リーグ戦は予想通り東海の1強で、それ以下は大差はなかったように思います。
流経は春季で同組だったので実力は把握してましたが日大はノーマークでした。
春季の明治戦は差があり過ぎて参考にならず、私にはこの躍進は想定外でした。
東海と大東が僅差で負けた日大と流経が大学選手権に出場することを考えると、
接戦をものにする勝負強さがあれば、大東にも十分チャンスがあったってことです。
拓殖に負けたのは痛かったですが、それより流経戦の負けが大きく影響しました。
以下は上位4チームと昨季の大東の細かいデータを記しています。
順位 | 大学名 | 反則数 | トライ数 | 被トライ数 | FW | BK |
1 | 東海大 | 45 | 63 | 16 | 29 | 34 |
2 | 日本大 | 55 | 39 | 28 | 19 | 20 |
3 | 流経大 | 76 | 42 | 30 | 9 | 33 |
4 | 大東大 | 64 | 28(1PT) | 26 | 9 | 18 |
昨季 | 大東大 | 59 | 57(1PT) | 20 | 32 | 24 |
反則数は関東ラグビー協会の公式試合記録によるものでPKとFKの合計です。
私のスタッツの反則数と違うのはアドバンテージのものもカウントしているためです。
FWとBKの数字はトライ数でそのチームがFW中心なのかBK中心なのかが分かります。
昨季の大東はFWのチームだったのに今季はその主力が抜けBKのチームになりました。
また春季大会と同じく反則数と被トライ数(失点)が相関関係にあることも分かります。
ミスや反則が多いということはディシプリン(規律)が欠如しているということになります。
たったひとつの何気ない反則がPGの3点やトライの5点につながってしまうのです。
今の大東には規律を守ってどれだけ組織で戦うことができるかが課題だと思います。