ここでは、

《スイング研究の目的を整理しておく》ことの重要性を解説します。

 

ホーガン、レッドベター、レジェンドお二人のスイング理論は、その完成度が高まれば

『気楽にナイスショットを作るためのスイング理論である』 ことが分かります。

 

しかし、試行錯誤を繰り返している段階では、

『信じられないくらい難しいスイング理論』

と、真逆の評価になってしまいます。

 

残念ながら、

(日本人プロゴルファーのスイング)を拝見していると、『難しいスイングのまま停滞してる』 という評価しかできません。

 

トーナメントの優勝争いの中で、

(左に曲げたら脱落するのが分かっているのに、引っ掛けてしまうプロが多すぎる)ことがそれを証明しています。

 

この日本のゴルフ界の中で続いている、

《難しいスイングのままの停滞》

から抜け出し、《世界で戦えるスイング》を造り出すためには、

レジェンドお二人の《スイング理論の目的》を、ギリギリまで掘り下げて、

《誰でも簡単に理解できるところまで単純化しておく》 ことが必要なのです。

 

《スイング研究の目的》を下記のように、極限まで集約できると、研究効率を大幅に向上させることが出来、停滞から抜け出し易くなってくれます。

 

一つ目が、

《ゴルフクラブは右に飛んでしまう大きな欠陥を持っている。その曲がってしまう欠陥を持ったクラブで、ねらった方向に、正しく飛ばす方法を研究する》

 

二つ目は、

《毎回同じように、ボールく叩くことは不可能な作業である。全く別な方法で、気楽に飛ばせる方法を研究する》

 

この《二つの重要なスイング要素の研究》に絞り込んで、我慢づよく頑張り続けることが出来れば、

両レジェンドの《アドバイスの必要性》《アドバイスの価値》《アドバイスの意味》の理解が大幅の改善され、更には、迷ったり、悩んだりした時、このアイデアが判断基準》になってくれ、《難しいスイングのまま停滞している状況》から抜け出し易くなってくれるのです。

 

まずは、

《右に飛んでしまうゴルフクラブの欠点を、逆利用して、良いショットを生み出す方法》 について解説します。

 

ゴルフスイングの研究を難しくしている(最大の原因)のひとつは、

ほとんどのゴルファーが、

『ゴルフクラブは、真っ直ぐ飛んでくれるものだ』 と、逆の発想の持ったまま研究を続けてしまうことです。

 

そのため、右に飛んでしまうと、

『当たるとき、フェースが右を向いているからそうなるのだろう』と考えてしまい、

『フェースをボールに真っ直ぐに当てて、真っ直ぐ動かさないと真っ直ぐ飛んでくれない』と考えてしまいます。

 

そう考えて研究を続けてしまうと、

(当てようとするから、グリップと上体に力が入ってしまう)

(当てることに専念するから、身体の動きが、インパクトで一瞬止まってしまい、スムーズに動かなくなってしまう)

(フェースを真っ直ぐするのに、右手を使ってしまい、左手をほとんど使えなくなってしまう)

(真っ直ぐ当てようとしたのに、フェースが被ってしまい、引っ掛けが出てしまう)

などなど、レジェンドお二人の理論と、真逆のことを始めてしまうことになるのです。

 

(出発点)でいきなり、真逆のことを始めてしまうのですから、収拾がつかなくなってしまうのは当然の結果と言えます。

 

この(混乱を生み出す間違い)を起こさないようにするためには、

『ゴルフクラブが右に飛ぶ欠陥を持っているなら、その右に曲がる角度の分だけ、左に飛ばすように頑張れば、狙った方向に飛んでくれるはずだ』 と考えることが重要なのです。

 

これが(インサイドに振り抜く)ことであり、これを実行することで、

(クラブの開いて当たる欠陥をそのまま有効活用できるようになる)

(開いたまま当たるから、ミスショットが右にしか曲がらなくなってくれる)

(右手の利用を最小限に抑えることが出来、左手の甲でボールを捕らえることが可能になってくれる)

(ボールを叩けなくなるので、身体がスムーズに動くようになってくれる)

(インサイドに振り抜くから、身体と腕が同じ方向に動かせるようになり、身体全体をフィニッシュまできれいに動かせるようになってくれる)

(左腕の外転、アームローテーションがアバウトではあるけど、勝手に生まれてくれる)

 

などなど、レジェンドお二人のスイング理論のアドバイス勝手に実践できるようになってくれるのです。

 

次は、

《ボールを叩くのではなく、もっと簡単な方法で飛ばせるスイングを研究をする》です。

 

ゴルフスイングは、身体も腕も、クラブも、速いスピードで、大きく動かさなければなりません。

その大きな動きの中で、

『小さなクラブフェースで、小さなボールを、毎回、同じように、正しく叩くことが出来る』 と考えている方は、現実を無視した、『異常な考えの持ち主』としか言いようがありません。

 

叩けるわけがないのです!

 

ところが、多くのゴルファーの皆さんは、深く、冷静に考えることなく、『叩けるはずだ』 と勝手な思い込みを持ったまま研究を続けてしまい、迷路に迷い込んでしまいます。

 

《生身の人間には不可能な作業》なのに、それを実行しようと、しつこく頑張り続けたら、《難しいスイングのまま停滞してしまう》のは当然の結果と言えます。

 

この、『毎回同じように、正しく叩けるわけがない』という結論を持てれば、

『スイング研究の目的は、インパクトゾーンを作って、その中にボールが有れば、勝手に飛んでくれるようにすることである』

という正しいアイデアに気づくことが出来るはずです。

 

そして、このアイデアを更に掘り下げると、

インパクトゾーンを造る)ということは、『ボールの真下の地面をコスって、クラブを通過させるだけで、勝手に生まれてくれる』ことに気づけるようになるはずです。

 

ここまで理解が深まり、このアイデアを信じ切れるようになれば、その後は、

《インパクトゾーンの精度を高める練習》

に専念すれば良いだけなのです。

 

叩かないで、インパクトゾーンで飛ばせるようになるから、

(スイングの中で、勝手にインパクトが生まれてくれるようになる)

(インパクトに集中しなくても良くなり、スイングに余裕が生まれる)

(フェースが開いたままボールに当たるようになるから、左に引っ掛けることが無くなる)

(叩かなくなるから、右手が左手を牛耳ることが無くなる)

(叩く必要が無くなるから、スイング全体から力みが無くなる)

(いつも、身体全体を柔らかく、大きく動かせるようになってくれ、良いスイングフォームが作り易くなる)

(左手の甲でボールを捕らえることが可能になり、アームローテーションが生まれやすくなる)

 

などなど、レジェンドお二人の重要なアドバイスが実践し易くなってくれるのです。

 

ここまで解説しても、まだ目を覚ますことが出来ないゴルファーの方が多いと思います。

 

