天気に恵まれた日曜日
庭の植木の剪定と草むしりなんかをやってみた。
男は一度は必ず思う事がある。
一軒家を購入するマイホームの夢。
僕は実家も一軒家だった為
生まれてからマンションに住んだ事が無い。
なので小さい頃
大人になったら当たり前の様に
一軒家を購入し住むもんなんだろうと思っていた。
今の家は実家から1kmぐらいのところに
今から3年前
28歳の頃、30年の住宅ローンで購入した。
敷地100坪で建坪が40坪の鉄筋コンクリート造
購入価格は4000万円ちょっと。
築30年だが鉄筋コンクリート造だったので
躯体はそのまま使った。
実は自宅も『居抜き』である。
しかしさすがに内装は全てスケルトンにして
全改装した。改装費と家具、設備(電化製品)一式で
1500万円ぐらいだったかな。
店よりはお金をかけたつもりである。
しかし住む時がその家の魅力のピークであり
3年目の今一つの結論に近いものがある。
引越しをしたい。
マンションに住みたい。
理由は
・庭の手入れが面倒
・セキュリテーに不安がある
・不便(特に自治会の行事)
の3点
今の状態なら売却しても良いし
賃貸で貸しても良いし
親にあげても良いので
選択肢は色々あるのだけど
普通30年の住宅ローンを組んで
その土地と銀行に縛り付けられる事を考えると
やはり住宅の購入は今後あまり積極的になれないなぁと思う。
個人で保有する住宅は。
費用しか産まないからね・・・。
タイトルにある
「憧れは手に入れた瞬間から減価償却が始まる」は住宅に限る事では無い。
憧れの絶世の美女を手中に収めたとする。
結婚して一緒に住んでから
その憧れ(資産)は徐々に劣化が始まる。
一緒に居れば屁もこくし
夜、目が覚めたら大きないびきをかいてるかも知れないし。
手に収めてから
資産価値が上がったなんて話を聞くのは余程の事。
僕も周辺でそんな奴は鼻蜜 君ぐらいしか知らない。
だから究極の事を言うと
『憧れ』を手中に収める事は
実は決して幸せではないのではないかと言う事である。
憧れは手中に収めるものでは無く
憧れているだけの状態がハッピーなんじゃないかと。
真夏の炎天下の中
草むしりをしながら
そんな事を考えた週末でした。。。