4月の金沢旅、2日目の夕食はフレンチでした✨
 
 
おいしいもの仲間が見つけて予約してくれた「レストラン エンヌ(Restaurant N)」。
 
ミシュランガイド北陸2021特別版で一つ星を獲得したお店です。
 
ミシュラン星付きレストラン…なにげに行くの初めてかもしれない…。
 
専門学校時代に研修で「エノテカ・ピンキオーリ」に行ったことがあるなぁ、くらいあせる
 
 
 

こちらのお店はなんと決まったメニューがなく、昼も夜もおまかせコースのみです。

 

公式サイトにも、”当店にはメニュー表がございません”と書いてあって面白いなぁと👀

 

その日にある旬の食材を使って料理をするため、毎日内容が変わるからメニュー表を作っていない、ということみたいです。

 

ディナーは18:30一斉スタートでした。

 

 

 

当日お品書きが渡されたりもしないので、以下記憶を頼りに書きます!(時間が経ってしまって、だいぶ記憶が曖昧…笑)
 
 
アミューズ。からすみとイカとイカスミパンとか、生ハムとか、モナカにサンドされたリエット?とか。

どれもおいしいし、器がすごい。器というかもはやオブジェ?
 
1皿目からこれだと圧倒されます。
 
 
前菜① メジマグロのたたき、山菜をチャボの卵とビネガー(実質マヨネーズ)で和えたもの、ふきのとうのペースト、山わさびとナッツのソース。

 
前菜② ホタルイカのソテーと山菜フリット。春は山菜が美味しくていいですねぇ。

このホタルイカは生きた状態で客席に見せに来てくれます。鮮度アピール🦑
 
ウニョウニョ動く姿がけっこうグロかった、けど生きたホタルイカなんてお目にかかること滅多にないですからね。
 
 
パンには2種のお塩が乗った発酵バターを付けていただきます。
 
 

 
前菜③ ホワイトアスパラとふぐの白子。

 
お魚料理 あんこうと…あれ?なんだっけ…。

 
お肉料理 能登牛となすのピューレ。

付け合わせの「2年寝かせたじゃがいも」はデンプンが糖化しててほぼさつまいもだった。あまーーい!!
 
 
カニのリゾットに海老のスープをかけるやつ。フランス版お茶漬け的な。

 
 
デザートは「寒熟いちご」と苺ソルベ、メレンゲ菓子やクランブルなどの乗ったプレート。

この「寒熟いちご」は、オーケストラを聴かせて育てた苺なんだとか🍓
 
植物に音楽を聴かせるってやつ、ほんとにやってるところあるんだ。
 
説明聞いたときはちょっと笑っちゃったけど、めちゃくちゃ甘くておいしかったです。笑ってごめんなさい!
 
 
ラストのミニャルディーズ。カヌレ、フィナンシェ、抹茶のテリーヌショコラ。
 
ミニャルディーズと呼ぶサイズじゃないくらい大きい。そして焼き菓子が焼きたてで美味しいラブラブ

 
 
ドリンクは紅茶を選びました。ライチフレーバー。
わたくし、この素敵なコーヒーカップに一目惚れしてしまいましてラブ
 
まるっとしたフォルムに、卵の殻みたいなつるつるの手触り。そして写真じゃうまく伝わらないけど、素材に透明感があるのです。
 
お店の方に聞くと「九谷焼の作家、森岡希世子さんに特別に頼んで作ってもらったものです」と教えてくれました。
 
全く同じものは買えないけど(食後のドリンク用に小さめサイズになっているらしい)、個展やオンラインなどで販売されてるかも…とのことで、その場で即リサーチ。
 
その時は在庫がなかったんですが、定期的にチェックしていたらちょうど昨日!販売しているオンラインショップを見つけて注文しましたよー✨
 
こういう新たな出会いがあるから、旅行って良いなぁ!
 
 
そうそう、ドリンクメニューはノンアルコールも豊富でした。ありがたし。
 
テドール ボトルドティーの「つゆひかり烏龍茶」をオーダー。
うーん、これはわりと普通だったな。
 
最近、水色がグリーンの烏龍茶を飲みすぎているせいで、茶色いザ・烏龍茶みたいのを久々に飲みました。

 
 
 
実はこの日の夜中に体調を崩してしまい…そのせいで食事内容の記憶がおぼろげだったりするのですが。
 
どのお料理も素晴らしく、そして器にもこだわっているのが良い刺激になりました。
 
 
 
「コース料理で1万を超えると、料理とは別の部分にこだわり出す」みたいなことを、一緒に行ったおいしいもの仲間が言っていてなるほどな、と。
 
(逆に料理が美味しければいい!ってときは予算1万で良いということ…)
 
 
 
 
◆Restaurant N(レストラン エンヌ)◆
 
住所:石川県金沢市本町2-1-2 1階
TEL:076-213-8118
営業時間:ランチ 12:30(金土日のみ)、ディナー 18:30
定休日:毎週水曜・月1回不定休
 
 
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