池袋に住んでいる友達は まだ停電生活をしてない。
っていうか 21区はしてないみたいだよね? 23区ではなく・・・
「どう? 停電」 って聞かれたので
「うーーん。慣れた。停電始まったら3時間はしょがねって思えるようになったよ」
まだ3回くらいの経験だけれど 未経験の人よりは発言力があるので語ってみた。
「ところで 都会の節電生活はどうよ?」
と逆に聞いてみた。 彼女の家は 池袋の駅から程近い戸建てだ。
「それがさ 明治通りに街灯があったんだって初めて知った。
今まで街が明るすぎて 街灯があることに気付かなかったみたい」
と教えてくれた。 不夜城TOKYO の一角 池袋。
友達いわく 「とってもいい感じな夜の色」 だそうだ。
地元駅前を 夕方から夜にかけて歩いてみた。 もともとそんな賑やかぢゃない街だけどさ 笑。
ネオンを消した店から 店員さんが出てきて お店やってまーーーす って微笑んでいた。
電力の変わりに マンパワー。 数日の間に お店の人たちは工夫を凝らしている。
ワタシたちが入った店は 元々 間接照明の店だったけれど さらに暗くなっていた。
化粧が落ちかけている44歳には ちょうどいい明るさだった。
子供達もおとなしく食事を終えた。 で 帰路バス停に向かいながら思った。
あ バス停がすっごい明るく感じる。 そか。 そう思って空を見た。
自分の目が悪すぎて 星なんてみえなかったヾ(@^(∞)^@)ノ とほほ
あっちもこっちも 歩く人に声をかけていた。 案内の人たちったら帽子が光っていたり
持っている看板がお祭りみたいに蛍光だったりして 暗い街の中で光っていた。
庶民って いつの時代も
ニーズにあわせて楽しく上手に
暮らす方法みっける
天才だと思う!!!
よく 知識より知恵だとか言うけれど 庶民の工夫 庶民の苦肉の策って 暮らしの知恵として
あちゃこっちゃで ものすごく生きてると思う。
節電・停電の中で 店の看板消したなら こうやって目立たせようって発想が生まれてる。
庶民って 絶対 すごいって!!!!
↑ みみp的民俗学の極意 笑
表舞台の歴史は歴史で尊いけれど
絵巻物や風俗画に描かれてる庶民の生活が 時代の象徴だしエネルギーなのさ。
エネルギーが変わっても ライフスタイルが変わっても
庶民のエネルギーと工夫と能力は 上がるだけだと思うのだった・・・