- 乗り攻防の基本
段差でジャンプ攻撃をした場合やエア回避から攻撃をした場合などに、乗り蓄積値という特殊な状態異常蓄積値(のようなもの)が溜まります。蓄積値が一定値を超えると、乗り攻防が始まります。乗り蓄積値の溜まり方は、私も正確には把握していないのですが、攻撃力や斬れ味は関係なく、攻撃モーションによって蓄積値は決まっているようです。イメージとしては、簡単にできるジャンプ攻撃は、蓄積値が低いといってよいでしょう。具体的には、操虫棍の跳躍(セルフジャンプ)や、ボウガンのジャンプ撃ちのように、安全にorどこからでもできるジャンプ攻撃の場合は、蓄積値は低いです。
さて、乗り攻防に移ってからですが、時々、A・Xボタン連打による攻撃のみをしてそのまま乗り失敗になる例を見かけます。しかし、下位のモンスターならともかく、上位やG級でそれをやったら、ほぼ確実に失敗します。
具体的には、
・モンスターの顔が緑色の場合に攻撃
・モンスターの顔が赤色の場合はRボタン押しっぱなしによりしがみつく
をすべきことになります。基本的にはこれだけです。
これだけなのですが、攻撃としがみつきを完璧に行っても、乗り失敗することはありえます。
たとえば、モンスター怒り時に乗ってしまうと、攻撃機会が少なく、失敗しやすくなります。モンスター疲労時などを狙えば、乗りに成功しやすくなります。
また、スタミナ最大値が減少している場合は、Rボタンによるしがみつきができなくなって失敗する危険もあります。100を超えていれば基本的に大丈夫ですが、それを下回っている場合は、スタミナ最大値を回復させて下さい。
ほかに、乗り攻防を成功させるためのコツと失敗させないためのコツを書いていきます。
- 乗り攻防を成功させるために
ただ、乗り攻防を成功させるためには、もうひと工夫必要です。
乗り攻防の際に、モンスターの取る行動は、3種類です。
(1)暴れ
(2)咆哮
(3)静止
各々説明しましょう。
(1)暴れ
暴れ状態の場合は、Rボタンでしがみつくしかありません。ひどい場合には、終始暴れ状態で、攻撃する暇なく失敗するということもあります。
周囲が攻撃することで、支援することができますから、支援する方がよいでしょう。
(2)咆哮
咆哮は、通常はRボタンでしがみつくしかないですが、耳栓スキルにより咆哮を無効化していると、攻撃チャンスになります。乗り名人よりも有効な場合も少なくありません。個々のモンスターの咆哮の大きさについては、モンスターの咆哮の大きさを参照して下さい。咆哮しないモンスターは、暴れと制止の二択しかなく(アオアシラなどの牙獣種や、オオナズチなど)、むしろ乗り難易度は高くなります。
なお、クシャルダオラやテオ・テスカトルは、乗り攻防のときは咆哮を行わないという特殊なモンスターなので、注意しましょう。
(3)静止
ある意味で一番厄介なのが、静止状態から開始する場合で、静止してるかと思いきや直後に暴れ始めるというフェイントを入れてくるモンスターが少なくありません。静止している場合でも油断せず、すぐにしがみつきできるようにしましょう。
個々のモンスター対策は、乗りバトル、成功率を上げるボタンの押し方と、やや難しいモンスターの攻略【モンハン】がよくまとまっていますので、そちらに譲ります。
- 乗り攻防を失敗させないために
以上の乗り攻防で失敗するパターン以外に、割とありがちな失敗は、モンスターが罠を踏んだり、閃光玉を当てるパターンです。特に前者です。
乗り攻防がスタートしてから罠を仕掛ける人は居ないと思いますが、罠を仕掛けた後に乗り攻防をするというパターンは少なくないと思います。これは、罠を仕掛ける人と乗りダウンを取ろうとする人の意思疎通・連携不足が原因です。
罠を仕掛けたのであれば、まずはその罠を活用した方が良いでしょう。その後に、乗りダウンを狙うべきだと思います。言い換えれば、罠に嵌まるまで、乗り蓄積値を増やさないようにしましょう。乗り蓄積値は、爆破蓄積値と同様に、時間経過で減少しませんから、乗り蓄積値を維持する必要もありません。
- 乗りためのスキル
○乗り名人:乗り蓄積値1.25倍&乗りゲージ増加量1.25倍
要するに、乗りやすくなり、そして乗ってから乗り攻防に勝ちやすいスキルです。特に乗りゲージ1.25倍は、シビアな戦いが強いられやすいため、効果が非常に大きいです。
○高級耳栓/耳栓
先述のように、咆哮を攻撃機会へと転化することができます。効果を発するモンスターはある程度限られますが、非常に効果が大きいです。
△飛燕:ジャンプ攻撃1.1倍&乗り蓄積値1.1倍&特殊ダウン蓄積値1.1倍
どちらかというと、ジャンプ攻撃の威力を増加させるためのスキルです。1.1倍というのは、会心率でいえば40%に相当します。要するに弱点特攻と見切り+3の間ということですから、操虫棍以外では、エリアルスタイルでは必須スキルでしょう(操虫棍の場合、空中攻撃は火力が出ないため、乗るとき以外は飛ばない方が賢明)。
これに対し、乗り蓄積値は乗り名人より少ないですし、そもそも乗り蓄積値を1.1倍にしたところでさほど効果があるとも思えないので、重視する必要はないでしょう。
特殊ダウンというのは、若干ややこしいのですが、ジャンプ攻撃をした場合に、乗りダウンほどではないが一定時間ダウンを取れることがあり、そのことを指します。ただ、増加率は微々たるものなので、重視すべきものでもないでしょう。