成年後見~士業の団体いろいろ2 | 【公益法人・NPO法人・社会福祉法人】非営利会計ナレッジ

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非営利会計専門業務経験8年、研究も行う公認会計士内野恵美が、急速に変わりつつある非営利会計について気づきをシェアするブログです。


こんにちは。公認会計士の内野恵美です。

皆さんは「成年後見制度」についてどのくらいご存知でしょうか。

詳しい話は法務省のサイトに譲るとして

 ここ2~3年は「成年後見」の話のなかにNPO法人や一般社団法人がよく登場するようになった気がします。

 社団法人に関しては、司法書士が成年後見制度の相談にのる全国規模の団体(公益社団法人)や同様の目的の行政書士の団体(一般社団法人)に関するものが圧倒的に多くて、NPO法人になると特定の地域の士業で組織された団体が多いようです。

 外部からホームページをみている限りなので、詳しい話はわかりませんが、いずれにせよ成年後見制度の普及・啓発や専門家の相談業務は、特定非営利活動や公益事業になりうるということなのでしょう。

 こうしてみると前回の土地家屋調査士もそうですが、専門家が集まる団体というのは、ほぼなんらかの非営利法人として立ち上がります。

 そして成年後見の実務に一番関わっているのはやはり司法書士の方々だそうで、ここで司法書士の菊地さん1日5分の登記の基礎ブログをご紹介いたします。

 お話するようになったきっかけは、もちろんNPO法人の登記に関することだったのですが、
「成年後見」、とくに認知症の方がいる案件の対処法に最近力を入れられているとのことです。

 まだ30代でありながら役所等で多数の相談員を行っている実績と、現在も認知症高齢者の後見人として日々奮闘の経験もお持ちです。

 こうした実績や多くの経験から「後見人を手続きに介入させるための書類作成」や「認知症の方がいる登記の対処法」だけではなく、「後見人がやってはいけないこと」はもちろんのこと、最近では「ダメな施設の特徴」もわかってきたそうです^^;

 今後、そんな裏話の公開も予定しているそうで、要注目です。


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1日5分の登記の基礎ブログ
 士業の方で「受任案件で認知症の方がいて手続きが止まってしまった」という経験ありませんか?
例えば、遺産分割や1人会社の株主総会で問題でたまに起きるケースだそうです。
認知症だからと言って、その方の意思を無視して無理やりやってしまうと
後々手続きが無効となって登記ができなくなってしまうので、
そんなときは認知症の方に代わって成年後見人が介入すると手続きをスムーズに進めることができるんです

http://ameblo.jp/kikuchi5246/


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