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桃色デイズ

最近はまっている乙女ゲームの「吉祥寺恋色デイズ」の妄想小説です。
あーいちゃいちゃしたい!という気持ちを全開に押し出して書いています。
***が名前。@@が名字を表しています。
置き換えて読んでみてください。

見てはいけないものを見てしまった。

しゃがみ込んだ@@の首筋を伝う汗の行方を無意識に追ったのが間違いだった。

行きついた先に朝にはなかった赤い斑点を見つけた俺は思わず顔が赤くなった。

・・・ジャージ脱がないわけだ・・・

虫刺されとも思おうとしたが、朝に、はずみで抱きしめた時には確かになかった。

一護に連れて行かれて、戻ってきたときにはジャージをすでに着ていたことを思い返すと相手は一護だと行き当たる。


***「ハル君?どうしたの?」


不思議そうに俺の顔を覗き込む。

ついつい目がそこに行ってしまう。

よく見たら虫刺されかもしれない・・・。

そんな淡い期待を抱くけど、再度確かめると内出血だと確認できる。

まだ付き合って2か月。

いつも俺たちが一緒にいてそんな雰囲気まるでなかった。

キスマークをつけるような関係になっていることに、なんだか心が折れてしまいそうになる。

二人は付き合っているんだから当たり前・・・。

一護と@@が・・・。


***「ハル君。行こう。そろそろスタートだよ」

放送「次の種目は二人三脚です」

前の種目が終わり、いよいよ二人三脚の始まりを告げるアナウンスが流れる。


***「がんばろうね」


「・・・そうだね」


力ない俺の返事に


***「具合でも悪い?」


心配そうに俺を見上げるその顔の先にあのキスマークが見えて、俺は目を逸らしてしまった。

醜い嫉妬。

自分の彼女でもないのに・・・。

自分の彼女じゃないから・・・。

自分の彼女(もの)になればいいのに。

どす黒い感情が支配を始める。


***「ハル君?」


不安そうな声に俺はハッとした。


「ご・ごめん。大丈夫だよ。」


あわてていつもの笑顔を作った。


***「がんばろうね」


俺の笑顔にほっとした顔を見せると、そう微笑んだ。

俺は、@@の肩に腕を回し、スタートの体勢を取った。

スタートラインに立ち、向こうに見える200m先のゴールテープを見つめる。

繋がれたハチマキが一生外れなきゃいいのに。

そう思った瞬間、ピストルの音が響いてスタートの合図を告げた。