5days Art Challenge. Fin 【童話編】 | Nicoと笑顔とあったか家族と。

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3人のママになった33歳☆絵本大好き♪ペコリでのお話や絵日記を混じえながら、日々の育児の裏話、いろんな事を綴ります(*´ω`*)

こんにちは(*^^*)♪

いよいよ最終日を迎えました
5days Art
Challenge.

一日空いたり、更新が遅くてすみません!

実はプライベートで色々あり、しかも偏頭痛に襲われながらの更新です。
(私が好きでやっているのでご心配なく 笑)

私に黄色いバトンを渡してくれたのは~
ひなひなちゃんです♥
ポチっとな♪→ひなちゃんのブログ♥

本日は最終日。
正直言うと、「え、これアートなん!?」て思う方もいらっしゃると思いますが、
私にとってはケーキやパンと同じく、1つの「作品」であるため、アートチャレンジのfinに載せることにしました。

しかも、写真を3枚載せるべきかどうか…
関係ない写真を載せるのもあれなんで、今回は1つの作品で3枚分とカウントしていただきたいと思います。
ご了承下さいね。



これは、私が趣味で続けている童話塾にて提出した課題の

4つのキーワードを使って書く、小さな童話

というものです。

キーワードは
「ドラゴン、町の大通り、娘、リボン」の4つ。

素人の私だから恥ずかしいけど、ご覧ください。



♥♥♥♥♥

【人形になったドラゴン】

   花の香りが舞う、暖かな季節。

   その国の果ての岩山に、ドラゴンの群れが住んでいました。

   ある日、ドラゴンの王が一匹の小さなドラゴンに言いました。

「心も体も弱きドラゴンよ、お前は狩りもろくにできない。三日後までに《勇気を示すもの》を持ってこなければ、この群れを去るのだ。」

   小さなドラゴンの名は、クゥ。

   両親は屈強な、そして誇り高きドラゴンであるのに対し、クゥは小さな犬も怖がる程の臆病者でした。
  ドラゴンの王の言葉に、このような難題を出してどうしようというのか?と他のドラゴン達はざわめきました。

「僕なんかが、勇気だなんて…。」

   クゥは自信の無さそうな顔をして、岩山を後にしました。
   数時間後、クゥがヨロヨロと空を飛んでいると、突然嵐のような強い風が吹き、クゥの小さな体は、嵐に巻かれて飛ばされてしまいました。

   気がつくと、クゥは町の大通りまで飛ばされ、そこの大きな時計台にひっかかっていました。
   クゥは怖がりながらも、時計台の近くの建物にそっと降りて、考えました。

  《勇気を示すもの》ってどんなものだろう?そもそも僕には勇気がないから無理なんじゃないか…。

   その時、クゥの瞳にキラリと光る何かが写りました。目を凝らして見ると、向かいの建物にあるお店の中に、小さな娘が座っていました。
キラリと光っていたのは、その娘の瞳だったです。

   クゥは娘に近づくと、あまりの美しさに、たちまち恋に落ちてしまいました。

   しかしその娘はとても悲しそうな表情をしていたので、クゥは元気を出してもらおうと、長い間色々な話をしました。しかしいくら話をしても、面白い表情をしても、娘はまばたきひとつせず、笑うこともせず、動くことすらしなかったのです。

   そこでやっと、クゥはこの娘が店頭に置かれた人形だったことに気がつきました。

   人形は変わらず、寂しそうな表情をしています。

「一人で寂しいんだね…。」

   クゥは、その人形から何かを感じ、意を決して岩山へ戻りました。

クゥはまっすぐにドラゴンの王の所に行き、

「王様、お願いがあります。森の魔女に頼んで僕を人形にして下さい!!」

と今までにないほどの大声を出して言いました。
   ドラゴン達は、手ぶらで戻ったかと思えば人形にしろなどと、おかしな事を言うクゥを笑いました。

   しかし王は何か考えた後、

「よし、分かった。」

と言って森にクゥを連れて行き、森の魔女に頼んでクゥを小さな人形にしてもらいました。
クゥは人形になる前に、王に強くこう言いました。

「もう1つお願いです。僕が人形になったら、町の大通りにある人形店に置いて下さい。一人ぼっちの娘のそばに居たいのです。」

   王はクゥの意外な言葉に驚きましたが、クゥの言う通りにしてあげました。

 ーー 翌日、町の大通りの人形店には、美しい人形の隣にそっと、小さなドラゴンの人形が置かれていました。

   そして誰がしたのか、赤いリボンで指と指が結ばれていました。

 まるで、二人が離れないようにと…。

   その様子を見たクゥの両親は、クゥ自身が《勇気を示すもの》となった事を誇りに思い、涙するのでした。

   美しい人形とドラゴンの人形は、いつまでも互いに微笑むような表情をして寄り添っていました。

おしまい。

♥♥♥♥♥



あー( ̄∇ ̄*)ゞ載せちゃいました 笑
すいません、何か…照

こんな感じのお話を、多くの子どもたちにも大人にも読んでもらいたくて、童話を書き続けていこうと思っています。

コンクールなどはまだまだ先ですが、地道に頑張っています。
ほんと、地道にゆっくりだけれど。

きっと、このアートチャレンジがなかったら童話を載せることなんてしなかったかもしれません。

これが私にとって《勇気を示すもの》となったのは言うまでもありません。

…笑

(どうか読者登録を外さないで~!笑)

Special thanks!
↓↓↓
バトンを渡してくれた、ひなちゃん。
一日めのバトンを引き受けてくれた、nicoさん。
●二日めのバトンを引き受けてくれた、ここさん。
●三日めのバトンを引き受けてくれた、美桜姉。
●四日めのバトンを引き受けてくれた、なーみちゃん。
●読んで下さった皆様♥


最終日のバトンは、お声かけしてる人がいますが都合上きっと難しいと思うので、いません、とだけ。
それと、ペコリで仲良くしてくださっている方で、「忙しいかな…」と思って声をかけるのを控えた方もいました。負担になったらいけないから。
バトンを受け取ってくれた4名の方々にも、私のチャレンジにお付きあいして下さった読者の皆さんにも本当に感謝しています!!

これからも、のはほんと子育てブログ、お料理ブログとして続けていこうと思っています♪

最後まで読んで下さり、ありがとうございました(*^^*)




切りました。(byおきよさん)   ( 〃▽〃)



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