令和五年十二月二日


奈良世界遺産きっぷを利用した、飛鳥〜初瀬エリアの西国巡礼の続きです。


壷阪寺の次は、奈良交通バスと近鉄を乗り継いで長谷寺駅へ向かいました。



駅改札口を出ると、すぐ正面に長谷寺の石柱があります。


長谷寺までは徒歩で約20分。
ショートカットの階段を下って、長谷寺の参道方面へ向かいます。


飲食店や土産物屋が立ち並ぶ参道を進みます。


道中に「右 いせみち」と刻まれた古い道標がありました。


番外札所の「法起院」へお参りさせていただきます。


山門へ続く参道には、お大師様の御生誕千二百五十年記念ののぼりが立てられていました。


一礼して、境内へ入らせていただきます。


徳道上人へ手を合わせ、お勤めをさせていただきました。


お地蔵様のまわりには菊がたくさん供えられています。


徳道上人の御廊へもお参りさせていただきましょう。
西国三十三所のお砂踏みも出来ます。


法起院から先は狭い参道に多くの店が立ち並び、参拝者で賑わっています。


長谷寺に着きました。
が、ここから先は足腰を鍛える修行の始まりです。笑


豊山派の総本山なので山門も風格が違います。
15∶30を過ぎていたので、御本尊様の特別拝観の受付は終了していました。


399段の登籠をゆっくりと進みます。
最初は段差も小さいので楽々です。


五重塔方面へと続く石段は菊回廊になっていて、多くの参拝者がスマホを片手に自撮りに夢中でした。笑


中間地点を過ぎたくらいから、少し段差が大きくなりますが、実に歩きやすい参道です。


まずは本堂へお参りさせていただきます。


長谷寺では、堂内での勤行・法楽は禁止されているので、表の舞台でおつとめをさせていただきます。


そしていつもの記念撮影。
さりげなくスマホを置いて動画撮影モードにしておき、いくつかポーズを決めて後からスクショで切り抜けばいっちょあがりです。笑


紅葉の時期は本堂の廊下が赤く染まって見える定番の写真撮影スポットですが、この日は微妙な感じでした。


愛染堂の階段も菊回廊仕様になっていました。


紅葉が美しい参道を進み大師堂へ向かいます。


お大師様へご挨拶。
「南無大師遍照金剛」


大師堂から五重塔へ。


登廊方面へ続く下り道から見える風景もまた良いですね^^


最後に徳道上人へ手を合わせ、本日無事に3カ寺をお参りさせていただいた事をお礼申し上げました。


帰りは菊回廊ルートから下ってみました。


乗り物を利用しながらでも、飛鳥・初瀬の3カ寺をお参りするとなかなかの歩行距離になったので、最後に自分へのご褒美に草餅をいただきます。


焼きたての草餅はやっぱり最高ですね^^


今回は前泊して大阪からスタートしたので、1日がかりで岡寺、壷阪寺、長谷寺の3カ寺をそれぞれ2時間ずつゆっくりとお参りさせていただきましたが、公共交通機関を利用しても、22636歩・約17kmの歩行距離になっていました。


奈良エリアは徒歩巡礼もチャレンジしやすい区間なので、次にお参りする時はぜひ西国古道をゆっくりと歩いてみたいと思います。

今回も良いお参りが出来ました。
無事にお導き下さったお大師様・仏様へ感謝申し上げます。

最後までご覧いただきありがとうございました。