特捜・妄想短編小説【Storm of the kiss】#7(天王寺) | 浅葱色の空の下。

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薄桜鬼に見事にハマってしまったアラサーのブログです。
拙いですが、お話描いてます。
まだゲームはプレイしてません!色々教えてやってください。

少しずつフォレストにもお話を置いていっています。お楽しみいただければ幸いです。




#1  #2  #3  #4  #5  #6




最終話です。


18☆禁です。


苦手な方や未満の方はお戻り下さい。






設定無視、

キャラ崩壊あり。


それでもよろしければどうぞ。




















こんなやりとりがあって、付き合い始めた私たち。


豊さんが忙しいのには変わりはないけど、私と会う時間を凄く大切にしてくれて、私を愛してくれた。


そんな私たちの付き合い方に、先に根をあげたのは豊さんの方だった。







久しぶりのデートの後、豊さんの部屋へ来た私たち。


玄関に入るなり、我慢できないと言わんばかりに甘いキスの嵐が降りてきて、
無我夢中でそれを受け止める。


崩れ落ちる私を支えながら、緩やかに廊下に押し倒された。


そしてそのまま彼からの愛撫を受け入れ、果てへと追い込まれる。



「ええ顔や」

満足気に笑った彼は私にキスを落として、身体の熱が燻る私をお姫様抱っこして寝室へと向かう。

雪崩れ込むようにベッドに身を沈める二人。



「たまには服着たままもいいな。乱れるゆうもそそる」


「…や、だ。汚れちゃ…う…ん…」


「もうびしゃびしゃやで?手遅れや」


「そ、んな…っ!あ、あ、そこ…、ダメっ!」


「ダメなわけないやろ…、めっちゃ締めてるし。ここがええんやろ?…ほら、もっと乱れてみ」


「んあぁっ!!」



触れ合う身体が熱い。


彼の射抜くような視線でさえ、快感に変わる。


二人から漏れる吐息と、絡み合う液音と、スプリングの規則正しい音と、
二人の肌がぶつかる音が部屋中に広がった。


「ね…、気持ち、い?」


「気持ちよすぎて…、必死や。…あかん、そんなん言うたらいってまう…、やろ」


「一緒、に…いこ?」


「…お前は…一々、かわい、すぎんねん。今日は…、離さへんから、な…っ!」








乱れた息も整い、身体の火照りだけがまだ鈍く残る。

甘く痺れるような余韻を感じながら、彼の腕の中でまどろんでいた。



「なぁ、ゆう」


「なぁに?」

腕の中から見上げれば絡んだ視線。


「同棲、しよか」


「…どうしたの、急に」


「急にってワケちゃう。結構前から考えてた。一分一秒でもお前に会いたいねん。こうやって一緒におりたい。
…ちゃんと将来のことも考えてる。それを踏まえての…」


「ふふふ」


「…何、笑ろてんねん」

笑う私に急に照れくさくなったのか、少しふてくされたような表情で顔を近づけて、
指で私の鼻を優しくグリグリと押した。


「豊さん、私にベタ惚れだな~と思って」


「何、自惚れてんねんや」


「自惚れ?」


「ぃや、訂正。…ベタ惚れやわ」

笑みが零れる私たち。


私が少し顔をあげれば、それが合図かのように重なった唇。

リップ音と共に離れた唇を目で追いかけて、彼と視線を絡める。



「同棲…しよっか」

私の応えに安堵したように息を吐いて、ふわりと笑う彼。


「ありがとうな。ゆう、めっちゃ愛してる」


「私も豊さんを愛してるよ」


「じゃあもういっぺん気持ち良ぅなろか」

意地悪そうに上がった口角。

彼の大きな手が私の身体の輪郭に沿うように滑っていく。


「え!もう?待って」


「可愛すぎるお前が悪いんや」

覆いかぶさりながら、降り注いでくるキスを受け止める。

それが合図かのようにまた火照りだす身体。



私たちのキスの嵐はまだ止まない。









fin.





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はーい。


天王寺さんのお話でした~。


お名前貸してくださったゆうさん、ありがとうございました!m(_ _ )m



書きなれてはいない特捜だし、天王寺さんだしで

お見苦しい点もあったと思います。申し訳ないですm(_ _ )m



でも久々に特捜書けて楽しかったですね(*^▽^*)

またお話が降りてくれば書きたいなぁと思います。


ここまで読んで下さった方、ありがとうございましたm(_ _ )m









みふゆ