永遠 -4ページ目

ゆるされぬ愛⑪

手紙の繋がりが終わる・・・

もうダメだ ・・


やはり、最初から無理だったんだ 許されるはずもなかったんだ・・



一度はそう言い聞かせて
諦めようとした。



ただ・・・



好きだった



その気持ちは、大河のように大きく、強かった。その流れをせき止めることが不可能なように、気持ちを抑えても溢れてきた。





一週間後、まきさんの休養が終わり仕事に復帰してきた。

どこか、自分を避けているような気もしたが、話かけてみた。
『大丈夫?』

まきさんは答えた。
『大丈夫だよ。ただなんかこんなことになってごめんね』

俺
『いや、それはいいんだけど・・一つお願いがあるんだ』

まきさん
『何?』

まきさんの目が、もう何も言わないでと訴えかけてるように見えた・・

俺
『もし、よかったら電話番号教えてくれない?電話だったら見られても内容はわからないでしょ』

そんな無茶苦茶な理由ではあったが、なんでも良かった とにかく、一本でもよいから繋がるものが欲しかった。


まきさん
『う~ん、あまり電話とかできないと思うけど それでもいいなら・・』


ありがとう

切れかけていた糸が、まだ繋がってくれたと 心から
嬉しかった。



続く

ゆるされぬ愛⑩

今日は、仕事が休みp(^^)qゆっくり昼過ぎまで寝て、まきさんに手紙してみた・・・

しかし・・・



返事がこない


あ~仕事中かぁ


しかし・・


夜になっても返事はない



心配して会社にいるよしのりに様子を聞いてみた
俺『おつかれさま~今日はなんか変わったことなかった~?』

よしのりが深刻そうに答えた
『今日、まきさんが突然倒れたぞ。救急車で運ばれていま○○病院にいる』


俺『えっ嘘だろー??(゜Q。)??』

はやく教えろよっと思ったが、口論をしてる場合ではない。俺はいまにでも飛んでいってまきさんのそばにいたかった・・

しかし、俺には手紙で身体を気遣うことしか許されていなかった。


返事はこないけど・・




次の日 会社に行くとまきさんの話題でもちきりだった。


どうやら、貧血で倒れてそのまま意識を失ったらしい


休憩時間になると一通の手紙が届いていた


まきさんからだった



『心配してくれてありがとう。体は大丈夫だから安心してください・・ただ、旦那に携帯見られちゃって手紙できなくなっちゃったよm(__)m』

と・・・

俺は返事をした
『体が無事ならそれでいい手紙のことは本当にごめん。余計なことしたね。しょうがないよ。連絡くれてありがとう』後から聞いた話だが彼女は倒れて救急車ではこばれているとき、必死に携帯電話をにぎりしめていたと・・


この事件により、唯一の繋がりを失ってしまった・・

続く

ゆるさるぬ愛⑨

さぁ 早速まきさんにメールしよ~っと・・・

んっいつすればいいんだ?

土日は旦那さんも子供も休みだから無理だろ(*_*)

そうなると・・夜も無理

そう平日の昼だな(^O^)

ということで限られた制限のもと手紙のやり取りは始まった。


最初は仕事のことや世間話からだったが次第に昔の恋愛話や家族のことまで

とにかく、まきさんのことを知りたくてなんでも聞いた。

出会う前のことを知らない分 その遅れを一気に取り返そうと・・そんな気持ちでもあった。

たまに返事が返って来ないときもある そんなときは きっと 子供と一緒にいるのだろうといいきかせて 気にしないようにした。



楽しかった。



この手紙が旦那さんにバレるまでは・・・




続く