弾かれ判定 ※MHXX向け記事 | MHXデビュー初心者から見た、一般人向けのモンハン考察ブログ

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攻略サイトなどを参考にしても、使い勝手の悪いスキル構成などが少なくなかったため、普通の腕を持つ人にとって本当に意味のある情報を提供しようと考え、立ち上げたブログです。

 G級クエストになって、近接武器で攻撃した際に弾かれることも少なくないのではないか、と思います。そして、紫ゲージの補正が弱体化したこともあって、白ゲージ運用が流行りつつありますが、紫ゲージの意義は物理火力だけではありません。紫ゲージは、弾かれづらいという特質を有している点を、看過すべきではないでしょう。

 特に、弾かれた場合、武器によっては大きな隙をさらし、超特殊許可クエストなどでは、それだけで乙に直結しますから、重要です。

 

 そこで、本稿では、弾かれ判定について正確にまとめてみようと思います。

 

  • 弾かれ判定の基礎

1.弾かれ判定式

 弾かれ判定は、斬れ味補正×肉質が、一定値以下だと弾かれます。

 一定値はクエスト難易度によって異なり、

上位:25

G級:27

 となっています。27ちょうどの場合は弾かれ、27を上回れば弾かれないことになります(ヒットストップと弾かれについて、「モンハン下手です」と悩む方、弾かれまくってたりしませんか?を見て初めて知りました。モンハンの計算式は、小数点以下切り捨てが多いので、割と珍しい気がします)。

 

2.斬れ味補正

 また、斬れ味補正については、

赤ゲージ:0.5

橙ゲージ:0.75

黄ゲージ:1.0

緑ゲージ:1.05

青ゲージ:1.2

白ゲージ:1.32

紫ゲージ:1.39

 となっています。

 

3.斬れ味補正の補正

 ただ、一定の場合に、以上の斬れ味補正にさらに補正が加わります。代表的なものは、以下の通り。

・大剣の溜め斬り(溜め1:1.1倍、溜め2:1.2倍、溜め3:1.3倍)

・大剣・太刀の武器中腹HIT時:1.05倍

・太刀の練気ゲージMAX時:1.12倍

・片手剣(常時):1.06倍

 

 片手剣だと弾かれづらいとか、大剣で溜め斬りした場合に弾かれづらいのは、以上の上方補正が理由です。

 

 

  • 具体例による検証

 具体的な数字で検証してみましょう。

 

 たとえば、天眼タマミツネの尻尾の切断肉質は20です。

 紫ゲージ武器で斬ると、1.39×20=27.8です。したがって、紫ゲージ武器だと弾かれません

 これに対し、白ゲージ武器で斬ると、1.32×20=26.4です。27を下回っているため、白ゲージ武器だと弾かれることになります(ただし、片手剣や、大剣・太刀で中腹HITしている場合は、弾かれません)。

 実際に私がプレイしていても、紫ゲージから白ゲージに落とした途端に弾かれました。

 

 紫ゲージは弱体化しており、かつ白ゲージと紫ゲージとで差が出る場面は、数字だけ見ればほとんどないように感じられるでしょう。両者で差が出るのは、基本的に肉質20の部位です。

 しかし、肉質20の部位というのは、案外多いのです。

 たとえば、リオレイア希少種・リオレウス希少種、紫毒姫リオレイアも、尻尾の切断肉質は20です。白疾風ナルガクルガの刃鱗も20ですから、積極的に刃鱗を狙うことは余りないでしょうが、ナルガは素早いモンスターなので攻撃動作中に動かれることがあり、それで刃鱗に当たってしまった場合などは、弾かれることになります。アグナコトルも、硬化時の肉質は15か20ですから、白ゲージだとまず弾かれます(肉質15の部位は紫ゲージでも弾かれます)。

 

 ちなみに、青ゲージだと、肉質22以下の部位を攻撃すると弾かれます(22×1.2=26.4<27)。

 鏖魔ディアブロスの尾先や矛砕ダイミョウザザミの脚、金雷公ジンオウガの尾先(肉質21)など、白ゲージだと弾かれない(21×1.32=27.72)ですが、青ゲージだと弾かれることになります。

 

 モンハン攻略・初心者講座に置いてある表のデータを、MHXX向けに直せば、以下の通りです。黄色ゲージで運用する人も居ないと思いますので、緑ゲージ以上に絞ります。

 

  • 総括

 お分かりだと思いますが、以上のように、紫ゲージと白ゲージ、白ゲージと青ゲージとで、弾かれ判定が変わる部位があるのは、偶然そうなっているというよりも、意図的に肉質の数値を設定しているのではないかと思います。

 全部のモンスターの肉質を把握しているわけではありませんが、「金レイアや銀レウスの尻尾は、白だと弾かれる」といったようなかたちで知識として身に着けておくと、よいと思います。

 紫ゲージが弱体化したといえど、白ゲージとの微妙な差で弾かれ判定が左右されることも少ないということが、お分かりかと思います。武器を担ぐ際は、こういった点をも考慮に入れればよいと思います。