《絶対外してはならない、核心となるスイング要素》の二つ目を解説します。
以前の解説では、5項目に分けて説明しました。
一つ目は前述した、
《左手の甲でボールを捕まえる》スイングの骨組みにしなければならないでした。
これを外してしまったら、100%の確率で、《世界で戦えるスイング》には到達出来ないことを理解してください。
二つ目の《絶対外してはならないスイング要素》の解説に入ります。
二つ目の
《絶対外してはならないスイング要素》は、すでに少しづつ解説してきた、
《インパクトゾーンを造ることでボールを飛ばす》
《左に飛ばすようにスイングする》
《グリッププレッシャーをユルユルにする》
《インパクトまでフェースを右に向けたままにする》
この残り4項目です。
この4項目の(スイング要素)を正しく理解できれば、4項目すべてが、同じ目的のために存在していることが分かるようになります。
その目的は、
《インパクトが、勝手に生まれてくれるスイングにする》ということなのです。
この共通の《スイング概念》は、非常に重要で、この概念を守り続けることが、二つ目の《絶対外してはならないスイング要素》ということになるのです。
ベン・ホーガンは、
『それまでのプロセスが正しく実行出来ていれば、自分が意識してコントロールするのは、ダウンスイングで、グリップが右腰の高さに到達するまでである。
そのあとは、意識しなくてもオートマチックに出来上がってくれるようにしなければならない』とアドバイスしてくれています。
レッドベターは、
『コースに出たら、このレッスン書に書いていることを、一つ一つ一生懸命実行しようとしてはいけない。
正しいグリップ、アドレス、スイングフォームを身に着けて、それらが本能的に動くようにしなければならない』とアドバイスしてくれています。
両レジェンドは、自分達の解説しているスイングフォームを正しく実践できるようになれば、、
『インパクトゾーンで、身体が反応して、良いインパクトが勝手に生まれてくれるようになる』とアドバイスしてくれているのです。
レジェンドお二人とも、短い文章で、サラリと解説しているので、見落とされやすいアドバイスなのですが、このスイング概念を理解し、信じることが出来なければ、『世界で戦えるスイングには100%の確率で、到達できない』ことを理解しなければならないのです。
ここまで解説してきた内容を、まずは頭で理解し、それなりに実践できるように頑張れば、労せずして、多くの結果を出せるようになってくれます。
メンタルとフィジカルの強化を同時に学習し、パッティング、ショートゲームでも、ここまでのアドバイスを応用出来るようになれば、
日本の男子ツアーでは、継続して上位ランクの結果を出せるようになるはずですし、スイングレベルの低い、女子ツアーであれば、他を圧倒するほどの結果を出せるようになるはずです。
しかし、
《世界で、継続して、結果を出せるスイング》にするためには、更に、
スイングの完成度を高める
ことが要求されます。
この《スイングの完成度を高める》作業に入ったときに、
上記に解説した、《スイング概念》を理解し、信じ切れている人と、そうでない人で、研究効率に大きな差が生まれてしまいます。
先述しましたが、スイングフォームの完成度を高めるための作業を難しくしてしまう原因は、
『インパクトを作ろうとしてしまう』
ことなのです。
スイングフォームの完成度を高める目的は、
『勝手にインパクトゾーンが出来てくれるようにするためである』
スイングフォームの完成度を高めるためには、
『インパクトゾーンが勝手に出来上がるようしなければならない』
この重要な相関関係を把握し、その内容の重要性を理解し、信じ切れるようにならない限り、
《完成度の高い、世界で戦えるスイングフォーム》に到達することは、不可能になってしまいます。
『簡単に信じることが出来ないかもしれませんが、ボールを叩くのではなく、最初は精度が低くても良いから、気楽にインパクトゾーンを造れるよう頑張ることが重要なのです。
インパクトゾーンで飛ばすことを覚えれば、必ずそこそこのショットが生まれてくれます。少しずつその精度を高めるように頑張ればよいのです。』
『右に飛んでしまうショットを、真っ直ぐ飛ばしたかったら、右に曲がる分だけ、左に飛ばすようにスイングすれば良いのです。
別な方法で、真っ直ぐ飛ばそうとするから、ゴルフが難しくなってしまうのです』
『サムスニードがアドバイスしてくれている、生きた小鳥をやさしく包み込むくらいの柔らかいグリッププレッシャーにすれば、インパクトゾーンで、何も実行できなくなり、オートマチックなインパクトゾーンが勝手に出来上がってくれるのです』
『ほとんどのゴルファーが、レジェンドお二人のアドバイスを無視して、ボールにフェースが真っ直ぐ当てるように頑張ります。
これをやってしまうから、ボールを叩くことになってしまい、お二人の理論とは真逆の動作が発生してしまい、スイングが難しくなってしまうのです。
この現象を解決するには、インパクト直前まで、フェースを右に向けたままにすることに我慢強くチャレンジすることが最善の解決策になります。
右に向けておけば、ボールを叩けなくなり、身体の開きが抑えられ、(タメ)が生まれ、バランスを作り易くなり、グリッププレッシャーを弱めることが出来るようになります。
ミスショットは右にしか飛ばなくなってくれ、ラウンド中のマネジメントがし易くなってくれます』