明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

昨年の2月に掲載して以来の投稿です。

 

昨年の2月あたりまでは、自分のスイングに、ある程度の自信を持って練習できていたのですが、またしても、

岩手のゴルフ場が長い冬から解放され、新シーズンが始まりかかったあたりから、自分のスイングに自信を持てなくなってしまいました。

 

目指していたスイングは、

《ベン・ホーガン、レッドベター理論の良いとこ取りスイング》 です。

 

両レジェンドのスイング理論は、

必要な(スイング要素)を、事細かく分類、分析されており、

『それをどのように実行したら良いのか?』丁寧にアドバイスしてくれています。

 

その核心を理解できるまでは、

(超難解なスイング理論)なのですが、

その全体像が理解できれば、どんなシチュエーションでも、

(お気楽にスイングが出来)

(気軽にナイスショットが生まれる)

ように導いてくれるレッスン書です。

 

2月後半までは、良いショットを気楽に出せていたのですが、新シーズン直前なって、それが出来なくなってしまったのでした。

 

原因は、更に精度を高めるためにと、理論の中にある

(全てのスイング要素)の再点検を開始したことでした。

 

(実行していなかったスイング要素)

(誤解していたスイング要素)

(勘違いしていたスイング要素)

(気に留めていなかったスイング要素)

(チェックが甘かったスイング要素)

などなどをチェックし、それらの修正、あるいは、新たに取り入れる作業を続けました。

 

この作業が、自分が想像していた以上に時間と労力を必要とする作業だったのです。

 

両レジェンドのスイング理論を、

(頭で理解する)ことと、

(理解できたことを、自分が気軽に実践できるようになる)ことは、

(全く別次元のテーマである)ことを思い知らされることになってしまいました。

 

私は、76歳の後期高齢者です。

筋肉が衰え、筋肉も関節も固くなっているので、少しの誤魔化しも許してもらえません。

 

本来、(お気軽に出来るはずのスイング)が、どんどん難しく なってしまいました。

 

そんな状況に陥ってしまい、

『スイングが未完成で、迷いだらけの状態の中で、ブログを書くのが失礼だろう』

 

『もっと、スイング研究に集中するべきだろう』 

そんな気持ちが強くなり、ブログが書けなくなってしまったのでした。

 

この苦闘は、昨年のシーズンオフまで続くことになってしまいました。

 

シーズンオフに入り、生徒さんとのコースレッスンがなくなり、

(結果を気にしないでスイング研究に没頭)出来るようになって、大きな変化が生まれました。

 

『当たらなくても良いから、極端に(左軸)を使ってみよう』

『左足に体重を残したまま、腰と上体をひねりスイングしてみたらどうだろう』

『インパクト直前の、左グリップの位置を、飛球方向に大胆にずらしてみよう』

『バックスイング時の、左腕を動かす角度を変えてみたらどうなるだろう』

『両腕の動きを徹底的に抑えてスイングしてみよう』

『トップ時の(左腕と、右ひじの高さ)を変えて、右ひじを下げ、左腕を上にしたらどうなるだろう』

『トップを大胆に下げてスイングしてみよう』

『トップでの、(レイドオフ)(右ひじの出前持ちの形)に大胆にチャレンジしてみよう』

などなど、これまであまり力をを入れなかった練習に力を入れてみました。

 

ある日、突然、スイッチが入ってくれました。

 

必死になって(多くのスイング要素)を連携させようと頑張っていたのに、まだ詳しく説明が出来ないのですが、いきなり、

(オートマチックに、気楽に、連携できる)ようになり始めたのです。

 

年末から、年明けの練習では、

(お気楽にナイスショットを出せるスイング)がキープできるようになっています。

 

昨年までのスイングと全く違うスイング形態)になっていることが分かります。

 

私の(ベン・ホーガン、レッドベターの良いとこ取りスイング研究)は、どうやら、

(タイガーウッズのスイングに近づく)ための研究だったようです。