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桃色デイズ

最近はまっている乙女ゲームの「吉祥寺恋色デイズ」の妄想小説です。
あーいちゃいちゃしたい!という気持ちを全開に押し出して書いています。
***が名前。@@が名字を表しています。
置き換えて読んでみてください。

続いて初めての春樹目線。

ハル君は一生懸命やるけど報われないオーラが漂っていて、

不幸が似合うと思うのは私だけかしら。。。

(春樹ファンの方許してください)


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嘘をついた。

本当は、どんな種目でも申請すれば時間は空けられたんだ。

だけど、@@が二人三脚にくじで当たったときに、一護じゃないけど、嫌だと思った。

俺じゃない他の男と二人三脚する姿なんて見たくなかった。

一護と付き合ってるってわかってる。

わかってるけど抑えられなかった。

聞き分けの良さには昔から自信があった。

だから、一護と付き合うと聞いた時から心に鍵をかけた。

悟られないように海底に沈む宝箱のように重りをつけて心の奥底に閉まった。

だけど、時々その重りがとれたように浮き上がってくる。


***「ハル君、がんばろうね」

その言葉に罪悪感を感じつつ、俺は笑顔を作る。





***「ハル君、もう少しきつく縛ったほうがよいと思うんだけど」


当日の朝、俺は@@と待ち合わせして二人三脚の練習をしている。


「・・・そう?」


座りこんだままの体勢で俺は@@を見上げる。

練習のために二人の足を縛ったら予想以上の近さに俺はきつく縛るのをためらってしまった。


「とりあえず、これで一回やってみて、ダメそうならきつく縛りなおすよ」


俺の笑顔にちょっと考え込むと@@も笑顔を見せる。


***「そうだね」


俺は立ち上がると、数センチ・・数ミリの距離にいる@@の熱を感じて思わず、しゃがみ込む。


***「・・・ハル君?」


不思議そうな声が俺の頭の上で響く。

・・・・近い。

・・・・やばい。

俺は嘘をついたことを今、後悔した。


***「大丈夫?具合でも悪い?」


心配そうな声色で@@の声が降ってくる。

答えない俺によほど心配したのか、@@もしゃがみ込んで俺の顔色を窺う。

覗き込んだその距離は今までのどの距離より近くて、肩が触れ、息遣いが感じられる距離に俺の鼓動が跳ねた。


「だ・大丈夫だよ。ごめん。ちょっと朝早くて立ちくらみ」


プイッと思わず顔をそらすと俺は言い訳を口早に答えた。


***「・・大丈夫?顔も赤いみたいだけど熱とかないよね?」


本気で心配する@@の声に本当のことなんて言えなくて、俺はなるべく平静を装って立ち上がった。


「大丈夫。心配させてごめん。練習しようか」


・・・落ち着け、俺。

空手の全国大会でも緊張しない俺なのに、というか、こんなに緊張しているのは初めてだ。


***「じゃあ、右からね」


「わかった」


***「いくよ。・・・右」


足だけがつながれた状態で、体が極力触れないように数センチの距離を保つ。

そのせいで、合図に合わせて足を動かしても思うように動けない。


***「なんだかうまく走れないね」


理由はわかってる。

対処方法もわかってる。

もっと近づいて息を合わせればいい。

だけど、それが出来れば苦労はしない。