日本のゴルファーは、

肝心要の《スイング研究の目的》を正しく整理しないで、いきなり、(氾濫している情報)を無防備に信じてしまうことで、

『振り回されている』

ことに気づかなければならないのです。

 

ホーガン、レッドベター、両レジェンドのスイング理論は、

《左に飛ばすようにスイングする》

《インパクトゾーンを造ることで飛ばす》

この《二つの重要なスイング要素の融合》と言える、

《左に飛ばすようにインパクトゾーンを造ることで、気楽に飛ばせるスイング》

をアドバイスしてくれているのです。

 

 

 

《良いスイングフォームを作る》ことの必要性と、その正しい方法 の続きを解説します。

 

今回は、

《スイングフォーム作りのポイント》

の解説です。

 

人間が(作ったもの)(まとめたもの)(完璧なもの)があるはずがありません。

 

ベン・ホーガン、レッドレター、両レジェンドがまとめてくれたレッスン書にも、幾つかの疑問と欠陥が存在しています。

 

また、両レジェンドの理論には(相違点)も存在しています。

 

これらのことを頭に入れたうえで、

下記のようなことに留意して(スイングフォームの研究)を進めなければなりません。

 

まずは、

《スイングプレーンのアイデアは、スイングフォームの完成度チェックだけに活用すべきである》 

 

ベン・ホーガンとレッドレターでは、《スイングプレーン》に対する考え方に違いがありますが、ここではそこを無視して解説します。

 

両レジェンドの(良いスイングフォームフォームを作る)ためのアドバイスは多岐にわたて解説されています。

 

これらのアドバイスを理解し、実践できるようになるだけで膨大なエネルギーと、時間が要求されます。

 

にもかかわらず、それらの(沢山のスイング要素)を、

スイングプレーという(型にはめる)作業

と同時並行で行うことは、無謀なチャレンジとしか言いようがありません。

その難易度は数倍に拡大してしまいます。

 

《スイングプレーン》の研究は、

『多くのスイング要素を正確に理解し、それを正しく実行できるようになれば、結果として、正しいスイングプレーンになってくれる』という考え方で止めておき、

《自分のスイングフォームの完成度チェックだけに活用する》と、割り切って取り組むようにすることが重要です。

 

次は、

《ボールポジション》 です。

 

ベン・ホーガンは、

《ボールの位置を固定し、スタンスの幅を変えることと、短いクラブはオープンに構える》ことを推奨しています。

 

レッドベターは、

《スタンスはスクエアーに構え、クラブが短くなるにしたがって、ボールの位置を右側にずらす》ことを推奨しています。

 

このアドバイスは、

『ボールポジションも、スタンスも、あまり厳密にチェックする必要がない』 と解釈した方が良さそうです。

 

ホーガンのアドバスは、

『オープンに構えると、タメが少なくなって飛距離が落ちるけれど、左に振り抜くのが楽になり、インサイドに振り抜く軌道が作り易くなる』

 

レッドベターのアドバイスは、

『スクエアーに構えて、ボールを右足寄りに動かすと、タメが大きくなり、インパクトのエネルギーは大きくなるけど、インサイドに振り抜く軌道が作りづらくなる』

 

その程度の理解で押さえておき、初期の段階では、左に振り抜き易い、ホーガンのアイデアを試してみることをお勧めします。

 

次に、

《スイングフォームの研究と、ボールを飛ばす研究では、研究テーマの内容を変えなければならない》 を解説します。

 

自分のスイングも、他のゴルファーのスイングでも、

《素振りのスイングは格好良い》のに、ボールを飛ばそうとすると《フォームが崩れて格好悪くなってしまう》という現象が起きてしまうことにに気づいているはずです。

 

この気付きは非常に重要なのです。

 

このことに気づけるのであれば、

『ショットを安定させるためには、良いスイングフォームを作ることが不可欠なのですが、良いフォームを作るだけでは上記のような現象が起きてしまう』

 

『良いショットを安定的に飛ばせるようになるためには、フォーム作りとは別のスイング要素の研究が必要になる』 というところまで気づきが広がるはずです。

 

そこまで気づければ、

ゴルフスイングの研究を効率よく進めたかったら、

《ボールを飛ばさないで、徹底的に格好良いスイングフォームを作る練習》と、

 

《お気楽にボールを飛ばすためのコツを掴むための練習》 と区別して取り組むことの重要性に気づけるはずです。

 

大きな苦労が伴いますが、この重要なアイデアを守りながら研究を積み重ねれば、少しづつ、

(良いスイングフォーム)と(ボールを飛ばすコツ)がスムーズに合体してくれるようになってくれます。

 

次は、

《真逆のことにチャレンジすることも要求される》 です。

 

両レジェンドのレッスン書の最大の欠陥は、

(モダン・ゴルフ)も、(アスレチックスイング)も、

《プロのスイングを構築のためのレッスン書》 になっており、

《初心者やアベレージゴルファーのレベルに合わせたレッスン書》にはなっていないということです。

 

間違いなく、両レジェンドのスイング理論の《良いとこ取りスイング》を80%でも気楽に実行できるようになったら、ほぼタイガーウッズのスイングになってくれます。

 

しかし、スイングをその領域に近づけるためには、チャレンジ初期の段階では、

《真逆のことにチャレンジしなければならないことが存在する》 ことを理解して取り組む必要があります。

 

レジェンドお二人のレッスン書には、ここの部分のアドバイスが抜けており、

いきなり(完成形)に導こう

としていることが、最大の欠陥と言えるのです。

 

違いの幾つかを簡単に解説します。

 

(クラブヘッドをクリーンにボールに当てる作業は難しい)

 

レジェンドお二人は、クラブヘッドをボールに(クリーンに当てれることを前提)に解説していますが、初期の段階で、そんなことが出来るわけがないのです。

 

(クリーンに当てれない)ことを前提にして、

『それを解決するためには何が必要なのか』

ここの部分のアドバイスが欠けています。

 

《もっと気軽にヒットできるようになるためには何が必要なのか》を、もっと具体的に解説してもらいたかった。

 

(初期の段階から、ダウンスイングの始動をインサイドアウト軌道にすることは自殺行為です)

 

世界で戦えるスイングは、《ダウンスイングを、インサイドアウト軌道に始動させる》ことが絶対不可欠なのですが、初期の段階から、そこにチャレンジしてしまうと、ほぼ100%の確率で、《インサイドに振り抜く》ことが不可能になってしまいます。

 

少なくとも、(正しいトップオブスイング)と、(下半身を8の字を描くように動かす)という超難しいスイング要素が気楽に実践できるようにならなければ無理なのです。

 

初期の段階は、カット軌道でも良いからインサイドに振り抜くことから始めることが重要です。

 

(初期の段階では、右サイドのエネルギーを抑えることを覚える)

 

