今日鳥貴族の大倉社長 のブログを読んで
激しく同意しました。
>この時期になると業界誌では、
>「2011年に流行る業態は?」や「来年のトレンドは?」などの特集が組まれます。
>経営者がそういった情報を集めることは良いと思うのですが、
>その情報をすべて取り入れ、自店の業態を変えられることには疑問を持ちます。
>それよりも、もっと長いスパンで考えることが大切なのではと思います。
>長いスパンで考えるためには、外食産業の歩んできた
>歴史を知ることも必要ですし、飲食以外の業界を見ることも大事です。
>そして、いつまで愛される、いつまでも必要とされる
>お店つくりを目指すことが、結局はそのお店の個性になると思うんです。
>皆が流行やトレンドを追いかけるとコピー店が増え、個性のない店が氾濫していきます。
>そんなことでは、外食全体にとっても良い方向に進まないと思うのは私だけでしょうか。
大倉社長のおっしゃる通り
業態は長いスパンで考える事。
コピーは所詮コピーであると言う事。
本当にその通りだと思います。
しかしそれを嘆くのではなく一人でも多くの
外食経営者が自身で経しているお店を磨きこめば
業界全体は必ず良くなると思います。
僕はトレンドを追いかける事自体に否定はしません。
そう言った戦略が適合する業績の良い会社も沢山あります。
けれど僕自身はトレンドを追いかけるだけの様な
経営だけはしたいとは思いません。
テレビや雑誌で取り上げられた時点で
僕は終焉のカウントダウンだと常日頃思っています。
消えて行く会社。サービス。商品は上っ面のトレンドだけを追いかけ
物事の真理に迫らない。
その繰り返しが世の中のならいではないかと思います。
4年前にけんの一号店を作って来てから
けんは店舗数の増大だけでなく進化をつづけています。
創業当時のけんをご存知の方が入れば
今のけんは格段にレベルアップをしています。
店舗数が増え構買力がついた恩恵は
お客様に感謝の気持ちを込めて還元する。
業績が良くなり利益を残せるようになったら
従業員に配当する。
このシンプルな発想を出来る限り純粋に
ややこしい利害関係者を増やさずやり続けていけば
企業は繁栄を続けられると信じています。
2011年どんな一年になるか?
と聞かれたら迷わずこう応えます。
「けんは進化を続けます。」と
大倉社長
ありがとうございました!