし頃、遣唐使として唐に向かう前に参拝した大龍寺へ唐から戻って来てから再度、参拝しに来た事に由来するそうです。

で、大師道とは、その時に大師が歩いた道っていうねっ

そんな素敵なエピソードの有る道でござります

こちら大師道は大龍寺さんにも石碑が有った

毎日登山の記念碑が建っています

記念碑

何かね

ここ神戸には江戸時代から続いている『毎日登山』て風習が有るんだそうです

本格的な登山じゃなくて毎朝、健康的に軽めの山登りをしよう

ってコンセプトで始まったみたい

で、神戸ヒヨコ登山会って毎日登山をする会が有って、

その方々が道の手入れとかして下さっているんだとか🐤💕

ちなみにこの場所が善助茶屋跡で、毎日登山の発祥の地となっているそうです

休憩所

今は休憩所が有るだけですが・・

そして、私の様な何処に行っちゃってたんだろうね～って人にも優しい

道標

が沢山立ってるので安心です

さて、大師道を下っていきますよ～

人が往き来して踏み固められた道をテクテク歩く

気候も良かったから凄く気持ち良い 

石段が有ったりもしますが

急な坂はないので、凄く歩きやすい

ついつい鼻歌も出ます

緑が心地よい静かで穏やか～

暫く進むと舗装道路に出ました

 

☆分岐☆

舗装された道の方からハイカーさん達と出会いました

私は石段側から降りてきましたが、どうやら別ルートも有ったみたいです

でも、道標が有るからダイジョウ←死語

さらにテクテク

まぁ、こんな感じでひたすらテクテクモードです

暫くすると

猩猩池の碑

ちょっと高い場所に石碑が建っていました

少し下っていくと、その池は有りました

猩猩池

自然に出来た池では無くて、昔から高所に有る土地なので干ばつに悩まされていたそうで、貯水池として作られた池なんだって

猩猩って「しょうじょう」って読むんだね

調べたら架空の動物とか、オランウータン🦧とか出てきたけど・・

こんな所にいた筈もなく

池の完成を祝って酒樽を用意して祝宴をあげた際に猩猩の謡曲を歌って盛り上げたからそんな名称になったんだそうな

どうやら猩猩って生き物が酒を好んで飲むらしいので

皆で盛り上がっている姿はまさしくそんな猩猩みたいだったのかな

さて、まだまだ歩きますよ～

諏訪神社方面へ

いつまででも歩いていられる楽ちんで気持ちい道～

途中には

幻の滝

と言うそうで、普段は流れていないらしいのですが雨の後に現れるんだそうな

少しだけれど水が流れているが・・雨なんて降っていたっけか

まっ良いか見れたし

そして所々に有る

砂防ダム

山から土砂が町に流れないように堰き止めるダム

小さな橋を渡って～

 

あっ

丁石やん💕

お地蔵様とコラボしてる系丁石ですねっ

途中から出現したけれど・・

見落としなのか、はたまた無くなったのかは分かりません

半分埋もれた丁石さん

土砂崩れが多い場所だったのでしょうか

所々に木が倒れていたり崩れていたりしていました。

だから砂防ダムが有るのねん

あっ

ハイカーさん発見

さて、途中には民家なのかお堂なのか

な壊れた建物が点在しておりました

ちょっと寂しい風景。。

これは渡るために有りそうだ・・

危ないから渡らないけど

ここは間違いなくお堂の跡。

この辺りまで来ると無心

でも、写真はしっかり撮っている私

何故か大切にされている丁石さん

余り書くことが無くてすみません

雰囲気だけ楽しんでいただけたら

なんか好きゲ～な橋を渡って

お店

今は無人の廃墟。。

ダム

なんか門みたいの見えるぞ

その上には

謎なガードレール

ダム

下り～

上り～

黙々と歩く

ここはな～に

石仏

阿閦如来さんでした

寺跡なのでしょうか

何故か跡地に折り畳みチェアーが数台並んでおりましたよ

ここで十三丁

川の横を歩きます

この辺りから人の声や楽器の音が聞こえてくるようになりました

周りにも使用されているお店とかが見えます

☆分岐☆

ハイカーさんが二手に分かれてしまったが・・

私はどっちに行けば

案内板

どっちも一緒っぽいので自然が多そうな山側を行く事にしました

この橋を渡って道路に出て民家が有る方に行くか

まだもう少しだけ山道を歩くか選択できるみたいです

水が透き通ってる

屈めば水に手が届く低～い橋の上で

渡らずに戻る

私はコッチ

休憩出来るよ

ちなみにここまでトイレは見当たりませんでしたが、さっきの橋を渡ったら公衆トイレが有ったみたい

道標

だいぶ山から降りて来た感じで

景色が違う

約４キロの短いハイキング 

そろそろ終点ですね 

遠くに海が見えてきました

女子大のグラウンドの近くに来てるみたい

ア～チが暫く続きます。。

ここに薔薇を植えたら良い感じになりそうよね

なんて勝手な事を考えながら

おっ

諏訪神社の境内に着いたみたい

赤い鳥居が見えてきました

そんな感じで

次回のネタバレ含むたいした情報も無い記事を読んでくださってありがとうございました

次回、大龍寺に行く時は行きも歩いて行こうと思います。

布引の滝が見てみたいので別ルートで

味醂でした

大師道（神戸再度山）