世界で戦えるスイングは、身体全体の動きから生まれるエネルギー全てを、クラブヘッドに伝えることが重要です。

これは、身体の両サイドのエネルギーを活用するということになります。

 

しかしながら、初期の段階からこれを実践しようとすると、

使い易い右サイドをメインに使うようになってしまい、左サイドのエネルギーを殺してしまうことになってしまい、多くのエラーが生まれてしまうことになってしまいます。

 

初期の段階では、徹底的に右サイドの活用を抑え、身体と左手を動かし、左サイドで生まれるエネルギーだけを活用する ことから始めることが重要なのです。

 

(頭と顔も動かすことが必要です)

 

日本のレッスンでは、スイング軸を固定させるために頭と顔を出来るだけ動かさないようにアドバイスしています。

 

しかし、初期の段階では、インパクトゾーンで飛ばすことさへ理解できていれば、テークバックでも、ダウンスイングでも、

気楽に頭と顔を動かすべきなのです。

 

頭を動かすようにしないと、バックスイングでも、ダウンスイングでも身体を気楽に動かせなくなってしまい、ダイナミックなスイングフォーム作りの阻害要因になってしまいます。

 

頭と顔と目線をチェックするのは、(インパクトという一瞬)だけで良いのです。

 

レジェンドお二人のスイング理論は、完成度が上がれば上がるほど、その素晴らしさが分かるようになります。

 

しかし、彼らの理論にも、上記のような、(問題点)(疑問)(欠陥)も存在していることを理解し,

真正面から、正攻法

で取り組むだけではなく、

ずる賢く、時には斜に構えながら、

時間をかけて研究しなければならないことを理解してください。

 

 

 

《良いスイングフォームを作る》ことの必要性と、その正しい方法 の続きを解説します。

 

今回は、

《当面は、アバウトなスイングフォームの研究に抑えておく》 の解説です。

 

ベン・ホーガンも、レッドベターも、《良いスイングフォーム》を作るためだけでも、膨大な情報を提供してくれています。

 

そして、この膨大なアドバイスは、

《動かないで、静止した状態でチェックできるスイング要素》と、

《動きの中でしかチェックできないスイング要素》の2系統に分類できます。

 

《動かなくてもチェックできる》スイング要素は

(グリップの形)(ポスチャー)(テークバックの9時の位置)(トップオブスイングの形)(ダウンスイングの9時の位置)(インパクトの形)(振り抜きの形)(フィニッシュの姿勢)などがあげられ、

 

《動きの中でチェックしなければならない》スイング要素は

《インパクトゾーンで、左手の甲を外転させる》《右手が、左手を牛耳ってしまってはいけない》《腰は、8の字を描くように動かす》《スイング前半は右軸を使い、後半は左軸を使う》《インパクト直前まで、フェースは右を向いているようにする》などがあげられます。

 

《世界で戦えるスイング》を作るためには、これらの沢山のスイング要素を、スイングという一瞬の動きの中で、気軽に実行できるようにならなければなりません。

 

にもかかわらず、この作業を、冷静に考えてみたら、

ほとんどの皆さんが、

《人間の能力を超えた、不可能な作業》

だと気付けるはずです。

 

したがって、《良いスイングフォームの研究》をスムーズに進めるためには、正攻法に、真正面から取り組むのではなく、下記のような段階を踏んで取り組むようにしなければならないのです。

 

最初のステップでは、

《静止した状態でチェックする》

 

次のステップでは、

《ボールを飛ばさないで、スイングという一瞬の動きの中で実行する》

 

最終的に、

《実際にボールを飛ばす行為の中で実行する》

 

3段階に分けて研究することが大切なのです。

 

ここを理解しないで、全部をごちゃまぜにして練習したり、アドバイスを受けたりするから、日本の(スイングフォーム)は進化しないのです。

 

最初のステップの、《静止した状態で、フォーム作りのスイング要素をチェックする》ことは、基本知識さえ理解していれば、誰でも簡単に出来るはずです。

 

ところが、第2ステップの、

《スイングするという一瞬の動きの中で実行する》となると、難しさが別次元のレベルになってしまいます。

 

スイングという一瞬の動きの中で

『両レジェンドの、多くのスイング要素を、考えながら、正しく実践できる』と思ったり、考えている方は、上達を諦めた方が良いかもしれません。

 

前述したように、

スイングという一瞬の動きの中で、沢山の(スイング要素)を、考えながら、正しく実行することは、不可能な行為

なのです。

 

《良いフォームを作るための膨大なスイング要素を、一瞬のスイングの動作の中で、チェック、コントロールする》ためには、

《思考ではなく、感覚でチェック》

出来るようにならなければならないのです。

 

『こんな感じでどうだろう』

という(曖昧なチェック)(曖昧なコントロール)で止めておくことが重要なのです。

 

(スイングという一瞬の動き)の中で、

完璧を求めたり、

必要以上に精度を高めよう

としてしまったら先に進めなくなってしまうことを理解してください。

 

最後のステップの、

《実際にボールを飛ばす行為の中で実行する》 を解説します。

 

このステップを研究するためには、(スイングという一瞬の動作)の中でも、

《ひとつのスイング要素だけであれば、考えながら、意識しながら、実行することが可能》であることを理解しておくことが重要になります。

 

そこを有効活用するために、ステップ2の段階までは、感覚でチェックすることが必要なのだと考えて良いのです。

 

(実際にボールを飛ばす)最後のステップに入ったら、これまでとは逆に、

《ひとつの重要なスイング要素に徹底的にこだわってスイングする》ことが要求されます。

 

それが、一回目にに解説した、

《左に飛ばすように、インパクトゾーンを作ることでボールを飛ばす》という概念なのです。

 

ここではまだ簡単にしか解説しませんが、

この概念を実行できるように頑張るだけで、《動かしながらチェックするスイング要素》の大半が勝手に実行できるようになるのです。

 

《叩かないでインパクトゾーンを作るだけにするから、右手の力を抑え、左手でコントロールできるようになり、グリッププレッシャーも弱くできるようになるのです》

 

《左に飛ばそうとするから、左腕、左手の甲が外転して、勝手にアバウトなアームローテーションが生まれてくれるのです》

 

《左手でクラブをコントロールできるようになると、ほぼ毎回、インパクト直前までフェースが開いた状態にキープでき、ほとんど引っかけが出なくなってくれます》

 

《左に飛ばそうとすると、インパクト直前から、フォローにかけて、体重が左にかかるようになり、腰が8の字を描くような動きになり、なんとなく左軸が使えるようになってくれます》

 

《ボールを叩かないので、全てが滑らかに動いてくれ、フィニッシュが綺麗に決まるようになってくれるのです》

 

《実際にボールを飛ばす作業》になっても、

スイングフォームは、感覚でチェックし、

《左に飛ばすようにインパクトゾーンを作る》という単純な行為を実行できるように頑張れば、

《両レジェンドのフォーム作りに関する難しいアドバイス》の大半を《お気楽に実践できる》ようになってくれるのです。

 

