再び、東京時間と佐世保時間 | まちづくりの将来

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私たちが生きている地域社会を見つめ、これからのあり方を考えるブログにしたい。

東京での暮らしと佐世保での暮らしの配分を考えている。

2月12日のブログでその再構築を書いた。

同じようなことだが、もう一度整理してみる。

 

 

東京時間が増え、佐世保時間が減ること。

この10年からの時間の使い方が変わる。

第1はかかりつけ医の東京シフト。

これまでNIU利休庵診療所にかかりつけ医をお願いしていた。

3月下旬で学長交代を機に診療所が廃止になる。

今日、東京多摩のクリニックへかかりつけ医への紹介状をもらった。

 

 

第2は車終い。

今日、マイカーを廃車にした。

佐世保市内は敬老パスが交通の基本になる。

東京では車はいらない。

48歳で山梨県甲府に職場が移動するまで車の免許も持っていなかった。

それに戻る。

 

 

第3は東京での家族が増える。

長男が結婚する。

それまでの4人家族が5人になる。

子どもができれば、6人になる。

同時に新たな親戚ができる。

 

 

だが、佐世保時間を増やそうという動きもある。

第1は斜面地コミュニティ活動の継続。

現場は佐世保である。

 

 

第2は佐世保海兵団の記念碑改修。

45年前に父が精魂をかたむけて海友会が建立した記念碑。

その外壁がはがれている。

海軍さんの散歩道を構成している場所の1つ。

日本遺産構成資産でもある。

その改修をしなければならない。

 

 

第3は市民百貨店の建設。

湊・栄地区再開発が迷走している。

そのために佐世保玉屋のあり方が議論されていない。

佐世保の商業と都市の中心としてのあり方が問われている。

それにどう係わるのか。

この半年はその課題へ問い続けた。

 

 

東京時間と佐世保時間。

裏腹の関係でもない。

2つの時間が重なりあいながら進むことも少なくない。

 

 

ただ、東京時間は現実の動きがつくり上げるのに対して、佐世保時間は思考の力によることを想う。

東京にいて佐世保を思った時代。

それに似ている。

 

 

もう一度東京の時代が来るということかもしれない。

だが、これからの東京時間と佐世保時間はあの時代とは異なる。

偏愛東京の時代とは異なるものだ。