遺伝性の癌体質ミミです。

22歳で大腸がんにかかってからこれまで3回癌になりましたガーン

もうアラフォー。よくここまで生きられたなぁ。。。

 

命があってこその人生。

私は癌に一生悩まされますが、他の人も苦しい何かを抱えて生きている。

そう思って前向きに生きようと思っています。

 

先日、遺伝相談外来に行ってきました。

最初の癌のときに一度遺伝子を調べているのですが、再度検査を受けました。

もしかしたら新しい遺伝子癌体質の発見になるかも?!

 

なんでこんなに癌がどんどんできるのか。汗

不思議でならなかったのですが、今日先生の説明でようやく根本がわかりました。

 

普通の遺伝子の人も毎日癌が出来ますが、自分のいい細胞(NK細胞など)がみつけてやっつけるので癌になりません。

 

一方、遺伝性の癌体質の遺伝子を持っている人は、その毎日できる癌細胞を自分のいい細胞(NK細胞など)が見逃してしまって癌が発生してしまうそう。

 

わかりやすくいうと、がん細胞がアンテナを出していて、それに集まったバリア機能のある物質が癌自体を覆って包み込む。(らしい)

そうすると、NK細胞さんは癌にバリアがあるから癌と認識できずにスルーゲッソリしてしまうんだとガーン

 

だからポコポコできるんだ!なーるほど!!

 

今まですごく食事に気をつけたり癌に効く水を飲んだりしてみたけれども、通常の癌予防を通り越した発生原因があるのだと痛感いたしました。。。

 

また再び、いつ癌になってもそれは私の身体の仕組み上普通の出来事なんだと分かりました。

だから出来たら命に関わる前に治療する。

それでいいのかなって。

 

いつ何があっても後悔しないように毎日悔いなく生きていこう!!

そう、改めて思った瞬間でした。

2017年ももうあと少しで終わりですね。

今年はいろいろなことがありました。

二回目の大腸がんが見つかったこと、普通ならこれが一番大きなことですが、
今年は年下の兄弟が亡くなったことがとてつもなく大きな出来事でした。

亡くなって半年経過して、最近よく兄弟のことを想います。

治る見込みの少ないとてつもなく苦しい治療に望み、毎日癌の激痛に耐えた彼は、どんな気持ちだったのか。

私はたくさん癌になっていますが、どれも治るという希望があったから辛い状況も苦しい治療も頑張ることができました。

痛みや苦しみが消えない状況ほど、つらいものはなかったことでしょう。
今、改めて考えて毎日涙が止まりません。

そして、性別は違えど兄弟をなくし残された姉という立場で、小林麻耶さんも同じ気持ちを抱いているのかも。
涙は枯れないんです。本当にそうなんです。

そして麻耶さんのご両親も、、、。
私の両親の状況と同じ部分があるのかな。
そう勝手に考えてしまってまた涙が止まりません。

今年は
生きる意味とは何か
時間の有限さ
伝えたいことはすぐに伝えるべき
やりたいことはすぐやるべき
そんなことを兄弟の死から改めて気づかされたきがします。

先日大腸内視鏡検査を受け、ポリープを4つとりました。

そのうち1つが「癌」でしたガーン

 

ビックリです。

あ、約15年ぶりの大腸がんなんですけれどアセアセ

 

人というのは癌を切っちゃって普通の生活が出来るようになり、時間が経過してゆくと、あの苦しく過酷な日々を忘れてしまうのですガーン

本当に馬鹿者ですタラー

 

私は癌体質HNPCCだというのに一般の人と同じように

糖質いっぱいの毎日の食事や加工肉(一応無添加のものだけれど・・・)、お菓子・・・

一回目の癌のあとやめていた清涼飲料水も・・・

全然気にしない生活になっていました。

 

もうあの苦しい術後は絶対に味わいたくないのに。。。

もう二回目はないと・・・(これ以上腸がなくなると生活に支障がでます。

あんなにもう絶対に食生活気をつけようと思っていたのに・・・。

 

今回はお腹を切らずに済みました。

癌を先生が見つけてくれて助けてくれました。感謝しかありません。

 

そして、きっと亡くなった兄弟が助けてくれたのだと思います。

 

気持ちを改め、また生きていきます。