次回は、《良いフォーム作りのポイント》について解説します。

 

 

今回は、前回全く触れていなかった、

《スイングフォーム》

について解説したいと思います。

 

私が知っている限り、史上最高のスイングフォームは、

《怪我をする前のタイガーウッズプロのスイングフォーム》

と断言できます。

 

《全てのスイングパーツを滑らかに連結させ、ダイナミックに、身体全体を動かし切る》

彼のスイングフォームは最高の手本と言えます。

 

《良いスイングフォームを作る》

ことの必要性と、その正しい方法を解説します。

 

ここでは、《良いスイングフォーム作り》を、迷わずに、効率良く、理解・実践出来るように、下記の内容に絞り込んで解説することにします。

 

《良いフォーム作りを、メインテーマにしてはいけない》

《スイングフォーム作り最大の阻害要因》

《当面は、アバウトなスイングフォームの研究に抑えておく》

《スイングフォーム作りのポイント》

 

最初に、

《良いフォーム作りを、メインテーマにしてはいけない》を解説します。

 

日本のゴルフレッスンでは、

《良いスイングフォームを作ることの必要性》

が、正しく理解されていないと言い切っても良さそうです。

 

日本のゴルフレッスンの流れを観察していると、

『良いスイングフォームを作れれば、それだけでミスが少なくなり、良いショットが生まれてくれる』

みたいな内容になっており、

 

(他の重要なスイング要素を無視し、良いスイングフォームを作るためだけのレッスン内容になっている)ように感じられます。

 

この勉強不足で、底の浅い(日本のレッスン方法)が、

《世界で戦えるプロゴルファーが生まれない》

大きな原因になっていると言えそうです。

 

前回解説したように、《世界で戦えるスイングを作る》ためには、

《スイング作りの目的》

《絶対外してはならないスイング要素》

をシンプルに整理・理解することを優先しなければなりません。

 

しかし、この不可欠のスイング要素を正しく理解出来たとしても、それは、あくまでも理論、アイデアのレベルであって、それだけでは、

《スイングという身体の動作》

には結びつきません。

 

この(肝心要のスイング要素)に、

《動きを与え、それをスムーズに連結させる仕組み》が必要になります。 

 

この《動かす仕組みの役割》を担ってくれるのが、

(良いスイングフォーム作りの研究)

ということになるのです。

 

《良いスイングフォームを作る研究》は、メインテーマではなく、

《最も重要な、いくつかのスイング要素》

動かし、スムーズに連結させるための、

《応援ツールの研究》

という位置づけで取り組むことが重要なのです。

 

このように位置づけしないと、

(良いスイングフォーム)を作る研究だけに労力と時間を取られてしまい、

《世界で戦えるスイングの全貌》

に気づけないまま時間を浪費することになってしまいます。

 

 

続いて、

《良いスイングフォーム作り、最大の阻害要因》を解説します。

 

タイガーウッズプロのスイングを観察すると、

《重要なスイング要素が、流れるような体の動きの中に見事に連結され、フィニッシュまで淀みなく、ダイナミックに動き切っている》のが分かります。

 

ところが、日本のプロの皆さんのスイングを、タイガーウッズプロのスイングと比較してみると、《大きな違い》に気づいてしまいます。

 

《身体の動きが、スムーズに見えない》

《スイングの流れがインパクトで途切れてしまう》

《身体の動きが、小さくなており、更には、フィニッシュまで動かし切れていない》

《インパクト前に、上体が開いてしまう》

《身体のエネルギーを活用できず、腕とグリップのさばきだけで飛ばしている》

《上体と、グリップに力みを感じてしまう》

などなど、多くの違いを感じてしまいます。

 

この最大の阻害要因は、

 

前回解説した、

《インパクトゾーンを作ってボールを飛ばす》

《インサイドに振り抜くことが重要》

というアドバイスを無視して、

 

《ボールを叩こうとしている》

《フェースをボールに、真っ直ぐ当て、真っ直ぐ動かしている》

ことにあると断言できます。

 

《ボールを強く叩こう)とするから、

《右サイド、右手中心のスイングになってしまう》

《叩く動きが入ることで、インパクトで、一瞬身体の動きが止まってしまう》

《上体、グリップに力が入ってしまう》

《きれいに叩こうとすると、身体を動かすことよりも、腕とグリップの力を頼ろうとしてしまう》

ようになってしまうのは当然の結果と言えます。

 

(フェースをボールに真っ直ぐ当て、真っ直ぐ動かそう)としたら、

《身体が回転しようとしているのに、腕とグリップとクラブは真っ直ぐ動かすことになり》

《身体の動きと、腕・グリップの動きがケンカしてしまう》ことになり、スイングバランスが崩れてしまうのは当然の結果と言えます。

 

レジェンドお二人の提唱する(滑らかでバランスの取れたスイングフォーム)(タイガーウッズプロのようなスイング)に近づけない一番の原因が、スイング中に、

《ボールを叩く動きが入る》

ためだということを理解できなければ未来は開かれません。

 

後で詳しく解説することになりますが、両レジェンドの提唱しているスイングは、

《インパクトゾーンを作り、その中にボールが有れば、勝手にそこそこに飛んでくれるスイング》だということを理解しておくことが重要なのです。

 

別な書き方をすると、

『ボールを叩いている限り、タイガーウッズプロの素晴らしいスイングフォームに近づくことは不可能』と言い切ることが出来るのです。

 

今回の解説はここまでにします。

《当面は、アバウトなスイングフォームの研究に抑えておく》

《スイングフォーム作りのポイント》

は次回解説させていただきます。

 

 

最速で、《世界で戦えるスイング》を作る

ためのアドバイスを開始したいと思います。

 

《世界で戦えるスイング》の研究・実践は、

ベンホーガンの(モダンゴルフ)と、

レッドベターの(アスレチックスイング)

両スイング理論の

《良いとこ取りスイング研究》

を極めることが最も有効であると断言できます。

 

何故そこまで断言できるかというと、

史上最高のスイングで戦っていた、怪我をする前のタイガーウッズプロのスイングの中に、

《両レジェンドのスイング要素の大半が、スムーズに連結されている》

ことが分かるからです。

 

私が、25年の歳月をかけて、やっとたどり着けた,

《世界で戦えるスイング》

このスイングを、効率よく身に付けるためのアドバイスを開始します。

 

残念ながら、アベレージゴルファーの皆さんが、この両レジェンドのスイング理論を、

(いきなり事細かく学習する)

ことは、情報過多になってしまい、迷いが迷いを呼んでしまい、堂々巡りを繰り返すことになってしまいます。

 

また、

ツアープロと言えども、両レジェンドのスイング理論を、

(部分的に参考にする)

ことは出来るかもしれませんが、

気楽に試合で結果を出せるレベル

までは到達できないはずです。

 

