今でもテレビ・芸能界を擁護する人は何とかならんのか。 | 昭和世代が気まぐれに語る世界

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動画全盛時代にあえて文章で語ります。教育、社会、音楽(クラシック)など雑多な内容なので興味のあるもののみ閲覧ください。

SNSや動画サイトなどでは、テレビの悪口が多数書き込まれる。そんなものに参加する人は、テレビに対して批判的な考えを持っているはずだ。しかしそんな人達でさえ、テレビや芸能に甘いのが現実だ。テレビ、芸能界のたちの悪い洗脳に昭和時代から騙されているのだ。暇つぶしに、いくつか思いついた例をあげよう。

 

テレビはどれもくだらない。わしはNHKのニュースしか見ていない。

  →NHKのニュースこそがテレビの馬鹿を象徴するものなのに。お人好しの高齢者をだます効果しかないし、企業経営者はこんなものを参考に仕事をすると大変なことになる。その他にも「わしは、せいぜい〇〇という番組しか見ていない」というテレビ見てない自慢があるが、その〇〇を見ている時点でアホ丸出しなのだ。

 

災害時はテレビが頼りになる。

  →確かに今のところネットでの情報収集はやや不便な面があるが、もうテレビは無用になりつつあるのだ。

 

テレビ番組がつまらないのは、過剰な規制が原因だ。(テレビ局は優秀だ。)

  →暴力、性に関する描写、差別などがないと楽しめない限界知能の人が困るだけ。昭和時代は規制が緩くテレビの影響が絶大だったため、その差別やセクハラ当たり前の世相が苦痛だった人も多かった。多少の規制で面白い番組が作れないなら、それは能力が足りないだけだ。昔の番組をyou tube などで見て、規制が厳しいからこんな面白い番組がなくなったという人は、相当な高齢者で読書や勉強とは無縁の人なのだ。むろん、一部言いがかりのような女性差別を叫ぶ人もいるが、大部分の規制強化はまともなものなのだ。

 

芸能人は、まともな仕事ができない人がなるもので、また売れると大富豪だが、わずかなきっかけで落ちぶれる。そこのところを解かってくれ。

  →これは芸能人の犯罪、不祥事が出ると必ず出てくる言説だ。それなら暴力団の流れ弾に当たっても、暴力団員はまともな仕事ができない社会から除け者にされた人たちなので、大目に見ろというのか。犯罪はどんな職業でも犯罪である。10年以上前の犯罪は刑免除でもいいから、すべて自白して補償し、新たな芸能をスタートするべき。一般人でも昭和時代は軽い飲酒運転など当たり前であり、そのような時代の空気があった。だから無罪というわけではないが、なんとなく忘れ去られるのを待つのは、よくない。今後も芸能の仕事をする人は、前科をすべて明らかにして補償を済ませることが条件になるといい。

 

 

いくらテレビが落ち目でも、今の高齢者は若い時にテレビ漬けだったので、そのノスタルジーもある。実際以上に良く見えてしまう。それが無くなれば本格的にテレビはなくなるだろう。