(すでに間違って身に付けているスイング要素)阻害要因になってしまい、

《スイング全体の連結作業》

がスムーズに出来なくなってしまうからです。

 

この、両レジェンドのスイング理論を、効率よく、スムーズに実践できるようになるためには、まずは、

《スイング研究の目的》

をシンプルに整理し、しっかり理解しておくことが重要です。

 

プロも含めたほとんどの日本のゴルファーの皆さんが、《スイング研究の目的》を明確にしないで、やみくもに頑張ってしまうことから、研究効率を落とし、簡単に壁にぶつかってしまっているようです。

 

《スイング研究の目的》を解説します。

 

一つ目は、

《ゴルフクラブには、右方向に飛んでしまう欠点がある》ことを理解し、

 

《どうやったら、その欠点をカバーして、狙った方向に簡単に飛ばすことが可能になるかを正しく研究する》

ことを目的にしなければなりません。

 

二つ目は、

《プレッシャーの中で、クラブフェースでボールを正しく叩くことは、不可能な作業である》

ことをしっかり認識・理解し、

《叩かないで、もっと安全にボールを飛ばせる方法を研究する》

ことが目的になっていなければなりません。

 

両レジェンドのスイング理論を極めることが出来れば、お二人の貴重なアドバイスが、二つの《スイング研究の目的》を 

気軽に、確実に実践できる

ようにアドバイスしてくれていることが分かるのです。

 

この二つの(スイング研究の目的)をしっかり理解し、そのことを常に意識して頑張れば、

《多くの重要なスイング要素の持っている、意味や価値が理解しやすくなり》

《世界で戦えるスイング作り》を効率良く進めることが出来るようになるのです。

 

《スイング研究の目的》が、納得、理解出来たら、次に取り組まなければならないことは、両レジェンドが解説している《膨大なスイング要素》の中から、

 

絶対外してはならない

《核心となるスイング要素》

を、最小限に整理して、その意味と、価値を理解することが重要になります。

 

《核心となるスイング要素》

が、しっかり整理・理解できていれば、初めて、

(両レジェンドの膨大な情報量)をうまくコントロールすることが可能になってくれます。

 

ここでは、詳しい解説は後日に回し、5項目に絞り込んで、簡単に解説させてもらいます。

 

《左手の甲でボールを捕まえるようにする》ことが絶対条件となります。

 

ベンホーガンが解説しているように、

『ミスを多発させてしまう最大の原因は、右手でボールを叩くことです』

『左手の甲でボールを捕まえるようにすることが重要』

というアドバイスは、絶対不可欠のスイング要素です。

 

この《重要なスイング要素》を無視してしまったら、《世界で戦えるスイング》は理解不能になってしまいます。

 

《左に飛ばすようにスイングする》

ことが大切である。

 

ゴルフクラブは、真っ直ぐ飛ばそうとしても、右に飛んでしまう欠点があることを理解できていれば、

《その曲がる角度の分、左に飛ばすようにスイングすれば解決する》というアイデアが生まれます。

 

《インサイドに振り抜く》ことで、多くのスイング要素が、簡単に実行できるようになってくれるのです。

 

(インサイドアウト)や、(インサイドストレート)軌道にスイングすることの間違いを理解できなければ先に進めなくなってしまいます。

 

《ゴルフスイングは、ボールを叩く作業ではなく、正しいインパクトゾーンを作る作業である》

 

ボールを叩いている限り、(インパクトが点)になってしまい、少しの狂いで、ミスショットになってしまいます。

 

叩こうとするから、《右手・右サイドを優先》させてしまい、手打ちになり、身体のエネルギーを使えなくしてしまいます。

 

ゴルフスイングは、《インパクトゾーンを作る作業》であることを理解し、徹底的にそこに拘って研究しなければ、《世界で戦えるスイング》に近づくことは出来ません。

 

《両手のグリッププレッシャーを可能な限りユルユルにする》

 

レジェンドサムスニードがアドバイスしてくれているように、

『グリッププレッシャーを、生きた小鳥を優しく包み込む程度の力加減にする』ことが重要です。

 

《世界で戦えるスイング》は、最終的に、『多くのスイング要素を、オートマチックに実行できるようにする』ことが重要なテーマになります。

グリッププレッシャーを弱くキープできるようになると、この作業が実践し易くなってくれるのです。

 

《インパクト直前まで、フェースが右を向いたままにする》

 

レッドベターが、

『インパクト直前まで、クラブフェースが右を向いたままにキープし、インパクトで真っ直ぐになり、その後閉じるように動かすことが重要』と解説しています。

 

このアドバイスは、

『クラブの開いて当たってしまう短所を、逆に活用できるようにすることが重要である』

と解釈することが出来ます。

 

これが出来るようになると、

《ミスショットが、右に飛んだり、右に曲がることがあっても、左に引っかけることはあり得ない》

ことが理解できるはずです。

 

羅列した、5項目の《スイングの核心》の重要性が少しでも理解でるのであれば、見通しは明るいかもしれません。

 

今回、解説した、

《ゴルフスイングの目的》

《絶対外してはならない、スイング要素の核心》

この内容をしっかり理解できれば、

ベンホーガン、レッドベターの両レジェンドの膨大なアドバイスを、

 

『どのスイング要素を優先したら良いのか?』

『精度を、どこまで追求するべきなのか?』

『最優先のスイング要素なのか?後回しにしても良いことなのか?』

『前後のスイング要素と、どのように連結させれば良いのか?』

『そのスイング要素の研究にどれだけ時間を割いたら良いのか?』

 

などがチェックし易くなり、

《膨大な情報量の、大津波》

に飲み込まれないで、効率よく理解を促進できるようになってくれます。

 

次回から、もう少し具体的なアドバイスに入ります。

 

 

 

《世界で戦えるスイングの骨組み》

を、やっと自分のものに出来たようです。

 

世界で戦えるスイングは、

 

《どんなシチュエーションでも、どんなに大きなプレッシャーがかかった場面でも、気楽に実行できるスイング》

 

《いついかなる場合でも、ほぼ構えた方向に、ほぼ同じ飛距離だけ、飛んでくれるスイング》

 

《力まないで、柔らかく振っても、負けないくらい飛んでくれるスイング》

 

《肝心な場面で、絶対に左に引っ掛けないスイング》

《ミスショットがが、右にしか曲がらないスイング》

 

になっていなければなりません。

 

既にお気づきになっているかもしれませんが、ここに書いたことが実行できれば、

《浮き沈みなく、コンスタントに、何年も継続して安定した結果を出せるようになる》

ことは容易に想像できるはずです。

 

また、近代ゴルフで、このスイングをいち早く実行できるようになり、その完成度を高めたのが、

タイガーウッズプロであり、

一歩譲って、日本の

松山英樹プロ

などのスイングがこれに当てはまります。

 

そして、このスイングの骨組みで《理論武装》出来れば、

ショートアプローチ、パッティングにも応用できるため、

《ショートゲームも気楽に結果を出せる》ようになります。

 

私は、

25年という膨大な年月を、諦めずに頑張り続け、78歳にして、やっとこの《スイングの骨組み》にたどり着くことが出来たのです。

 

私が、《世界で戦えるスイング》研究に挑戦するきっかけを作ってくれたのは、

ダンロップゴルフスクールのインストラクター研修

に参加できたことでした。

 

クラブ、ボールメーカーダンロップゴルフ初期のリーダーは、

 

『日本のゴルフ業界を発展させるためには、世界で対等に戦える日本人プロゴルファーを、数多く育成することが急務である』

 

その為には、

『これまでの陳腐な(日本人プロのスイングスキル) (スイング理論)では、立ち行かなくなってしまう』

 

『(世界に通じるスイング理論)と、そのインストラクターを輸入して、日本での普及活動に力を入れなければならない』

 

という明確なポリシーも持っていました。

 

そういったダンロップゴルフのポリシーの中で、

(ダンロップゴルフスクール)

の組織が作られ、私も、25年前の2000年に(インストラクター研修)に参加させてもらったのでした。

 

その最初のインストラクター研修で言われたのが、

 

『ダンロップゴルフスクールでは、大金を投じて、レッドベターと契約し、彼のスイング理論をベースにして、彼の監修のもとでレッスンカリキュラムを構築しています』

 

『彼のレッスン書《アスレチックスイング》をしっかり学習してください』

と念押しされ、その日の夜の本屋さんで、出会ったのが、

レッドベターのレッスン書、《アスレチックスイング》だったのです。

 

そして、これが、

《世界で戦えるスイング研究》

の始まりでした。

 

(アスレチックスイング)を読みふけり、毎日1,000球以上の練習を数年繰り返し、それでも理解が促進されず、補うために、

(アスレチックスイング)のベースになっていると言われた、

ベンホーガンの(モダンゴルフ)の学習を同時並行で続けました。

 

これが、私がブログで書き続けた、

《ベンホーガンのモダンゴルフ》

《レッドベターのアスレチックスイング》

両レジェンドのスイング理論の

《良いとこ取りスイング研究》

なのです。

 

そして、

開始して25年以上の歳月と、言えないほどの努力と、苦労をを重ねることで、やっと《その骨組み》を実行できるようになったのです。

 

78年間の自分の人生の中で

《最も感動できる成果》 

と言い切って良さそうです。

 

ここまでたどり着けた今の心境は、

たどり着けた喜びと同時に、『ホッとしている』

というのが偽らざる気持ちです。

 

『お世話になったダンロップに、少しでも恩返しが出来そう』

 

『ストイックな私のスイング研究で、迷惑をおかけし続けた、周囲の皆さんに少しは報いることが出来るかもしれない』

 

『日本のゴルフ界に少しは貢献できるかもしれない』

 

『ボケる前に、なんとかたどり着くことが出来たようだ』

 

感動よりも、《責任感》 《義務感》 を果たすことが出来た《安堵感》 の方が強いようです。

 

 

 

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

昨年の2月に掲載して以来の投稿です。

 

昨年の2月あたりまでは、自分のスイングに、ある程度の自信を持って練習できていたのですが、またしても、

岩手のゴルフ場が長い冬から解放され、新シーズンが始まりかかったあたりから、自分のスイングに自信を持てなくなってしまいました。

 

目指していたスイングは、

《ベン・ホーガン、レッドベター理論の良いとこ取りスイング》 です。

 

両レジェンドのスイング理論は、

必要な(スイング要素)を、事細かく分類、分析されており、

『それをどのように実行したら良いのか?』丁寧にアドバイスしてくれています。

 

その核心を理解できるまでは、

(超難解なスイング理論)なのですが、

その全体像が理解できれば、どんなシチュエーションでも、

(お気楽にスイングが出来)

(気軽にナイスショットが生まれる)

ように導いてくれるレッスン書です。

 

2月後半までは、良いショットを気楽に出せていたのですが、新シーズン直前なって、それが出来なくなってしまったのでした。

 

原因は、更に精度を高めるためにと、理論の中にある

(全てのスイング要素)の再点検を開始したことでした。

 

(実行していなかったスイング要素)

(誤解していたスイング要素)

(勘違いしていたスイング要素)

(気に留めていなかったスイング要素)

(チェックが甘かったスイング要素)

などなどをチェックし、それらの修正、あるいは、新たに取り入れる作業を続けました。

 

この作業が、自分が想像していた以上に時間と労力を必要とする作業だったのです。

 

両レジェンドのスイング理論を、

(頭で理解する)ことと、

(理解できたことを、自分が気軽に実践できるようになる)ことは、

(全く別次元のテーマである)ことを思い知らされることになってしまいました。

 

私は、76歳の後期高齢者です。

筋肉が衰え、筋肉も関節も固くなっているので、少しの誤魔化しも許してもらえません。

 

本来、(お気軽に出来るはずのスイング)が、どんどん難しく なってしまいました。

 

そんな状況に陥ってしまい、

『スイングが未完成で、迷いだらけの状態の中で、ブログを書くのが失礼だろう』

 

『もっと、スイング研究に集中するべきだろう』 

そんな気持ちが強くなり、ブログが書けなくなってしまったのでした。

 

この苦闘は、昨年のシーズンオフまで続くことになってしまいました。

 

シーズンオフに入り、生徒さんとのコースレッスンがなくなり、

(結果を気にしないでスイング研究に没頭)出来るようになって、大きな変化が生まれました。

 

『当たらなくても良いから、極端に(左軸)を使ってみよう』

『左足に体重を残したまま、腰と上体をひねりスイングしてみたらどうだろう』

『インパクト直前の、左グリップの位置を、飛球方向に大胆にずらしてみよう』

『バックスイング時の、左腕を動かす角度を変えてみたらどうなるだろう』

『両腕の動きを徹底的に抑えてスイングしてみよう』

『トップ時の(左腕と、右ひじの高さ)を変えて、右ひじを下げ、左腕を上にしたらどうなるだろう』

『トップを大胆に下げてスイングしてみよう』

『トップでの、(レイドオフ)(右ひじの出前持ちの形)に大胆にチャレンジしてみよう』

などなど、これまであまり力をを入れなかった練習に力を入れてみました。

 

ある日、突然、スイッチが入ってくれました。

 

必死になって(多くのスイング要素)を連携させようと頑張っていたのに、まだ詳しく説明が出来ないのですが、いきなり、

(オートマチックに、気楽に、連携できる)ようになり始めたのです。

 

年末から、年明けの練習では、

(お気楽にナイスショットを出せるスイング)がキープできるようになっています。

 

昨年までのスイングと全く違うスイング形態)になっていることが分かります。

 

私の(ベン・ホーガン、レッドベターの良いとこ取りスイング研究)は、どうやら、

(タイガーウッズのスイングに近づく)ための研究だったようです。

 

 

 

 

ここ1~2年の、松山英樹プロのスイングを観察していて、

(フィニッシュでのスイングの崩れ)

(上体が勝ち過ぎたスイングバランス)

が多くなっていることが気になっていました。

 

何故そうなっているのか、疑問に感じていたのですが、松山プロのインタビュー番組をテレビで視聴して、私なりに理解することができました。

 

彼は、インタビューの中で、

『良いドローボールを出せるように頑張っています』と話していました。

 

それで納得することが出来たのですが、このチャレンジは、

(大きな危険が伴う)

ことを理解できていないような気がしてなりません。

 

現代のゴルフクラブ、特にドライバーは、

(慣性モーメントが大きくなっている)

ために、

(曲がりが少なくなる)ように作られています。

 

(正しいスイングの骨組み)になっていれば、

 

ゴルフクラブには、

(開いて当たってしまう)という欠点

があるのですから、ミスショットの大半は、

(目標よりも右方向に飛んでしまう)

ようになります。

 

テレビなどで観戦していると、継続して、世界で活躍している一流プロの場合、ミスショットの大半が、

(右方向に飛んでいる)

ことに気づけるはずです。

 

このことが理解できていれば、

正しいスイングの骨組みのゴルファーが、慣性モーメントが強い、現代のゴルフクラブを使用してスイングすれば、

(フェードボールは簡単に飛ばせる)

ようになるのですが、

 

クラブの(開いて当たってしまう)という特性逆らって、

ドローボールを飛ばすことは、

(超難しい作業)ということに気づけるはずです。

 

では、最新のクラブをを使用してドローボールを飛ばせるようになるためにはどうすれば良いのでしょうか。

 

ドローボールを飛ばすためには、

ご自分の意に反して、

(左に飛んでしまったショット)(チーピンショット)が出てしまった原因を理解することが早道です。

 

あるいは、

日本のトーナメントで優勝争いをしている、最終日のバックナイン、特に上がり3ホールで、多くのプロの皆さんが、意に反して

(フック系のボールになったり)

(左に引っ掛けるスイング)

をしてしまうことを分析すれば理解が促進されます。

 

この原因の大半は、

(ボールを強く叩いた時)

(フェースを、丁寧にボールに当てようとした時)に生まれていることが分かるはずです。

 

現代のゴルフクラブで、ドローボールを飛ばすためには、

これまでこのブログで解説してきた、(正しいスイングの骨組み)忘れて、やってはいけない、

(右手を使って、ボールを叩く)動作を入れて、

(無理やりフェースを閉じる)ようにしないとダメなのです。

 

右手を使って(叩く)のですから、

(微妙なコントロール)は諦めなければならないのです。

 

私が拝見している限りでは、松山英樹プロは、

(正しいスイングの骨組み)をキープしたまま、ドローボールを作ろうとしているように見えます。

 

ドローボールも、得意のフェードボールと同じように、

『正確にコントロールしよう』

としているように見えます。

 

出来ないことをやろうとしているから、

(スイングバランスを崩してしまうスイング)

(下半身の動きより、上体が勝ってしまうスイング)になってしまっているような気がするのです。

 

そして、この無理なチャレンジが、

普通のスイングにも(悪影響を生み出している)

ように見えるのです。

 

更には、このように、

(無理をしなければならないスイング)を長時間練習することが、

(首)や(手首)に負担をかけてしまい、

故障の原因になっているような気がしてならないのです。

 

 

 

私のスイング研究のテーマ、

ベンホーガン(モダン・ゴルフ)

レッドベター(アスレチックスイング)

両レジェンドのスイング理論の、

(良いとこ取りのスイング)研究

 

昨年末に、やっと、

(最後のまとめ作業)

に入ることが出来ました。

 

私が、レッドベターと、その理論の存在を知ったのは、

2000年に、ゴルフインストラクターを目指し、ダンロップのインストラクター研修を受講した際、

 

『ダンロップのスイング理論は、

大金を投じて輸入した、レッドベターのスイング理論がベースになっており、彼の著書(アスレチックスイング)を学習すれば、理論の理解が促進される』

と聞かされた時でした。

 

その日の夜、本屋に行き(アスレチックスイング)を購入し研究を開始しました。

 

最初は、全くチンプンカンプンだったのですが、

理論を猛勉強し、実践のための猛練習を我慢強く続けました。

 

レッドベター理論単独の研究では理解できず、過去に挫折してしまった、

ベン・ホーガンの(モダン・ゴルフ)

を同時に研究することで理解を深めることが出来、

 

努力が少しづつ実り、知識としては理解できたのでしたが、

実行する段階になると、

過去の知識や、思い込み、更には、過去に身に付けた(間違った癖)などが邪魔をして苦戦が続きました。

 

2015年前後から、

ある程度納得が出来るスイング

を実践できるようになったのですが、

 

練習中に生まれる、

ビックリするくらい(飛距離が出るナイスショット)に魅せられてしまい、

『老いても、まだ、飛距離を伸ばせそうだ』

『老いても飛距離を伸ばせるようになった時、(スインの完成)と言い切ることが出来る』

という思いが強くなり、再びチャレンジを開始し、

また、苦悩の時間が続く

ことになってしまいました。

 

やっと、昨年の12月、

レッドベターの理論に出会ってから22年目にして、

(スイングの完成イメージ)

にたどり着くことが出来たのでした。

 

そして、ここまで到達して、

『ゴルフスイングを難しくしている(最大の原因)は、

(飛距離を出したい願望)

が強くなってしまうからかもしれない』

ということを再確認出来ました。

 

ゴルフスイングの上達の効率を上げたかったら、

(方向性を安定させる練習)と、

(負けずに飛距離を出す練習)

この(二つの願望)を、同時に実践できるように頑張ってはいけないことに気付いたのです。

 

分かり易いように解説します。

 

飛距離を出すことを無視できれば、

 

ゴルフスイングは、

『ボールを強く叩く必要がない』こと、

『クラブフェースが、ボールの近辺を通過する)だけで、勝手にそこそこ飛んでくれる』ことが理解できるようになります。

 

『とりあえず今は、飛ばなくても良い』という気持ちを強く持っていれば、

(力みが少ない、ゆっくり、柔らかいスイング)が可能になります。

 

このことが理解出来ていれば、

 

ベン・ホーガンが力説してくれている、

『左手の甲でボールをとらえるようにするべきである』

『右手を使い過ぎて、右手が左手を牛耳ってしまうことが、多くのミスショットの原因である』

というアドバイスが実践し易くなります。

 

大雑把に、クラブを通過させるだけで飛ばすようにすることで、

レジェンド サムスニードの、

『グリッププレッシャーは、生きた小鳥をやさしく包み込むくらいの力加減がちょうど良い』

という貴重なアドバイスが実行し易くなってくれます。

 

ゆっくり、柔らかくスイングすることを続けることで、

『自分の身体、腕、リスト、グリップ、シャフト、ヘッドなどが、どのように動いているのか』

感じ取れるようになり、

 

レッドベターが(アスレチックスイング)で解説している(アドバイス内容)

『どこが違っているのか』

『何が違っているのか』

チェックし易くなり、改善作業が容易になってくれます。

 

『自分が、どうゆう動きをしているのか』

(自分で感じ取れなければ)

改善できるわけがないのです。


また、

『グリップに力を入れず、真っ直ぐ飛ばそう』と頑張ると、ボールは、ほとんど右方向に飛んでしまうことになり、

 

ゴルフクラブには、

(ボールが、右に飛んでしまう欠点)が存在していることに気づくことができるようになり、

 

正しいスイングは、

左に飛ばすように(インサイドに振り抜く)ようにしなければ真っ直ぐ飛んでくれないことに気づけるようになります。

 

このように、

飛ばすことを我慢して、辛抱強く練習すれば、

基本となる(多くのスイング要素)

が実行し易くなってくれるのです。

 

しかし、

(人に負けないくらい飛距離を出す)ことをメインテーマにしてしまったり、

(方向性を安定させる)ことと、(飛距離を増やすこと)を、同時に実行できるようになることを目指してしまうと、

 

ほとんどのゴルファーの皆さんが、

『元気よく、強烈にボールを叩いた方が良い』と考えてしまったり、

 

ビックリするぐらいスイングが速くなったり、

心配してしまうほど(力が入ったスイング)になってしまいます。

 

更には、

インパクトだけに意識を集中させてしまい、

(他のスイング要素)を無視してしまうことで、

自分で気づかないうちに、

(多くの無駄な動き)(間違った動き)

がスイングの中に入り込んでしまいます。

 

たったこれだけのことを整理できただけでも、『飛距離を出したい』という願望が強くなってしまうと、

(オーソドックスなスイング理論)

から、どんどん遠ざかってしまうことが理解できるのではないでしょうか。

 

『飛ばしたい』という気持ちが強くなってしまえば、ほとんどのゴルファーの皆さんが、

冷静な(気持ち)(考え方)

を失ってしまうようです。

 

上達を急ぎたかったら、

前述のアドバイスを守りながら、

(方向性を安定させる)

練習を優先させて続けることが得策なのです。

 

(飛距離を伸ばす)ことを無視して、(方向性を安定させるだけ)の練習であれば、

 

お気楽にチャレンジできるようになります。

無理しないで挑戦することが出来ます

気楽に、色んな(スイング要素)にチャレンジできるようになります。

 

(多くのスイング要素)が、容易に実行できるようになり、自ずと(飛距離アップ)が伴ってくれるようになります。

 

 

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

 

昨年の、日本男子ツアーは、

多くの(期待できる若手プロ)が頭角を現し、トーナメントの中で存在感を示してくれました。

 

低迷が続いていた男子ゴルフツアーに、

大きな変革

世代交代の第一歩

を創り出してくれそうな期待が湧いてきます。

 

過去10年以上、日本の男子ツアーの未来に、(大きな不安)を感じ続けてきたのですが、

やっと、(大きな希望を持たせてもらいながら新年を迎えることが出来ました。

 

思いつくままに列挙すると、

河本力プロ、中島啓太プロ、蝉川泰果プロ、桂川有人プロ 、岩崎亜久竜プロ、清水大成プロ、久常涼プロ

沢山の若手プロに、強烈なインパクトを与えてもらいました。

 

スイングのスケールが大きいだけではなく、

先輩プロの皆さんとは、(明らか違うスイングの骨組み)になっており、

 

(日本式スイング理論)に毒されていない、

 

『時代遅れのスイング理論が蔓延している日本の中で、何が幸いして、このスイングを作ることが出来たのだろう』不思議になってしまう。

 

そんなスイングの持ち主の皆さんです。

 

若くて、経験が乏しい皆さんなので、テレビでプレー振りを拝見していると『もったいない』と思わず声を発したくなることもしばしばです。

 

まだ、上手く(はまった時)だけしか結果を出せないような気がしますが、彼らが経験を積み重ね、

正しく理論武装出来れば、

遅れている日本のゴルフ界を、

他のスポーツでは実現できている、(世界で対等に戦えるレベル)まで高めてくれそうな予感がします。

 

更には、この期待できそうな若いプロの皆さんの活躍が続いてくれれば、日本のゴルフ界に、

(世界に通じるスイング文化)

を生み出してくれることが期待できそうです。

 

今年も期待しています!

 

この年末年始で、大きないショックを感じてしまった出来事も書いておきます。

 

一つ目は、

テレビで、日本ゴルフツアー機構の青木功会長が、ビートたけしさんとゴルフ対決する番組がありました。

 

老いた青木プロのスイングに興味があったので注意深く視聴させてもらったのですが、私の感想は、

 

『アマチュアの老人よりもひどいスイング』

『アマチュアゴルファーの、足を引っ張っている(日本式スイングの骨組み)の代表見たいなスイング』

という感想になってしまいました。

 

ツアー機構の改善・改革を実現させていかなければならない会長が、こんな

20~30年前に戻ったような

旧態依然としたスイング

を平気でテレビで見せるような行為は断じて許されないような気がしてなりませんでした。

 

二つ目は、

岩手のローカルテレビ局が作成した、岩手出身の、期待される若手プロゴルファーを取り上げた番組を視聴した際に感じたものでした。

 

ジュニアの時から知っており、大学では立派な実績を残してくれ、私も期待していたプロが取り上げられていました。

 

視聴後の感想は、

ジュニア時代も、大学時代も、

『勉強すれば、(日本式スイング)を卒業できそう』という印象だったのですが、

 

(身体を元気よく動かし、右手でボールを叩くスイング)をになっており、

『スイングが、アマチュア時代より後退してしまった』

という評価になってしまいました。

 

『なんで、日本の先輩たちの負の遺産を引き継いでしまうのだろう』

 

『あの(スイングの骨組み)では、今年の活躍は期待できないだろう』

と、諦めの気持ちが大きくなってしまったのでした。

 

両者のスイングを拝見し、

どんなに実績があり、どんなに才能豊かなゴルファーでも、気持ちが緩んでしまうと、

『安易な方向に流され』

『仕方なく妥協してしまう』

そんな人間の弱さを目の当たりにして、悲しくなってしまいました。

 

先述した、大きな期待が持てる若きプロの皆さんも、ゴルフはうまいけれども、私たちと同じ人間なのです。

 

(楽な方向に流れやすい)特性は変わらないはずです。

 

私達先輩ゴルファーには

(道を間違えないように)(世界に通じるように)導いてあげる責任があります。